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エヴリブレス
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もしこれが瀬名のデビュー作だったら、注目されずに終わったのではないでしょうか。ある意味、限界が見えたのかな、そんな気がします。同じ話なら鈴木光司に軍配
みーちゃん
2008/07/04 19:27:12
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評価 ( ★マーク )
★★★
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瀬名秀明、といえば『パラサイト・イヴ』、そう思っている人が多いんじゃないでしょうか。『八月の博物館』『BRAIN VALLEY』といった作品もありますが、『パラサイト』レベルのインパクトがあったかというと疑問です。第19回日本SF大賞受賞を獲った『BRAIN VALLEY』にしても、文学的な感動があったかといえば、それはありません。とはいえ、著者名が素敵なので、ついつい新刊がでると手を伸ばしたくなる、そういう作家ではあります。今回はTOKYO FM出版から出された本という珍しさや、「ラジオとのコラボレーション、しかもメディアをクロスし、様々な形でこの作品が展開されること、そして女性の視点から書…
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あらゆる永遠の愛にブレスする
空蝉
2008/06/10 16:59:49
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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永遠の命、永久の世界、終わりの無い物語・・・私たち有限の世界に生きる人間がどれほど進化しようとどうにもならないのが時間的制限、リミットである。永遠を歌う愛の物語は数多く、しかし常に夢物語という現実が付きまとう。よりリアルな物語は「死」に繋がり、より甘美な愛の物語はファンタジックな幻想となり。つまる処、生ある限り現実的な永遠の愛ほど難しいものはない。本書はそんな永遠の愛をどこまでリアルな物語とできるか、あらゆる恋人に提示するひとつの挑戦である。読み進むにつれて二つの世界と過去と未来が複雑にかけ合わさり、境界はあやふやになる。二つの世界が平行しては交錯し、メビウスの輪のようにループする。この果て無…
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テクノロジーの先にもロマンスがある。そう教えてくれる著者は、相当のロマンチストと見た。
つきこ
2008/05/24 23:48:21
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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理系うんちく満載かと思ったら肩すかし。セカンドライフの提灯もち小説かと思いきや、さにあらず。当初寂寥としていた仮想空間「BREATH」で立ち竦んでいた主人公の分身・アバターは、後に喋り、歌いだす。その姿はむしろニコニコ動画の初音ミクか。伝わらないと知りながらも、懸命に相対性理論のすごさを伝えようとした教師の言葉に影響された主人公京子は物理を学び、金融工学の専門家としてキャリアを踏み出した。そんな京子の一生と共に、変化し続ける仮想空間を描きます。生命とは何か、未来を定義するとはどういうことか。淡々とした筆致で描かれるのは、時間や生命の定義にまで踏み込んだ壮大なロマンス。理系的要素は著者の大変魅力…
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