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紙の本
ランドックの刻印 (ハヤカワ文庫 JA グイン・サーガ)
著者 栗本 薫 (著)
タイスを脱出したグイン一行は、それぞれの思いを胸にパロに入った。クリスタルでグインはリンダと再会を果たすが、リンダの喜びとは裏腹に、グインの記憶が戻ることはなく、タイスで...
ランドックの刻印 (ハヤカワ文庫 JA グイン・サーガ)
グイン・サーガ119 ランドックの刻印
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商品説明
タイスを脱出したグイン一行は、それぞれの思いを胸にパロに入った。クリスタルでグインはリンダと再会を果たすが、リンダの喜びとは裏腹に、グインの記憶が戻ることはなく、タイスでの負傷の手当てとともに、ヨナによって催眠術を使った記憶の治療が開始された。ところが、リンダの手がグインに触れたとき“何か”が起こり、二人は通常の人間には見えるはずのない、時空を超えた世界をかいま見る驚異に遭遇するのだった。【「BOOK」データベースの商品解説】
【日本SF大賞(第30回)】【星雲賞日本長編部門(第41回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
SFは向いていない……
2008/03/02 19:53
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yostos - この投稿者のレビュー一覧を見る
「アウラ」についでシリーズで重要なキーワードとなっている「ランドック」がついにタイトルに。
10巻近く続いていた記憶喪失編もこれでピリオド。
だが、なんとなくすっきりしない。記憶喪失自体はもともとこの物語の発想が「コナンシリーズ」に刺激されたヒロイックファンタジーとして出発しているのだから、主人公があるとき記憶や地位などを一切失しなって一から冒険を求められるというのは伝統ではある。だが今回はどうだろう。10巻分が無かったことになっただけ……
また、古代機械に入ったとき古代機械のグインの扱いにかなりグインが何者であるかの示唆が示されている。だが、個人的にはかなり違和感あり。1960年代のSFを読んでいるよう。この人はSFは書かないほうがよい。
本編も長い歴史の中でなかなか衝撃的な進展を見せた巻だが、「あとがき」もかなり衝撃的。作者の栗本薫さんが胆管癌(後に[神楽坂倶楽部][]で膵臓癌であったとの記事)との告白がありビックリ!
まだまだ物語は終りそうにないし、早く健康を取り戻していただきたいものである。いっそのこと、今回の巻で古代機械にグインを入れた際、そのまま古代機械を動かしてノスフェラスへ、且つ時空も越えて過去へグインを転送してしまったことにして、「一巻に戻る」とかって落ちではダメ……だよね。
紙の本
修復と反転
2008/02/14 16:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
グインとランドック、古代機械の関係が浮き出てきます
物語の核心に触れながらさらにここで反転
綺麗なグインの出来上がり
物語的にはグインのキャラクター性が歪んできてしまい、難しいことになってます
ケイロニアからはるばる駆けつけた男たち、特にグインの苦悩を「私がなんとかいたしますよ」と言い切ってしまうハゾスが格好いい
軟弱で冷血なパロの連中とは一味違って気持ちがいいですね
紙の本
故国
2023/03/09 05:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
徐々に明らかになっていくグインの由来。なかなか解明しそうにもないところが読み進めていくうえでの醍醐味となる。