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回想の太宰治
講談社文芸文庫
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回想というより記録集といった感じがする
JOEL
2009/06/10 00:36:25
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評価 ( ★マーク )
★★★
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太宰のもっとも近くにいた人の回想録なのだから、よほど太宰の人となりを知ることができるものと期待した。節目節目にどういう言葉を発したのか、どんな表情を浮かべたのかなど、太宰像がくっきりと立ち上がることを願って。 ところが意外や意外、本書はまるで太宰に関する淡々とした記録集のような感じになっている。筆致は極力抑えられ、身の回りにどういうものを置き、どういう行動をとったのかなどが克明に記してある。これだけのものが残せるとは、よほど聡明な奥様だったのだろう。 でも、太宰ファンにはいささか物足りない。やはり、太宰という、その人を知りたいものだからだ。奥様が太宰について触れるときには「太宰は・・・と思う…
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