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- カテゴリ:一般
- 発売日:2008/02/29
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-501407-0
紙の本
ティファニーで朝食を
ホリーは朝のシリアルのように健康で、石鹸やレモンのように清潔、そして少しあやしい、16歳にも30歳にも見える、自由奔放で不思議なヒロイン。—第二次世界大戦下のニューヨーク...
ティファニーで朝食を
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商品説明
ホリーは朝のシリアルのように健康で、石鹸やレモンのように清潔、そして少しあやしい、16歳にも30歳にも見える、自由奔放で不思議なヒロイン。—第二次世界大戦下のニューヨークを舞台に、神童・カポーティが精魂を傾け、無垢の世界との訣別を果たした名作。【「BOOK」データベースの商品解説】
ホリーは少しあやしい、16歳にも30歳にも見える、自由奔放で不思議なヒロイン。第二次世界大戦下のニューヨークを舞台に、神童・カポーティが精魂を傾け、無垢の世界との訣別を果たした名作。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
ティファニーで朝食を | 5−138 | |
---|---|---|
花盛りの家 | 139−165 | |
ダイアモンドのギター | 167−186 |
著者紹介
トルーマン・カポーティ
- 略歴
- 〈トルーマン・カポーティ〉1924〜84年。ニューオリンズ生まれ。作家。著書に「夜の樹」「草の竪琴」など。
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紙の本
村上春樹が 救い出した 有名作品
2008/03/30 20:59
18人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹は 本作が 映画「ティファニーで朝食を」によって もっと言うと主演のオードリーヘップパーンによって かなりの「誤解」を受けている点を あとがきで書いている。
映画は僕も一回しか見ていないが 今でも非常に印象が残っている。オードリーの美しさ、格好よさは折り紙付きであるし 主題曲の「ムーンリバー」も誰もが知っている曲である。
「そんな映画化」が本作にとって どれだけ幸せなことであり 一方 どれだけ不幸なことであったか。それを村上は 冷静に見極めている。
おそらく映画だけを観て原作を読まない人が多かったろう。そうして結果として このカポーティの優れた中篇は ある意味で読まれず 「埋葬」されてきたのではないか。
今回 村上は 自分が訳す事で ある程度の人数が本作を手に取る機会を与え、結果として本作を「墓」から救助したかったに違いない。そういう村上の本作への「愛情」が この度の翻訳の原動力になったと僕は確信している。
読んで見ると ホリーの「破綻したイノセント」をひしひしと感じる。ここまで極端ではなくても こういう人は 確かに会ったことがあるような既視感を絶えず感じた。何かが「壊れる」ことは 時として とても美しいものがある。硝子細工は それが正しく いつ壊れるかわからないというカタルシスを帯びている点で 美しいのだ。本作に漂う稀有の「美」は きっと そんな 硝子細工のホリーという人物造形から来ていると強く思った。
紙の本
翻訳ってすごい
2015/09/03 20:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:湯川 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オードリーヘップバーンの映画で有名な「ティファニーで朝食を」ですが、この作品は映画とは別物だと思っていいでしょう。
主人公のホリーは自由奔放で、一見すると周りに迷惑かけまくりのように見えても、どこか強い魅力がある。周囲の登場人物も、その魅力を感じて、彼女のことを見守っている。
私はこの作品を最初は原文のままで読みました。
村上春樹さんはサリンジャーの翻訳が合うと思ったのですが、カポーティの原文のよさを十分に分かって引き出していると感じました。翻訳って奥が深い。
どの話もどこか切なさを感じますが、特に最後に収録されている「クリスマスの思い出」は美しい文で、個人的にはいちばん好きです。
紙の本
素晴らしさがよくわからなかった
2020/06/28 09:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
オードリー・ヘプバーンが主演した映画の方は観ていたけど、小説は読んだことがなかったので読んでみました。名作のようですが、どこがどう素晴らしいのかわかりませんでした。もっと歳を重ねたらわかってくるのでしょうか。ほかの短編も、「ふーん」というぐらいの感想しか持てませんでした。もしかすると英語で読めば何か違うのかしら。
紙の本
オードリー・ヘップバーン
2019/11/20 14:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を先に観ていたので、全く違う感じにまずびっくりしました。どうしても、オードリー・ヘップバーンのイメージが強いので。