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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.4
- 出版社: 二見書房
- サイズ:21cm/173p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-576-08047-5
紙の本
団地巡礼 日本の生んだ奇跡の住宅様式
著者 石本 馨 (写真・文)
オブジェ、給水塔、住棟壁画、遊具…。時代の残像と息吹を今も残す「団地」をノスタルジックかつユニークなアングルから活写した写真集。公団海岸通団地、同潤会代官山アパート、公団...
団地巡礼 日本の生んだ奇跡の住宅様式
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商品説明
オブジェ、給水塔、住棟壁画、遊具…。時代の残像と息吹を今も残す「団地」をノスタルジックかつユニークなアングルから活写した写真集。公団海岸通団地、同潤会代官山アパート、公団赤羽台団地ほか全16団地を掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
石本 馨
- 略歴
- 〈石本馨〉1957年広島県生まれ。早稲田大学卒業。書籍編集、ビデオ制作などを経て、フリー・カメラマンとして独立。書籍や雑誌などを中心に活動。著書に「戦争廃墟」など。
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紙の本
「奇跡」のプロジェクト
2009/04/07 03:00
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまでは世に亡きもの、一部あるいは全部が解体中のもの、住民が去ったあとしばらくの間放置されていたもの、長いこと放置されたままで解体されず廃墟化してしまっているもの等々、現役バリバリ以外の団地も多く登場するのが本写真集の特色です。
暗闇に沈む団地の底知れぬ不気味さ。未来都市のような、だけれどもどこか寂しげなフォルム。悲鳴をあげるコンクリの身体。瓦礫に記憶が焼きついている室内。「天空の城ラピュタ」をわずかながら彷彿とさせる緑の魔境。いつか散歩してみたくなる、さわやかな芝生を縫うようにしてのびる遊歩道。
さまざまな「風景」が、懐かしさとともに目に飛びこんできます。その懐かしさは、行ったことのない団地であっても感じられるのです(ただし、高層系か中低層系かによって違いがでますが)。
写真のクオリティは高いです。
登場する団地の数は14です。しぼりこんだ分、個々の団地をじっくりと多くの写真で描写しています。それでも、もっといろんな角度からの写真を見てみたいと、よくばりにも思ってしまうのです。
続編を期待したいですね。
* なお、内容説明の「全16団地を掲載」は正確ではありません。東宮下団地だけを3回に分載しているのを、カウントしてしまっています。