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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.3
- 出版社: バジリコ
- サイズ:19cm/127p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86238-084-5
読割 50
紙の本
ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。 深呼吸する言葉
著者 きつかわ ゆきお (著)
「言葉は社会遺伝子である。個人が見たこと聞いたことを、言葉という遺伝子にして次の時代に手渡すのだ」。「ロックする思索者」が贈る、明日のためのメッセージ集。【「BOOK」デ...
ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。 深呼吸する言葉
ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。
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商品説明
「言葉は社会遺伝子である。個人が見たこと聞いたことを、言葉という遺伝子にして次の時代に手渡すのだ」。「ロックする思索者」が贈る、明日のためのメッセージ集。【「BOOK」データベースの商品解説】
言葉は社会遺伝子である。個人が見たこと聞いたことを、言葉という遺伝子にして次の時代に手渡すのだ−。「ロックする思索者」が贈る、あなたの人生を変えるメッセージ108篇。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
きつかわ ゆきお
- 略歴
- 〈きつかわゆきお〉東京生まれ。ロックする思索者。メディアの創出、社会装置の開発、運営などを行なう。
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紙の本
人を好きになることが最強のエンターテイメントだ。
2008/10/27 00:40
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブライアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつからだろう、波風を立てずに過ごすことを覚えたのは。
いつからだろう、本気で泣いたり笑ったりしなくなったのは。
いつからだろう、このままでよいのか?という自問自答をしなくなったのは。
テレビからインターネットへと、仮想的に物事を知ったような感覚になることが増え、結果、現実社会ではなんとなく冷めて物事を見てしまいがちになっていることを自覚しています。こんなとんでもないことがあった!なんてことへの対処法も、ググれば見知らない誰かの経験談がアーカイブされていますし、芸能人の話題などがごく近しい人という感覚で日常会話に登場することもしばしばあったりしますね。
この本は「読み物」としてページをめくるだけならば、まったく価値はないでしょう。1ページにはただシンプルな言葉が並ぶのみで、読み流すならばものの 10分で読了してしまいます。ただ1つ1つの言葉が深く、重いのでそれを自分の内部に受け止め能動的に思考することは大きな価値を生むことに繋がります。そんな言葉の一例と私自身の受け止め方を紹介します。
『人を好きになることが最強のエンターテイメントだ。』
その昔、家庭教師をやっていたときに生徒の親から「子どもがゲームばっかりやって…」という相談を受けたりしました。私自身、ゲームは好きですし否定するつもりはないのですが、思春期の時間の使い方を親が心配するのも理解できます。そして「恋愛すれば、ゲームなんてやるヒマなくなりますよ」とそのときに答えたことを覚えています。
それこそ自分が思春期に経験したことを実感を持った言葉であり、いろいろ伝聞で見知った言葉を並べるよりも心配する親に対して説得力を持った言葉として映ったことでしょう。生徒の親自身の思春期を振り返るきっかけとしてその言葉を受け取ってもらい、子どもをもっと信頼してコミュニケーションを図っていこうと考えてくれるようになりました。
もちろんそのときはそこまで意識していたわけではありませんが、相手に能動的に考えてもらう言葉というのは受け売りで言ってはいけないという感覚は得られました。
年を取るに従って経験と知識が増えてきますが、それを上回るような伝聞情報がメディアやWebから手に入ります。すると実感を伴った言葉というのがどうしても少なくなっていき、あるとき話している自分とは別の人格が「こいつ何言ってんの?」という感覚で俯瞰している状況が違和感として出てきたりします。それを放置するのか、向き合うのか、速読やライフハックといった昨今の風潮とは違うジャンルの「思考のきっかけ」を得る本として、是非時間があるときに読んでもらいたい本です。
紙の本
著者による自注
2008/03/18 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:橘川幸夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
橘川です。僕は30歳の時に最初の単行本を出して、もう10冊以上の本を書いてきました。今回の本は、過去に出したいずれの本とも違います。スタイルや内容もそうですが、何より、本を出すスタンスが違います。今回の本は、僕の全人生を視点に書きました。これまでは、30歳の時は30歳の視点で、40歳の時は40歳の視点で書いたものです。
おっと、また面倒なことを書きそうだ(笑)。「ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。 」は、シンプルなフレーズ集です。それぞれの人の、それぞれの想いにリンクしていくと嬉しい。ぜひ、読んでください。
紙の本
オヤジの煩悩が爆発!
2008/07/02 23:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オーキッド - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャッチーなタイトルに、まず苦笑。この他にも、どこかで、だれかが言ってそうな感じの「メッセージ」が108。オヤジの押し付けがましさ全開で、クサくてたまらない。でも、「108」が煩悩の数を意味するのなら、つまり、煩悩から出た迷える言葉ということなら、そこは共感するけど。