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- カテゴリ:一般
- 発売日:2008/03/12
- 出版社: 共立出版
- サイズ:22cm/370p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-320-05664-0
- 国内送料無料
紙の本
ダーウィンとデザイン 進化に目的はあるのか?
著者 マイケル・ルース (著),佐倉 統 (訳),土 明文 (訳),矢島 壮平 (訳)
古代ギリシアの人たちは、生物の世界を、あたかも意識をもつ存在によってデザインされたかのように考えていた。この西洋文化におけるひとつの思想が歴史の流れの中でどのように取り扱...
ダーウィンとデザイン 進化に目的はあるのか?
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商品説明
古代ギリシアの人たちは、生物の世界を、あたかも意識をもつ存在によってデザインされたかのように考えていた。この西洋文化におけるひとつの思想が歴史の流れの中でどのように取り扱われてきたのか、様々な角度から考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
生物学哲学の泰斗マイケル・ルースが、自身の研究の集大成として位置づけている三部作のひとつ。この自然世界、とくに生物の世界がどのように作られているのか、「デザイン」というキーワードの変遷と歴史を縦糸に、宗教や哲学・思想と科学の絡みを横糸に、縦横無尽に織り上げた金字塔。宗教と科学の関係、とくにキリスト教と進化論の関係も、実はそれほど単純ではないということが、膨大な領域を渉猟する中から鮮やかに描き出される。
科学という営みは、かくも見事にギリシア以来の西洋の知の系譜に連なる活動であるし、思想や科学の体系も、常に変容し続ける動的なシステムである。しばしば私たちはこれらのことを忘れて、教科書に固定化された科学や知識だけを受け入れてしまいがちだが、実はそれは科学的ではない思考なのだ。本書は、そのことを明確に教えてくれる。
生物の形(フィンチのくちばしなど)のデザインの進化には目的があるのか。「生物哲学」のパイオニアであるマイケル・ルースが答える。
[原著:Darwin and Design-Does evolution have a purpose?]【商品解説】
目次
- 序章
- 第1章 デザインの2000年
- 第2章 ペイリーとカントの反撃
- 第3章 進化の種をまく
- 第4章 問題の多元性
著者紹介
マイケル・ルース
- 略歴
- 〈マイケル・ルース〉1940年イギリス生まれ。ブリストル大学で哲学の博士号を取得。カナダのグウェルフ大学を経て、アメリカのフロリダ州立大学で教鞭をとる。
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