紙の本
余命半年、あなたは何を考えるだろうか
2009/02/10 17:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:筑波太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寿命は誰にもわからないが、今生の別れは誰人にも訪れる《早い遅いの違いはあるが》。著者は40半ばで余命半年との宣告。もしも、私や家族が余命半年と宣告されたら、残りわずかをいかに生きるべきなのか、たやすく言葉は生まれない。心や体は混乱の淵に追い込まれ、身動きがとれないのではなかろうか。主人公が手記した『最後の授業』とくと拝見。
「今日の次には明日がきて、その先にも新しい日が待っている」。当然のように人生は続いていくと思っていたが、ある日突然終わりの時が来ると知ったら、あなたは何を考えるでしょうか? 「ランディ・パウシュの最後の講義」は私たちに何を訴えているのか、静かに反目してみよう。きっと、様々な様相が思い浮かんでくるのでは。だからこそ大切な人へ、真心のメッセイージはいつでも用意しておきたい。
カーネギーメロン大学の教授である著者は、「人生最後の特別講義」を学生たちの前で緩やかにときには激しく、語りかけた。「夢」を持ちなさい、そして実現しなさい。夢を描く、希望に目かって進む姿こそ人生最大の誇りと、若い学生たちに熱弁をふる姿は、とても余命半年と宣告された教授とは思えないほど、真摯な声は響き渡っていた。まさに、命の底から語りかけているようで、思わず吸い込まれてしまった。夫婦愛、家族愛、そして多くの友情に包まれた彼は、満面の笑顔を浮かべ、人生をいかに「生きる」べきか、力強い情熱で最後の講義を締めくくった。
いつ終焉の時が来るかもしれない。まさに「今が大事な時なのだ」と、感じさせてくれた。特別講義、ありがとう。
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【感想】
涙。。
誰もが訪れる最期の時を前に、自分が一番大切なものは何か?何を実現したいのか?どうすれば実現できるのか?を考えさせる内容。
”子供の頃からやりたかった事をひとつひとつ実現していく過程の中で必ずしもすべてが順調にいくわけではない。その”壁”にぶちあたった時に自分の情熱の度合いが試されている。”
”また、どんな人でも良い一面がある。たとえ嫌いな人でも、長い年月を掛けてそれを見つけて欲しい。”
は心に残るコトバだった。
日本語字幕付のYou Tubeを是非checkしてみてください。
http://jp.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA
下記Amazonより引用
2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグ。この地に本拠を置くカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った。
教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、実は彼にはこのとき、長年親しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞。医師から告げられた命の刻限は――「あと3カ月から半年」。
こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のころからの夢を本当に実現するために』。それは、学生向けに講義をするふりをしながら、まだ幼い3人のわが子に遺すためのメッセージだった。
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ネット上で世界中の人が感動した授業
自らの夢をことごとく実現し
公私ともに充実した日々を送っていた矢先
癌で余命半年と宣告されたカーネギーメロン大学教授
ランディ・パウシュの文字通り
「The Last Lecture」の字幕入りDVDを見終わりました。
無重力を体験する、スタートレックのカーク船長に会う
ディズニーのイマジニアになる
そういった子供の頃の夢を
あらゆる壁を乗り越えて実現する
そして自分の夢をかなえるだけでなく
人の夢の実現を手助けする。
しかも、自分の可能性を最大限に追求し
最大限の人の夢を適える。
そうした信念をもって
日々を楽しむことを糧とし、
好奇心を持って生きる。
そんな生き様を教授として人として
人生最後の授業を見終わったとき
ゾクゾクと鳥肌が立ちました。
これぞ、僕があこがれる生き方
こんな人に夢を与える授業がしたくて
日々邁進しているんだと改めて実感させられました。
可能な限り多くの人にみてもらいたいDVDです。
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ほんっとほんっとおすすめ!!ランク5までしかないけど10ぐらいつけたいくらいです。
『こどものころからの夢を実現するために』
こどもと一緒に将来一緒にDVDをみようと思ってDVD付きを買いました。
もちろん字幕つきなんですが、英語もききとりやすい英語でヒアリング練習にもなります。
ブログではまずこの動画(YOUTUBEでタダでみれます)について紹介しています。
http://oyakoeigo123.seesaa.net/article/101254884.html
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大学教授の著者が余命数か月の宣告を受ける。400人の聴衆と妻の前で行った「最後の授業」とは、専門分野ではなく「子どもの頃の夢をかなえるために」。講座のDVDを見たが、湿っぽさの欠片ももなく、それでいて感動と余韻を残す。常に「FUN」を忘れないという著者の闘病記ではなく、「よりよく生きるために」指南書。
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若くしてこの世を去ることとなった著者が頭のフェイントを使って全ての人と自分の最愛の子供たちに人生を後悔なく精一杯生きるコツ、夢を実現させる方法を体験を元に述べています。頭のフェイントとは意識せずにそれを学べていることです。
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ぼくは、すべての瞬間を楽しんでいます。今のこの状況でさえ。それしかできないですから。
という意味の言葉を 彼が言ったその瞬間のその表情と心が伝わってきます。
その続編がこの本です。生きることがとても愛おしく、そして、どんな苦しくてもいかに幸せなことであるかを感じます。(チェシャねこ)
