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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.2
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-280709-8

紙の本

興亡の世界史 What is Human History? 09 モンゴル帝国と長いその後

著者 青柳 正規 (ほか編集委員),杉山 正明 (著)

チンギス・カンが創始し、ユーラシアをゆるやかに統合した「大モンゴル国」。その権威と統治システムは、ポスト・モンゴル時代にも各地に継承されていった。西欧中心の「知の虚構」を...

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興亡の世界史 What is Human History? 09 モンゴル帝国と長いその後

税込 2,530 23pt

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紙の本
セット商品

興亡の世界史 21巻セット

  • 税込価格:53,130483pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

チンギス・カンが創始し、ユーラシアをゆるやかに統合した「大モンゴル国」。その権威と統治システムは、ポスト・モンゴル時代にも各地に継承されていった。西欧中心の「知の虚構」を廃し、新たな世界史の地平を開く。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

日本文明の独自性を「間接的に」あきらかにする内容の本

2010/06/28 09:40

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は「ユーラシア」とは何かについて、歴史学の立場から一人で全体像を描き出そうとした労作である。ある意味、不可能なことをあえて実行しようとしたドンキホーテ的な試みであるかもしれない。語学だけでもモンゴル語、ペルシア語、漢文・・・と膨大な量の史料を読みこなさなければならない研究分野でるからだ。

 1206年のチンギス・カンによる「大モンゴル国」の成立により、はじめて「世界史」が誕生した。ユーラシア大陸を舞台に、世界がつながったのである。これは本書のなかでも触れられているように、日本のモンゴル学者による日本発の世界史認識である。
 中国や中央アジアだけでなく、中近東からインド亜大陸、そしてロシア東欧に至るまで、いかに「モンゴル帝国」が後世に与えた影響が大きかったか。モンゴルによる統一国家である元が滅亡したのちも、モンゴルが作り上げた政治制度とチンギス・カンの権威は、清朝滅亡にいたるまでユーラシア大陸では正統性の源泉となり続けた。

 本書をよむと、日本がなぜグローバリゼーションの波に乗れたのか、間接的な説明となっていることに気づかされる。本書では直接言及されていないが、梅棹忠夫が『文明の生態史観』として提出した仮説を、間接的に裏書きするものとなっているからだ。日本はいうまでもなく、ユーラシア大陸国家ではなく、西端に位置する英国と同様、ユーラシア大陸の東端に位置する島国である。
 著者は、ユーラシアの「ランドパワー」の重要性が忘れ去られたのは、16世紀に西欧から始まった第一次グローバリゼーションが「シーパワー」中心の文明であることの影響が大きいという。それ以前の風まかせの帆船ではなく、19世紀の蒸気船の発明により動力源を備えた自走船時代をリードしたのは、近代科学と技術を背景にした西欧諸国であった。
 もともとが「シーパワー」でありながら、17世紀半ば以降「鎖国」し、シーパワーとしての性格を自ら封印した日本は、この第二次グローバリゼーション時代に開国を余儀なくされたが、その後に海洋国家的性格を取り戻し、西欧中心の世界史認識の枠組みのなかで思考し行動してきた。このこともまた、大陸への軍事的経済的進出という形でコミットしながら、ユーラシア大陸内部で働くロジックの理解を困難にしたことは否定できない事実であろう。

 著者は本書のいたるところで、西欧中心史観への異議申し立てを行っている。それはそれで結構なことであるが、私は本書を通読することで、ユーラシア大陸内部の諸問題には深入りすることなく、あくまでも「シーパワー」(海洋国家)としての自らのアイデンティティを明確に認識し行動することこそ、日本の生きる道であると、あらためて確信するにいたった。
 日本人が、ユーラシア大陸内部で起こっていることにはあまりにもうとく、自分が見たいことだけ見がちなことは、かつてNHKで放送されて大ヒットした「シルクロード」のロマンチックな映像詩を思い出せばそれで十分だろう。
 私自身の自省も込めて記すが、日本人の多くが、ユーラシア大陸の「大陸国家」中国についても、本当の意味で理解しているとはいいがたい。根本的に「ランドパワー」である中国は、根本的に「シーパワー」である日本とは、まったく異なる文明なのである。近年、海洋進出を活発化させている中国であるが、本質的に「ランドパワー」あることには変化はない。

 ユーラシア大陸内部の歴史は、日本にとっては「反面教師」そのものである。これは、著者が伝えたいメッセージではないかもしれないが、読んでいて私はその感を強くしたのである。日本はユーラシア大陸内部の問題には深入りすべきではない。アタマでは理解できたとしても、感覚的に理解できないからだ。

