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荒野
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少年は荒野をめざす 荒野がめざすものは?
星落秋風五丈原
2011/12/18 16:38:58
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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先に読んだ『少女七竈と七人の可愛そうな大人』のヒロインの名前も相当変わっていましたが、本作のヒロイン、荒野もその名前のインパクトでは負けていません。本作は、娘に荒野なんて名前をつけた作家の父親と「ばあや」と呼ぶには若い女性との共同生活をしていた12歳から16歳に起きた出来事を、荒野の視点から描いたビルドゥングスロマンです。 『少女七竈…』にあったような「この二人の男女の関係は一体どうなっているのだろう?」というミステリー的要素はありません。強いてミステリーに似た部分を探すとするならば、荒野が年齢を重ねるにつれて大人の世界に近づくと共に、「ああ、実はあの人はこんな事を考えていたのか」「この行動…
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その後は貴方のお気に召すまま
空蝉
2008/11/21 09:22:47
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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日記でも何でも、こうして文章に自分の気持ちを一度書き起こして読み返すとき、奇妙な違和感をかんじることはないだろうか?これほど伝えたいことがあるのに、あんなに沢山の気持ちと色々な『私』が混在しているのに、言葉にするとなんとあっけない、たった数えるほどにしかならないのだと、少しがっかりしたような安心するような寂しいような気持ちになる。きっと女という生き物そのものが、そうなのだと本書にて思い知る。幼き小学生から大人一歩手前の高校生へと成長する少女・荒野。そして書くこと以外全てに無関心、陽炎のような、しかしやたらと女にもてる恋愛小説家の父。荒野の同級生・悠也を連れ子に義母となった女・蓉子。少年は荒野・…
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我が家では第一部が人気でした。多分、あの会話を読んだ人はみんなノックアウトでしょう。それはさておき、冒頭に桜庭一樹争奪戦、なんてこと書いて講○社からは、まだ出てない、なんて書いたらナント、書き下ろしで長編がでるそうです。この本と関係ないって?確かに・・・
みーちゃん
2008/10/24 19:46:22
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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桜庭一樹を押えろ!っていうのは今の多くの出版社のトップが出す指令じゃないか、なんて思うんです。ファミ通→角川は分かります。東京創元社も納得。新潮社も肯けます。でも、なぜ講談社じゃなくて文藝春秋?なんて思うんですね、私。無論『私の男』での直木賞受賞あってのというのは理解できますが、でもあの本からまだそれほど時間経ってないし・・・しかもです、装幀が完全にアダルトでしょ。あ、私がここで言う「アダルト」は、「アダルト・ビデオ」から連想される怪しげなものではなくて、ごく普通に大人の読者向け、っていう意味です、はい。まず第一印象が重松清の傑作『疾走』風でしょ。本の作り、カバーの色合い、頁数、紙の手触り、重…
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