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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.7
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/381p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-214601-2
紙の本
オレンジの呪縛 オランダ代表はなぜ勝てないか?
著者 デイヴィッド・ウィナー (著),忠鉢 信一 (監修),西竹 徹 (訳)
90分間の勝負を決めるのは、テクニックや戦術、システムだけに留まらない。なぜオランダだけが、クライフとトータルフットボールを生み出しえたのか−。サッカー観を根底から覆す、...
オレンジの呪縛 オランダ代表はなぜ勝てないか?
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商品説明
90分間の勝負を決めるのは、テクニックや戦術、システムだけに留まらない。なぜオランダだけが、クライフとトータルフットボールを生み出しえたのか−。サッカー観を根底から覆す、ヨーロッパを熱狂させた知的蹴球論。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
デイヴィッド・ウィナー
- 略歴
- 〈デイヴィッド・ウィナー〉1956年イギリス生まれ。ロンドン、アムステルダム、ローマを拠点に、フリーランスのジャーナリストとして『タイムズ』『ガーディアン』などに寄稿している。
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書店員レビュー
オランダサッカーが...
ジュンク堂書店大阪本店さん
オランダサッカーがかくも戦略的なのも60年代アヤックスでリヌス・ミケルス監督の改革と体現者ヨハン・クライフあればこそである。しかしオランダの国家自体成立時にオラニエ公マウリッツら軍事的天才を要し、狭隘で低湿地の国土で発展するため工夫を必要とした。ルネサンス期の海外貿易での世界席巻も、絵画・建築での多くの才能輩出も、コンセルトヘボウ管弦楽団のような音楽面での充実もすべて国家の成り立ちと不可分である。
74、78年W杯で準優勝するもその後代表は低迷するが、有能な監督(ヒディング、ファン・ハール、アドフォカート、ライカールト、勿論クライフも)、絶滅希少種のウィング(ロッベン、オーフェルマウスら)を生み出し、クラブやユースレベルで4-3-3システムを徹底するオランダサッカーには脱帽する。少なくとも高校野球レベルの感傷で自国の代表の活躍(本当に?)に涙し、内容をまともに検証できず進歩の可能性を持てない現状を直視できない某国民には雲の上の夢物語である。
大阪本店 黒書店員 D