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立ち読みして気になって買った本。他の本があるにもかかわらずコレを読み始めてしまった。面白かった。【読み終わり】
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アップル・ウォッチャー、ジャーナリストのnobiによる著書。iPhoneがどのようにして開発されていったのか、グランドデザインの考えかた、戦略を解説している。それに加え、日本のケイタイメーカへの開発方法の転換を求めている。日本メーカにはiPhoneのマネをするのではなく、自社の強みを前面に出したコンセプト、ユーザ本位の使い勝手、人的リソースを把握する、世界観の共有。日本のような総合メーカが達成するのは難しいそうだが、これができれば世界に通用する国内ケイタイメーカの誕生だろう。ケイタイ専用メーカが誕生するかもしれない。
メモ:iPhoneのマルチタッチ技術はフィンガーワークス社の特許を買って実現。ユーザ・インターフェース・技術専業のソフトディバイス社(日本)。日エレのiPod開発秘話:http://techon.nikkeibp.co.jp/NE/navi2006/s2/ipod_1.html
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アップルの携帯電話「iPhone」が世界の携帯市場にどういう影響を与えたのかということに関する一冊となっています。
「iPhone」の製造は他社に任せているアップルですが、製品の仕様や設計などはアップル社で全部やっていたということには驚きました。顧客に使っていて楽しいという印象を与えるために、追求している姿勢はみな習わなければならないものだと思います。
最後の方では、日本のメーカーなら作れるのにというアップルが「iPhone」を作ったことへの残念な気持ちと筆者の日本のメーカーのこれからへの期待感が相まっていて面白い内容となっています。
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・「指紋が付いたら拭けばいい」
クレームや責任追及に神経質になるあまり、「クレームの付きにくい」商品、無難なサービスしか提供できない。製品コンセプトを台無しにしてしまう。
・競合を気にするばかりではなく、長期間のビジョン、自分の「こんなものがあったらいいな」という理想を大切にする。
・ハイアンドコオーディネーション
手と目を強調させること。ユーザインターフェイス用語
・ダイレクトマニュピレーション
ドラック&ドロップのように直接触るような感覚で操作できること。
・ものづくりをするとき「出発点」を見極める。
今いる業界の習慣や常識は一度忘れる。自分のいる会社や部署の位置づけも忘れる。
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まさにショック、本がショックというよりiphone自体の製品の出来具合にショックを感じた
iphoneはランニングコスト上で購入はあきらめたが、ipod touchを購入する気を起こさせました。
まさに、ユーザーインターフェースの妙と言えますし、その総合的なできばえは、初期の
appleコンピューターに受けた感動をまた与えられた感じが蘇りました。
日本のメーカも真似をするのではなく、何が感動を与えるのかに真剣に取り組む必要があるの
だと反省させられました。
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iPhoneそのものよりも、アップルつまりスティーブ・ジョブスの企業戦略と、日本のケータイキャリアのおばかトホホ状態についての経営分析、のような感じかな。
日本未発売時に書かれたものですが、日本のケータイキャリアのおばかトホホ状態については出版後1年半たった今も、ほとんど変わっていないように思う。
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や~ぱりアップルが好きだな~。
物造りに掛ける思いが違う。
iPhoneにしても顧客を見据えたコンセプト、ビジネスモデル、開発、宣伝とその想いを純粋に実現していく姿勢がすごい。
『顧客が欲しい商品をサプライズで出していく。』
我々もこんな仕事出来たら面白いね。
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3Gでないiphooneの、いやAppleのビジネスをテーマにした本。
Appleのビジネスのやり方をまとめている。
自分の製品開発にも生かせたらな。無理だな。
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【iPhoneの利点】
iPhoneを買って、その端末を有効にするために自分のタイミングで決めることができる。パソコンを持っていればどこでもアクティベートできる。その場で開通手続きや機種変更手続きをする必要がない。
