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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.1
  • 出版社: 新日本出版社
  • サイズ:19cm/235p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-406-05114-9

紙の本

津波てんでんこ 近代日本の津波史

著者 山下 文男 (著)

明治以来の近代日本を襲った津波のうち、死者100人以上を数えた8つの津波被害について振り返り、当時の社会背景や津波の概況、津波防災上の今日的な教訓について考察。防災行政や...

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津波てんでんこ 近代日本の津波史

税込 1,760 16pt

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  • 税込価格:14,960136pt
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商品説明

明治以来の近代日本を襲った津波のうち、死者100人以上を数えた8つの津波被害について振り返り、当時の社会背景や津波の概況、津波防災上の今日的な教訓について考察。防災行政や津波防災教育のあり方に警鐘を鳴らす。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

山下 文男

略歴
〈山下文男〉1924年岩手県生まれ。津波防災思想の普及で日本自然災害学会賞・防災功労者表彰。著書に「戦時報道管制下隠された大地震・津波」など。

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評価内訳

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紙の本

「津波てんでんこ」というコトバに託された著者の思いを、日本人全体で共有しよう!

2011/05/11 14:55

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「津波の際は、とにかく躊躇せず、一人一人バラバラで全力で高台に逃げろ!」これが著者による本書の最大のメッセージである。そして、「津波は他人事じゃない!」、これが本書を一読してのわたしの率直な感想だ。

 タイトルになっている「津波てんでんこ」とは、明治三陸大津波の悲しい歴史を背負った貴重な教訓である。「てんでんばらばら」の「てんでん」に東北地方言の「こ」がついたもの。親兄弟が災害時に助け合うのは人間として当然の感情だが、こと津波に限ってはそれは例外でなければならない。なぜなら津波は不意打ちで突然襲ってくるから、共倒れを避けるためにはそれしかない、ということを意味している。

 「津波てんでんこ」という表現には、著者が子どもの時に体験した「昭和8年の大津波」が原点にあるという。「七人兄弟の末っ子だったが、両親も兄たちも、誰も手を引いてくれなかった。そのため否応なしで一人で逃げ、雪道を裸足で山まで駆け上がっている。後で聞くと、友だちの多くもみんな同じことだったらしい。助かろうと思ったら子どもでそうせざるをえないのである」(P.223)。今年87歳になる本書の著者・山下文男氏は、今回の大津波でも九死に一生を得たことが報道されていた。

 吉村昭の『三陸海岸大津波』は読み継がれるべきロングセラーだが、津波はけっして三陸海岸だけのものではない。本書はこの重要な事実に読者の注意を促してくれる。「津波は他人事じゃない!」とはこのことだ。
 本書によれば、関東大震災のときには相模湾沿岸では津波と山津波の挟み撃ちになっている。戦時下の東南海地震津波(1944年)は厳しい情報統制のため知られていないだけ。敗戦後の南海地震津波(1946年)はそれどころではない状況だった。日本海中部地震津波(1983年)では秋田に大被害、北海道南西沖地震津波(1993年)では奥尻島を中心に、沖縄の石垣島でも大津波の被害を受けている。
 日本は、地震と津波の多さにかんしては、同じくプレートのうえに乗っかり、周囲を海に囲まれた島国のインドネシアとならんでいるのだ。。津波が tsunami として英語になっていることからもわかるように、この国は「世界有数の津波大国」なのだ。

 自然災害である津波は、人間サイドの事情にはいっさいお構いなしに突然襲ってくる。しかも、集中豪雨や台風など、毎年の決まった時期に定期的に襲ってくる自然災害に比べると、大津波と大津波のあいだのインターバルがきわめて長いのが特徴である。そのため、どうしても体験が風化しやすい。また逆に体験していると、どうしても実際より軽くみなしがちという側面もあることが指摘されている。津波への対応は、マインド面でも難しいのだ。

 狭い意味の専門家ではなく、三陸海岸に生まれ育った一市民の立場から書かれた、日本国民に覚醒を促す本である。ぜひこの機会に眼をとおして「自分の問題」だと受け止めてほしいと強く思う。

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