紙の本
海洋SFであり、ファーストコンタクトSFでもある
2017/04/29 11:02
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
海やそこに住む生物について扱ったハードSFの側面もありますが、未知の生物との遭遇というファーストコンタクトSFの側面もあります。
内容だけ見れば小難しく感じるかもしれませんが、それを気にならないくらいスピーディーな展開に引き込まれると思います。また、ところどころアクションもあるので、エンタメSFとしても楽しめます。
(レビュー内容は中巻、下巻と同じ)
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アメリカが中心となって科学者のドリームチームが結成される。深海に潜む謎の知性体、イール(Yrr)との対話を図り、人類への攻撃を止めさせること、これがチームに課せられた使命である。超巨大空母インディペンデンスに乗船し、イールとの戦いに挑む。
それにしてもSFの感想文は、難しいです。ネタバレしないように気をつけないといけないからです。宗教論争や知性体にまつわる話とか興味深い話題があるんですけど、ネタバレになるので、止めときます。
後半は分厚いのを忘れるほど面白いです。
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続きが気になって一気によみました。
おっとー、このひとがここで死んじゃうとは!
最後の巻は環境保護とアメリカ批判かなと。
うんきっとこういう風にかんがえるアメリカの高官はいるんだろうな、と思える。
にしたって、この本通して、
本当映画を追っているようでした。
文学ありきの映画でなく、文学が映画のようになっている。
そんなきがします。
ちょっと世知辛い(笑)。
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Yrrの正体にまつわる生物学的ネタはやや物足りない。
トータルではとても面白い作品だった。
「ビースト」+「コンタクト」+「宇宙船ビーグル号」
のような印象で単なるホラー、サスペンスではなく
ちゃんとSFしている印象。
2008年8月読了。
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面白かったです。壮絶な戦いでした。地球環境、人類のエゴ、いろいろ考えさせられました。でも、もしYrrが実際にいたらとっくに人類は絶滅させられてるだろうな・・・
映画化されるそうだけど、Yrrをどう映像化するのだろうか?陳腐なものにならなければいいけど・・
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アメリカってどうせこんな国やん、という負のイメージ通りのヒールぶりで後半盛り上がってました。皆、イメージしてることはどこも一緒やねんね。
でもこんなストーリーだと、いくら面白くてもハリウッド映画にはなれないかも。
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完結。
すごい勢いで人が死んでいった。
科学者は難しいことを言う。
が、確かに、未知の生物を人間の尺度で理解しようとしてはいけないと思った。
いや、未知でなくとも、他の生物にこちらの価値観を押し付けるのはよろしくない。
そう思った。
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映画「アビス」「リヴァイアサン」の世界に似ている気がしました。
ドイツの方の名前は、慣れていないせいか、覚えづらく、誰が誰で
というのを振り返る事がなければ一気に読めるほど展開が激しく
面白かったです。エピローグ的な箇所は、正直、流れに急ブレーキを
かけすぎていて残念でした。
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長編もいよいよ最後。
1,700ページにも及んだ地球の結末やいかに。
うーん、正直言っておもしろかった。
やっぱ、筆者が頑張って調べたおかげで、科学に裏付けられた有り得なさそうな現象もイメージできちゃう、不思議!
やっぱ、訳がもうちょい上手ければ。
残念な良書。
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長編もいよいよ最後。
1,700ページにも及んだ地球の結末やいかに。
うーん、正直言っておもしろかった。
やっぱ、筆者が頑張って調べたおかげで、科学に裏付けられた有り得なさそうな現象もイメージできちゃう、不思議!