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レンガの壁がそこにあるのは、
それを真剣に望んでいない人たちを止めるためだ。
自分以外の人たちを押しとどめるためにある
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本書の最後に彼が書いているが、彼は将来父親がいないことでさみしい思いをするであろう自分の子供達に語りかけていた。
子供達に伝えたいことは、人生をいかに生きるかということ。
人生における壁について
『レンガの壁がそこにあるのは、理由があるからだ。僕たちを寄せ付けないためではない。この壁は、自分がどんなに真剣に望んでいるかを証明するチャンスを与えているのだ。』(最後の授業−ぼくの命があるうちにp72)
夢とインスピレーション
『僕は科学者だ。インスピレーションは究極の道具になる。人間の限界を押し広げたとき、人間が直面する大きな問題を解決する可能性が見えるだろう』(最後の授業−ぼくの命があるうちにp154)
いかに生きるか
『格好よくあるよりまじめであれ』、『古い服が破れたら、新しい服を買いなさい。僕は両親にそう教わった。』(最後の授業−ぼくの命があるうちにp155-156)
『チームワークの大切さを知る』(最後の授業−ぼくの命があるうちにp163) 一人の力には限界がある。グループで活動することの長所を学ばなければならない。
『「最初のペンギン」になる』 新しいことに挑戦する勇気を常に持つこと。そして、失敗は歓迎できるだけでなく、必要不可欠なものである。経験とは、求めていたものを手に入れられなかったときに、手に入るものだ。(最後の授業−ぼくの命があるうちにp172)
『ひたむきに取り組む』 僕は最高の近道は長くかかることを知っている。一生懸命にやること、それだけだ。(最後の授業−ぼくの命があるうちにp182)
ランディ・パウシュは講義の中で自分は幸せ者だと何度も言っていた。
これまで出会った多くの人達への感謝の言葉であると同時に子供の時の夢を大切に、一生懸命に生きてきたからこそ言える言葉だと感じた。研究者として教育者として、将来の新たな夢をもらった一冊。
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マジ良い本。
目の前に困難という壁が現れるのは、それを本気で越えようとするかを試すためだ。
みたいな言葉が何度も出てくるが、実にその通りだと思う。
一生懸命生きたいですわ。
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YOUTUBEで話題になっていて、自分自身もYOUTUBEで最後の授業を受講した。自分の英語力を試すつもりで、少し感動。本でじっくり読んでみたくなり買ってしまった。感動の再確認。たぶん皆感じている思うが、これは残された子供達への伝えたかった事であり、オーディエンスは聞かされている聴衆ではなく、後に聞くであろう自分の子供達だ。
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超前向きにレンガの壁を越えていったランディ・パウシュ教授の生き方に感銘を受けました。しかも、最後の最後まで前向きに。
DVDで最後の講義を観たとき、笑顔で講義をするパウシュ教授を見て、この人が死ぬ理由が分からなかった。全世界の貴重な財産が1つ無くなろうとしていることに少し腹立たしかった。1つどころではない。もしパウシュ教授が生きていれば、どれだけの人が生きる力をもらい、世の中を変えて行くか、少し考えただけでも大損害なのは間違いない。かつてディズニーが幼きパウシュ少年のお土産を取り替えてあげたように、神はパウシュ教授を残してくれないだろうか。
私は教育者でないし、それにまだまだ若く、経験していない事も多い。何より、パウシュ教授のような大きな夢を持ってない。夢を持っている事は素晴らしいと思う。夢があれば実現に向けて頑張れる。夢がなければどうする?頑張れない?まずは身近なところからコツコツ基礎を積み上げるしかない。将来、何かやりたいと思える大きな夢のために。そう思い、僕はやりたい事を常に考えるようにしていて、それを少しずつ実現していく事を今の生き甲斐にしている。このやりたい事が今の私の小さな夢だ。歳を取り、最後には自分がやってきた事を残し、少しでも多くの人に、努力すれば何でもできる、できなくても何かは残る、夢は逃げないし変えられる、そして夢を叶えると面白い、ということを感じてもらえたら幸せだと思う。不謹慎かもしれないが、そういう点でパウシュ教授が羨ましくも思う。
この本を読んで、DVDを観て、パウシュ教授の生き方を少しでもマネできたらと思う。私も夢を語り、夢を実現し、そして皆の夢を手伝える人になりたい。そして、何より全力で人生を楽しみたい。最後の最後まで前向きに。
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今現在父親である人、これから父親になる人、全てに読んでもらいたい本です。
その理由は全てこの本に書かれています。
ある日余命が宣言された時、あなたはその残りの時間をを何に使いますか?
残された時間で子供達に自分の思いを全て託すためにランディというひとりの
父親が、すばらしく、とても響きのあるメッセージを残してくれています。
この本に書かれている言葉は私達に向けてではなく彼の子供達に向けての
メッセージであるのだが、父親である私はとても共感でき、生きていく上での
一番大切なことを考えさせられた本でした。
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夢を叶える道のりに障害が立ちはだかったとき、僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。
レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。
僕の行く手を阻むためにあるんじゃない。
その壁の向こうにある何かを自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているんだ
http://www.touchingword.net/detail.php?id=893
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まず、Youtubeの動画を見てほしい。そして、この本を手にとって読んでほしい。本当に心温まる本である。人生において何を求め、何に価値を置けばいいのか。そんな疑問にアドバイスをくれる本。彼のような凛々とした笑顔を浮かべたいと誰もが思うはず