他社のケータイ端末は、常にライバル会社との比較の中で価格が決まっているが、アップルは自社の人気製品を引き合いに出すことで、ケータイ機能をあたかもiPodの付加機能の一つのようにして見せている。その途端、ライバルメーカーの比較という発想は消える。ユーザーはiPodとiPhoneを比較して、いくらまで出せるか、どこまでの機能がほしいかという発想になる。
iPhoneには、キャリア提供の機能は一切ない。あくまでもアップルが必要だと考える機能だけに数を絞り込んでいる。実は海外のケータイメーカーは、日本ほどキャリアから干渉を受けないので、メーカー自身が機能を絞れるという事情もある。
絞った分だけ、選んだ機能は徹底的に使いやすくブラッシュアップしてある。こうしたiPhoneのケータイづくりは、ユーザーにとっても製品の全体像がつかみやすいし、機能の習得がしやすい。ただ、キャリアの要望を素直に聞いて闇雲に機能を搭載してきた既存メーカーにとっては異質な製品に見えるのは間違いない。
iPhoneには、キャリア提供の機能は一切ない。あくまでもアップルが必要だと考える機能だけに数を絞り込んでいる。
非常にシンプルな端末で使いやすいということ。一度手に取ったら使い方を忘れにくい。
【日本のモバイル事情】
海外ではケータイの主な用途が通話なのに対して、日本はキャリア主導でデータ通信や電子マネー機能、カメラ機能、位置情報機能、テレビを閲覧できるワンセグ機能など、実に様々な技術を搭載している。その分日本のケータイ端末は価格が高くなるため、海外ではなかなか受け入れてもらえないという事情がある。
日本のケータイのクールで先進的というイメージはまだ消えていない。
日本のケータイメーカーは、ケータイに盛り込むべき機能や技術、デザインといった重要な部分を、ほとんどキャリアに任せてしまった。
未来に目を向ければ、日本のケータイ業界にはポジティブな変化が次々と起こりつつある。
たとえば、データ通信ではHSDPA方式やWiMAX方式など高速な新技術が登場し、ケータイの可能性が広がりつつある。また、無線LANやBluetooth、Wibree、ZigBee、UWBなどの近距離無線技術が次々登場しており、ケータイとパソコンやその他の電子機器との連栄も進めやすくなる。
ソニーのRollyは販売の場でうまく製品の魅力を伝えることができなかった。
かつての日本メーカーには、今のアップルと同じくらい柔軟にイノベーションを巻き起こす土壌があった。たとえば、全社横断的にメンバーを選出して開発リソースを集中投下するシャープの緊急開発プロジェクトや、エンジニアリングとデザインで数々の斬新な賞品を生み出したソニーなど。
【ジョブズの見解】
人々は、好きなとき、好きな場所で、好きなデバイスでエンターテインメントを楽しみたいと思っている。突き詰めるとエンターテインメント企業は、���様なビジネスモデルに手を出すことになっている。
まずは音楽不正コピーよりも魅力のあるビジネスを展開しないかぎり、消費者は不正コピーに流れてしまう。
アップルがどんなにタフな交渉をしても、部品メーカーはアップルからの要求をある程度受け入れるしかない。iPodやiPhoneのビジネスのスケールメリットを理解しているから、かかわらずにはいられない。
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日本はデザイン重視の製品を開発者やデザイナーが生み出そうとしても、否定されてしまう。
それはどんなメリットで、費用対効果あるの?と言ったかんじ。
また、日本はキャリアが主導権を持っているため、アプリの開発会社も、いちいちキャリアにお伺いを立てなければならない。これではさすがにマーケットが育たない。
2010-6-14
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iPhoneが日本に上陸する前に書かれた書籍です!日本におけるiPhoneの売れ行きは低迷してるようですが世界的な視野では携帯端末としてのシェアは莫大各国の契約端末販売メーカーから売り上げに対しての継続的な上納金まで頂いてる始末こんな契約条件にもかかわらず端末メーカーは契約を欲しがる!そんな魅力的な端末を日本のメーカーはなぜ作り出せないのか…ここにApple独自の商品開発、販売の戦略が差をつけてるようです
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iPhoneの時代もいつまで続くことやら。
アップルはすごいが、いつまでも続くとは思えない。
栄枯盛衰が激しいからな。
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2007年1月9日 Mac World EXPO にて「今日、アップルは電話を再発明する」と紹介した iPhone
黒船襲来と言われている「iPhone」の登場についてユニークな視点から書かれています。
■ケイタイにパソコン流を持ち込む
■パソコンユーザー専用という意外性
■きめの細かいアプリケーション連携
■生態系を作って「コト」を起こす
■ハードとソフトを手がける強み
■ACアダプターにも莫大な開発予算
■3度目のインターフェイス革命
1)初代Macでのマウス操作
2)iPodにおけるクリックホイール
3)iPhoneでのタッチ操作
※直感的な操作を徹底する
↑↑↑↑↑↑
コレッ!