 本書には、実に多くの固有名詞がでてくるが、一読後はすべて忘れてしまってもまったく問題ないだろう。
 ユーラシア大陸内部で働くロジックについて、おおざっぱながらも把握できればそれでよしとしたい。そのためにもぜひ読んでおきたい本である。

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紙の本

本書は歴史書と言うよりイデオロギーの書ではないか。そんな気がした読後感であった。

2011/05/11 12:03

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は冒頭から「モンゴル帝国の価値と意義を不当に貶めた」西欧中心の歴史観を、まず罵倒する。世界の歴史は15世紀以降の西洋による「世界の発見」で始まったとする「西洋人が海から見た歴史観」を19世紀の西欧絶頂期に作った傲慢の産物だと切って捨てる。返す刀で、モンゴルに蹂躙され、モンゴルの脅威に恐れ慄いたシナ人どもが作った意図的にモンゴルの価値と意義を無視した歴史も「間違っている」と罵倒する。孫文が無理やりでっち上げた「中華民族」なる概念は「如何にも無理だった」と切り捨てる。そして、もともとはモンゴル支配の下、モンゴル帝国の忠実な下僕として徴税請負人的な立場から勢力を伸ばしたモスクワ(ロシア)も、その自らの「暗い過去」を隠蔽し自己正当化を図る為、これまた意図的にモンゴル支配の価値、意義を不当にくさし、「タタールのくびき」なるレッテルをはりつけて歴史を改竄、歪曲していると罵倒する。中東のイラン、アラブもモンゴルを事実上無視した歴史観をでっちあげていると非難する。要するに、モンゴル帝国は、その果たした歴史的偉業(東西ユーラシアをつなぎ、世界で初めてのグローバルシステムを確立した世界の統合者としての価値)を評価されるどころか全く無視されているのだと著者は嘆く。そして最後に、そのモンゴルが世界の中心にいた13・14世紀について、「モンゴル時代」の名のもとに、これが世界史上の重要な画期だとみなす考え方が、内外で広まりつつあるが、故本田實信がその著書「モンゴル時代史研究」(1991)で首唱した概念であり、西洋人が主張する「大発見の時代」「大航海時代」に先立つ200年ほど前に、実はアジアのモンゴル帝国が「世界を発見」しており、「世界を統合」したのだとするこの主張は、日本が発信した世界で最初の世界史概念だと自慢するのである。その意気や良しだ。しかし、しかしである。それならそれで、眉を吊り上げ口角泡を飛ばすような形で他を誹謗中傷するのではなく、宮崎市定がその名著『雍正帝』で行ったように、豊饒なる歴史物語を記す中で、読者が自然と「日本が最初に世界に発信した世界史概念」を体得出来るようなストーリーテリングをどうして出来ないのか。しかも人口に膾炙しないこなれない用語(ウルスが代表例。その他、アケメネス朝ペルシャでなくハカーマニッシュ帝国だの)を乱用するものだから、読者はドン引きしてついていけない。本書の構成も、モンゴル帝国の歴史を謳いながら、その軸足が中東ロシアを本拠を置いたフレグ、ジュチ、チャガタイに異様に記述が集中する一方、北京を中心とするフビライの大元帝国については日本への元寇含めほぼ丸々すっ飛ばされている。これではバランスが取れた歴史書とは言えない。途中から読むのが嫌になってきた。

まあ、強いて挙げれば、ヒンドゥークシュ山脈がペルシャ語で「ヒンドゥー(インド人)」と「クシュ(殺す)」を並べたもので「インド人を殺す山」の意味だとか、ムガール帝国のムガールは「モンゴル」から来ているとか、「リビア」がもともとは「アフリカ」を意味するのだとか、「知らなかった豆知識」が散りばめられていたことは救いか。

著者は、どうもアメリカによるアフガン攻撃とイラク攻撃がお気に召さないようで、これを英国のアフガンでの失敗や、旧ソ連のアフガンでの失敗になぞられ、今や米国がアフガンとイラクで大損害を蒙っているかのようなことを書いているが、これは事実に反する。アメリカ兵はアフガンでもイラクでもほとんど死んでいない。結構な戦費こそ使っているものの、被害者数は一ケタも二ケタも少ない。このことだけは強調しておきたい。

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2009/08/16 23:13

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2010/04/30 00:14

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2012/04/23 00:09

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2013/09/25 22:03

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2016/12/15 22:15

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2018/12/22 04:06

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2020/02/22 09:49

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2021/11/02 23:57

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