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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 105件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.1
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:21cm/127p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-01451-0
コミック

紙の本

結婚しなくていいですか。 すーちゃんの明日

著者 益田 ミリ (著)

ときどき不安になる。このまま歳とっていくと、どうなるんだろうって−。夫なし男なし35歳。嫌いなことば「自分探し」。貯金、200万円。大逆転はなくても「あした」がある! 異...

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結婚しなくていいですか。 すーちゃんの明日

税込 1,320 12pt

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商品説明

ときどき不安になる。このまま歳とっていくと、どうなるんだろうって−。夫なし男なし35歳。嫌いなことば「自分探し」。貯金、200万円。大逆転はなくても「あした」がある! 異色4コマ漫画。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

益田 ミリ

略歴
〈益田ミリ〉大阪生まれ。イラストレーター。エッセイ、マンガを手掛ける他、つぶやき川柳でも知られる。著書に「すーちゃん」「大阪人の胸のうち」「最初の、ひとくち」など。

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みんなのレビュー105件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

30代の切実な不安

2008/01/31 23:01

13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 四コママンガ、と紹介されているようですが、正確には四コマで完結するマンガではなくて、一ページ八コマが数ページに渡って続く形式のマンガ。
 正直に言って、絵はそんなにうまくない。でも、読んでいると気にならなくなってくる。それくらい内容に引き込まれる。
 
 主な登場人物は、まず、すーちゃんと呼ばれる女性。35歳で独身、カフェで店長をしていて、貯金もそこそこあるけれど、将来のことを考えると不安を感じる。もう一人は、さわ子さん。もうすぐ40歳になる。彼女も独身で、実家でお母さんと、「寝たきりで/いろんなことを忘れてしまっている」(p.20)おばあちゃんと暮らしている。
 ふたりは、かつてバイト学生と社員という関係だったが、13年ぶりにヨガ教室で再開し、近所に住んでいることが分かる。

 そのふたりの日常が描かれていく。これが、それぞれの切実な不安が描かれていて、読んでいると色々なことを考えてしまう。
 すーちゃんは、このままひとりで暮らして老いて行くことへの不安。特に「このまま/おばあさんになって/仕事もお金もなくて、/寝たきりになって/頼る人もなかったら/そしたら、/あたしの人生は/歩いてきた人生全部が/台なしになって/しまうの?/って考えると、/震えてしまうんだ」(p.63)という部分は、30代を迎えて独身である私も、同じように感じる。女性でも男性でも、ひとりで老いて行く不安は共通すると思う。そして、それがうっすらではあっても感じられてくるのが、30歳という年齢ではないか。
 さわ子さんは、寝たきりのおばあちゃんと、その介護をする母親と暮らしながら、より現実的に老いについて考える。「恋がしたいんです/いや、/恋とゆうより/男が欲しい」(p.17)という率直な欲望もあり、会社の先輩の紹介で男性と付き合ったりもするのだが、そんな時も家のことを考えてしまう。さわ子さんには兄がいるが、結婚して時々家にくる程度で、またさわ子さんの父親は、理由は描かれていないが不在である。祖母・母・自分の三人で、どうやって生きていくのか、それを考える中で、祖母も母も、ひとりの人間として生きていることを感じる。「そうなんだ、/おばあちゃんは、/赤ちゃんではなくて/ひとりの/『大人なんだ』」(p.84)とか、「そうだった/お母さんは/自分のお母さんに/忘れられているんだ/それが、どんなに/淋しいことか、あたし/考えたことなかった」(pp.113-114)とか。

 一方で、結婚して妻・母になることが、そのまま幸せになるのかという不安も登場する。それを象徴するのが、すーちゃんの友人のまいちゃん。結婚して妊娠していて、「おだやかで/幸せな日々です」(p.65)。しかし、これまでの人生で大学・就職・結婚と選んできたまいちゃんが、「なぜだろう、/もう、なんにも/選べないような/気がするのは」(p.68)と思い、「さよなら/さよなら、/あたし/もうすぐ別の/あたしになる」(pp.68-69)と覚悟をする。

 どうやって生きるとしても、楽ではない。そんなことが、現実味を持って感じられる。

 話は少しずつ区切られているのだが、最後の三話は、読んでいてちょっと泣いた。さわ子さんとお母さんが温泉に行く話、さわ子さんが交際相手と別れることを決め、飼っていたネコを探す話、さわ子さんの家へ、すーちゃんがお呼ばれする話。どうやって生きるとしても楽ではないけれど、みんな幸せに生きて欲しいと思える終わり方だった。