やっぱ、訳がもうちょい上手ければ。
残念な良書。
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最後にアメリカが悪役となる。「アメリカ的」なキリスト教原理主義的な考え方を糾弾しつつ、消化不良状態のハッピーエンドにいたる。アジアはまったく物語に関与しないまま終結。
しかし、原著1000ページ、邦訳1600ページというボリュームにもかかわらず、一気に読めた。
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舞台を"現場"である海上・空母インディペンデンスに移す。
絶え間ない攻撃によって艦も世界中の人々も疲弊していく。
全体を通して。
まるで映画を見ているような感じ。
青い靄の光輪が半径を小さくしていく様子、
深海でのコンタクトの描写が美しい。
オルカが艦に向かっていくシーンもすごく印象的。
内容全体が科学的に裏づけられながら進むから
話にひきつけられる。
(海洋)生物学、海洋力学(海流)、プレートテクトニクス、地球科学、
石油産業、政治・軍事、地球外生命体、
遺伝子学、最後には宗教まで、(多少分野かぶるけど)
あらゆる分野が複雑に絡み合って成り立っているところからも。
理系なら大いに興味をそそられるだろうし、
こういうの疎いひとでもめっちゃ科学に興味を持つように
なるなーと思います。
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世界中の国々が海に出ないように宣言を出していた。
人々は、その異変に気づいてたのだが、それが何であるか知る事はできない。
人類は、海から追放された状態が続く・・・。
国連の支持により集められた科学者建ちは、アメリカ軍の力を借りて何故海が人類を襲うのか調査をする為に北海に再び移動した。
アメリカ軍は、空母インディペンデンスを改良して今回の作戦に力を貸す。
深海の中を再現する水槽、戦闘機のような潜水艇実、実験に必要な最新鋭の機器、などなど・・・。
通常兵士を3000人収容する事が出来るが180人程の人々が乗り込んだ。
海は、青く深いいつもの海のようだった。
しかし、火山のある海底には、ゴカイが大量発生して火山の力を借りて北ヨーロッパの津波以上の大津波を起こそうと静かに動いていた。
また、メキシコ湾流が流れを止めた。
この海流には、ヨーロッパの海を暖める流れがあったのだが・・・。
これは、地球を氷河期にする前触れなのか・・・。
一連の海での出来事を吟味した科学者建ちは、海に知的生命体がいるのでは?
その生命体が人類に攻撃を仕掛けてるのではと考えるようになった。
科学者建ちは。謎の生命体を模索する。
そして彼らが行き着いた結論は・・・。
海に何が潜むのか・・・。
人類は生き延びる事ができるのか・・・。
それぞれの人々を描いたエコ・サスペンスです。(ん〜こういう分類なのね・・)
三巻にわたる物語は、非常に面白かったです。
主人公は、一人ではなく登場人物それぞれが主人公なのでちょっと読みにくい所もありますが、テンポはよかったですよ。
展開が以外と速いのでゆっくり読むのをお勧めしますね。
サイエンスもありパニックもありで非常に楽しめました。
海には、宇宙と同じくらいの謎が残されている。
暗い深海には、まだ人類が見たときない生物がいるのかもですね。
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購入した本。
科学者たちは異常な行動をとった海洋生物が共通の物質を
持っていることを知る。そしてヨハンソンは、一連の事態が
起きた原因をようやく突き止めた。その仮説を証明すべく
ヨハンソン、アナワク、リー司令官らはヘリ空母に乗り込み、
グリーンランド海に向かう。そこで彼らが目にした想像を絶
する真実とは何か?最新科学情報を駆使し、地球環境の破壊に
警鐘を鳴らす―ドイツで記録的なベストセラーとなった驚異の小説。
うん、驚異よね。この長さは。ドイツ語のハードカバーで千ページ、
重さ1.1キログラムなんだって。
正直、ちょいと読み続けるのに疲れもしたし、飽きも出てきたけど
なんだかありえなくもない話かなぁと。
なによりも、この作者はアメリカ嫌いなのではないかという疑念が
どんどん大きくなったってのは(^^;
予想外の人たちがどんどんと死んでいくしね。
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うーむ。
せっかく面白くなってきたのに、途中からなんでもアリの無茶苦茶な展開になってきた。
やり過ぎ感が否めません。