Macファンになったきっかけが、コレなんです。
ユーザーに余計な(難しい)部分に一切関与させず、Macが解決してくれる。
この優しさが大好きなんです。
でも、「iPhone」が日本の携帯メーカーやキャリアに与えた影響についての、筆者の正直な気持ち(頑張れ、ニッポン!)には、同感です。
様々なしがらみの中にいると、閉塞感はあるかも知れませんが、ウォークマンのような「こんなの欲しかった~」と思えるようなモノ、期待してます。
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今、最新型が発売されたiPhoneですが、それがいかにして開発され、市場に出回ったのかというドキュメントです。彼らのやり方の中に『日本的』なものがあることに一抹の寂しさを感じます 僕が以前、この人の書いた「iPadショック」という本を読んで、この本の存在を知り、手にとって読んでみたしだいです。あと、これは昨日知ったのですが、アップルのデザイン担当の総責任者であるジョナサン・アイブ氏が自身のフェイスブックページを立ち上げたことにものすごい衝撃を覚えています。それで、肝心の内容なんですが、三部構成になっていて、
第一部ではiPhoneがケータイ業界に与えた衝撃を携帯電話会社やケータイメーカーへの取材を基に分析してあり、
「今日、アップルは携帯電話を再発明する」
というスティーブ・ジョブズの有名な言葉とともに、iPhoneが携帯電話そのものだけではなく、業界そのものも変えてしまったという事実が書かれていて、『ジョブズ恐るべし・・・。』と読んでいて唸ってしまいました。
第2部ではiPhoneを生んだアップルのものづくり、ブランド戦略、ビジネスモデルを徹底的に解説されてあって、彼らがあのシンプルなデザインにどれだけ多くの情熱を注ぎ込み、ブランド戦略をたてて、そしてどう実行に移されていったのか、ということが書かれてあり、特に自分が注目したのはiPhoneを売ったあとでも世界中にある各キャリアから一定の『上納金』を納めさせることによって、アップルに安定した収益をもたらすビジネスモデルには驚きを隠せませんでした。
最後の第3部では、ライバルである日本メーカーの課題というものが書かれてあり、僕も携帯は古いものを使っていたのでエラソーなことはいえないんですけど「ガラケー」と呼ばれ、国内でのみ仕様を特化した日本の携帯電話と、キャリアの顔ばかりをうかがって顧客の声に耳を傾けなかった日本のメーカーが激しく非難されております。
僕はさっき、とある携帯電話の販売店に行って、最近の携帯電話の動向を店の人と話していましたけれど、iPhoneVSアンドロイド端末の携帯の図式はしばらく続くと思われるので、ここに日本がどう立ち回っていくのか。それが楽しみなところです。
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国内販売開始前のものなので、現状とは少し背景等が異なっている。
国内キャリアとメーカの問題の一部は分かった気がする。