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商品説明
下町で育った少年時代、若き日の両親との死別、自らの霊能力に苦しめられる日々、恋人との別れ、疑問を感じたカウンセリング…。たましいの成長を綴る、波瀾と感動の手記。江原啓之夫人への特別インタビュー掲載。【「BOOK」データベースの商品解説】
下町で育った少年時代、若き日の両親との死別、自らの霊能力に苦しめられる日々、恋人との別れ、疑問を感じたカウンセリング…。江原啓之が自身の魂の成長を綴る、波瀾と感動の手記。江原啓之夫人特別インタビュー掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
江原 啓之
- 略歴
- 〈江原啓之〉1964年東京生まれ。スピリチュアル・カウンセラー。89年にスピリチュアリズム研究所設立。テレビ、出版、講演活動を行うほか、CDも発表。著書に「天国への手紙」「人間の絆」等。
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紙の本
パッシングする前に、究明する姿勢をマスコミに求めたい。
2008/03/23 09:05
10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
芸能人なのかと思えるほど週刊誌のネタにされる江原啓之氏だが、ある意味マスコミパッシングに対する柔らかな反論といえる内容となっている。
いつもながら、特段の変化も無い当たり前のことが書かれた内容だが、おもしろかったのは江原氏の奥様へのインタビューだった。特に恋愛問題で相談に訪れた奥様でありながら、江原氏が結婚相手を霊視すると江原氏自身が見えていたという氏の回想には思わず笑ってしまった。
他人のことは分かっても自身のことはわからない、とは霊能者の多くだが、江原氏もまさか相談者の伴侶になる人を霊視するとは思いもしなかったのだろう。
霊能者といえば、インチキ臭いもの、騙して金を巻き上げるというイメージが強いが、普段の姿はどこにでもいるオヤジと江原氏は語る。
ただ、河口湖のコンサート会場で見たときには遠くからでありながらも存在感の大きさとパワーを感じる人だった。
この本のなかで感心しながらも納得できたのは、会社勤めをされているわけでもないのに、企業社会における上司と部下の関係の問題点をずばりと指摘されていることだった。
そして、ニートと呼ばれる若者達への接し方など、今の日本の社会に欠けているものを示していることには、穿った見方をすれば誰か参謀役の人がついているのかと疑いたくなるほど正鵠を射ている。
社会問題の解説書といった観点から読んでみてもおもしろいかもしれない。