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  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発売日:2008/04/10
  • 出版社: アスキー・メディアワークス
  • レーベル: 電撃文庫
  • サイズ:15cm/275p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:978-4-04-867015-9
文庫

紙の本

ミステリクロノ 3 (電撃文庫)

著者 久住 四季 (著)

天使だって家出ぐらいする—。突然冷淡になった慧に、真里亜は疎外感を覚える。明日も続くものと思っていた毎日。それが幻想にすぎないことを改めて認識した真里亜は遙海家を出て行く...

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ミステリクロノ 3 (電撃文庫)

税込 671 6pt

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商品説明

天使だって家出ぐらいする—。突然冷淡になった慧に、真里亜は疎外感を覚える。明日も続くものと思っていた毎日。それが幻想にすぎないことを改めて認識した真里亜は遙海家を出て行くのだった。真里亜を追うことに逡巡する慧。だが事態は急変する。資産家である小布院の身内と勘違いされた真里亜が誘拐されてしまったのだ。しかもその身には恐るべきクロノグラフ“リグレスト”が取り付けられていた。リグレストの効果により、真里亜は凄まじい速さで幼児化していく。行き着くところは肉体の消滅—。救出とリグレストの解除。その難事を慧は同時に解決しようとするのだが。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー1件

みんなの評価3.4

評価内訳

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紙の本

起死回生の一手

2010/05/11 16:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2巻の真犯人ともいうべき人物の姿から我が身を省みて阿部真理亜への態度を冷たくした遥海慧。突然の彼の変貌に混乱した真理亜は、遥海家を出て行くことを決心する。ところが、折悪しく、真理亜を小布院の関係者と勘違いした誘拐犯と遭遇、誘拐されてしまう。さらに加えて、いったいいつつけられたのか、真理亜の首には、装着した人間の成長を装着時間の自乗倍で巻き戻してしまうクロノグラフ・リグレストがあった。
 真理亜消滅まで48時間という時間制限の中、誘拐犯の潜伏場所捜索&リグレストの鍵を持つ人物捜索という2つのタスクをこなさなければならない。刻々と過ぎ行く時間。例え真理亜の居場所が分かっても、鍵がなければリグレストをはずすことができず、真理亜は消滅してしまう。起死回生の一手はあるのか?

 三田ルチアと慧の祖父が知己だったという事実が分かったり、3巻まで積み重ねてきた設定が生きてきたりして、物語の世界が広がっている感じがする。それだけに、未だに続編が出ないのは残念でならない。

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