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紙の本

30代独身女性の可憐さ

2008/04/25 23:48

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 社会の偽善や無理解、疎外感に疲れ、傷つきながらも、まじめに生きている未婚の三十路女たち。ヨガや気の合った友達とのお茶など、ささやかな幸せもある一方、恋愛も結婚もせず、歳をとっていく自分にいいようのない焦りを感じている。このヘタウマ風の漫画は、そんな彼女たちの静かな独り言集である。
 全体にほのぼのとした物語であるが、財産分与など妙に現実的な問題があると思えば、鋭い人間観察と優しい感性にあふれた言葉と絵には、思わず感心し、ホロリとさせられたりもする。
 たとえば、母と祖母三人で暮らすさわ子。たまの休みには兄の家族がやってくるが、彼らは痴呆で寝たきりになった祖母の部屋に顔もださない。さわ子は思う。「わからない人にはあいさつしないでいいって思ってる/わからないのは、いないのと同じ?」
 これを伏線とした最後の方の逸話―拾ってきた子ネコのミーちゃんがいなくなり、必死に探すさわ子と母親。やがて祖母のベッドの中で眠っているのを見つける。さわ子ははっとする。「そうだね、ミーちゃん/おばあちゃんあったかいもんね/おばあちゃんはずーっとあったかいんだよね/変わってないんだ/変わらないんだ/いろんな記憶が/なくなってしまっても/ミーちゃん知ってたんだね/あたりまえみたいに」
 人間である自分たちが、記憶を失った祖母のことをまるで存在しないかのように扱う一方で、ミーちゃんには祖母があたたかいということ、いっしょに寝ていたいと思うほどにあたたかいことは、あたりまえのことだった。自分たち孫もかつてはそれを知っていた。祖母はずっと変わっていない。私たちが勝手にもういないと思い込んでいるだけ。思わず涙ぐむさわ子―ラフな筆づかいだが、気持ちの伝わる絵である。
 本書の紹介文によると、作者の益田ミリは、“ふとした日常のつぶやきを五七五にした「つぶやき川柳」でも知られる”とある。なるほど、さりげない言葉で読者の心をつかむことができるのも道理である。30代の独身女性の心を可憐に感じた一冊であった。

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紙の本

30代後半の女たちの「いとおしい」言葉たち。

2008/11/09 21:01

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 スローな、ゆったりした感覚を覚える独特なマンガだ。特別、劇的な何かがあるわけでもなく、二人の女たちの日常生活を描いている。ゆったりとした物語の中にちりばめられた言葉たちに、時々はっとさせられる。それは独白の形をとったり、ふとしたときに思ってしまったりした言葉たちである。

 すーちゃんは、35歳。一人暮らし。独身。彼氏なし。ある日、遺言の本を買ってくるが、自分が心配しているのは「死んでからではなく」、「老いている自分」(35)だと気がつく。

 すーちゃんの言葉で残っているのは、
「月1万円を老後の貯えにしていけば……老後が、遠い未来が/今、ここにいる/あたしを/きゅうくつにしている」(8)、
「『元気で長生きがいちばん』ってもしかしたら誰かをキズつけている言葉なのかな」(100)、など。

 すーちゃんの先輩のさわ子さん。さわ子さんは、お母さんとおばあちゃんと3人暮らし。40を目前にした独身の女性だ。お母さんとさわ子さんとで、おばあちゃんを介護してくらしている。おばあちゃんを介護しながら、おばあちゃんに自分の気持ちを吐露している。おばあちゃんは、娘のことすらもわからない認知症だ。

 さわ子さんの言葉で残っているのは、
「老いていくのは仕方ないけど、ただ、セックスはしたい/あたしのからだをもっと謳歌しておきたい」(25)、
「どの時点が、大人の完成形なんだろう?」(20)、
「老いていくのもひとつの成長なのかな」(84)、
「汗はともかく、血を流しながら/女は働いているのです」(54)、
「女からも、日々こまごまとした/セクハラを受けているわけで」(55)、
「産め産めって気軽に言うけど/あれって/命かかってんだぜ~」(56)、
などである。

 二人に共通するのは30過ぎの女たちの「不安」である。
日常の時の流れの中での、ふとした独白が印象的なマンガである。

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紙の本

自分を貫けば結婚しても大丈夫

2010/01/15 20:10

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

結婚しなくていいですか。 益田ミリ 幻冬舎

 まんがの本です。結婚しなくてもいいですよと主人公のすーちゃんに伝えたい。
 単身者の将来への不安、とくに老後の不安、お金に頼るしかないのかというあきらめ、恋人をもちたいとかエッチをしたいとかいう願望、職場の孤独感などが、軽いタッチの絵で描かれています。読んでいてリラックスできます。
 これから、ひとり暮らし産業は伸びるのでしょう。ひとりだけの気楽な生活に慣れてしまうと、忍耐をともなう結婚生活は送れないでしょう。結婚しても長続きしないかもしれない。
 絵は下手だけど、ところどころ光る絵があります。そこがこの作家さんの魅力です。昔のお見合い方式(お互いに顔もあわせないような状態で結婚)は、よかった一面もあった。(今は無理です)
 登場人物の女性たちは、ぶつぶつとつぶやき続けます。心も揺れ動きます。でも、最後は最初の位置に戻るのです。しかたがありません。

(この書評を書いた翌日)
 宇宙飛行士向井千秋さんの旦那さん向井万起男さん(まきおさん、医師)の「君について行こう」を読み始めました。奥さんはマイペースです。結婚しても奥さんは、ひとり暮らしをしているようなものです。そして旦那さんは、君についていこうとほほ笑んでいるのです。こういう夫婦の形態もあるのだなあ。だから、まんがの主人公すーちゃんも結婚をあきらめないでほしいと思い直し、ここに書きました。

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2008/03/17 09:48

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2008/04/06 19:55

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2008/04/18 17:56

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2008/05/10 16:59

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2008/04/26 16:49

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2008/04/28 23:33

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2008/05/01 23:28

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2008/05/08 02:05

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2008/04/27 00:00

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2008/05/18 19:17

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2008/07/03 09:45

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