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- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2007/12/01
- 出版社: 理論社
- サイズ:20cm/400p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:978-4-652-08616-2
紙の本
ブランク 空白に棲むもの (ミステリーYA!)
著者 倉阪 鬼一郎 (作)
白く光ものが、ゆっくり揺れている…。それに気づいたときには、もう遅い。体がいびつに揺れ、髪の毛が真っ白になり、やにわに頭部が爆発する。多発する奇怪な死が、人々を恐怖のどん...
ブランク 空白に棲むもの (ミステリーYA!)
紙の本 |
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商品説明
白く光ものが、ゆっくり揺れている…。それに気づいたときには、もう遅い。体がいびつに揺れ、髪の毛が真っ白になり、やにわに頭部が爆発する。多発する奇怪な死が、人々を恐怖のどん底に叩き落とす。超能力探偵・井筒志門は、かがみ少年とともに謎に挑む!ノンストップ・ホラー・ミステリー。【「BOOK」データベースの商品解説】
体がいびつに揺れ、髪の毛が真っ白になり、やにわに頭部が爆発する。多発する奇怪な死が、人々を恐怖のどん底に叩き落とす…。超能力探偵・井筒志門が、かがみ少年とともに謎に挑む! ノンストップ・ホラー・ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
倉阪 鬼一郎
- 略歴
- 〈倉阪鬼一郎〉1960年三重生まれ。87年「地底の鰐、天上の蛇」でデビュー。俳人、翻訳家としても活躍。ほかの著書に「四神金赤館銀青館不可能殺人」「留美のために」など。
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紙の本
大味すぎて少しも面白くありません。無名の作家ならともかく、倉阪ほどの名前をもったひとが若い人向けに書く小説のレベルではありません。いったいどういうことなんでしょうか、YA、馬鹿にしてます?
2008/05/09 20:10
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に読んだ本の書評をメモ片手に書く、っていうのが案外難しい。無論、圧倒的に面白かった作品についての話であれば、そういう問題は少しもありません。でも、ものによっては読んでいたときは夢中だったのに、時間が経ってしまったらタイトル以外は頭に何も残っていない、なんていうことがあります。
著者には申し訳ありませんが倉阪のこの本なんかはその恰好の例、と言えそうです。まずミステリーYA!に倉阪鬼一郎、というのが以外でした。しかもその装幀が意外や、真っ白に近い。無論、技を隠した白い本ですが、倉阪と白の組み合わせも印象的です。そんな装丁は括弧書きが面白い池田進吾(67)。
で、このお話にも英語のタイトルが小さく書かれています。Blank,The Mysterious Space-Dweller だそうです。空白に棲むもの、とはちょっとニュアンスが違うような気がしますが、いいでしょう。カバー折り返しには、カバーの地色の由来となった事件の紹介があります。早速、写しておけば
白く光るものが、ゆっくり揺れている……。
それに気づいたときには、もう遅い。
体がいびつに揺れ、髪の毛が真っ白になり、
やにわに頭部が爆発する。
多発する奇怪な死が、人々を恐怖のどん底に叩き落とす。
超能力探偵・井筒志門は、
かがみ少年とともに謎に挑む!
ノンストップ・ホラー・ミステリー。
です。
理論社のWebでの紹介文を補いながら簡単に内容を書けば、からだが歪に揺れ、髪の毛がみるみるうちに白くなり、頭がやにわに爆発するという事象が秋葉原でアイドルの追っかけをしていたオタク、茅ヶ崎にすむ陶芸家と調剤師、北海道の北見で教鞭をとる女性教師、キュラソー島で熱心に活動する日本人篤志家、博多のタクシーの乗客、博多に出張した製薬会社員に降りかかります。
前代未聞!ともいうべき事件は、日本だけではなく海外にも飛び火していきます。奇想天外としかいいようのない不可解な事件に立ち向かうのは超能力を持つ探偵・志門。彼はネコ語を操る妹、警察官の父、そして天才的な将棋少年・かがみ君とともに謎に挑むのですが……。
主人公の井筒志門は探偵です。探偵、といっても誰の仕事でも引き受けるというわけではありません。井筒家の家業が祖父の代から警察官なので、主に父親の仕事を手伝っています。志門は死を間近にした人を見分けてしまう能力を持っています。兆しだけでなく、余韻も感じることもあります。死の間際の様子が目に浮かぶことから、肉食は苦手です。
志門は大学を卒業していて、詩織という短大生の妹がいます。文中では彼女は二つ年下だそうですが、志門が飛び級でもしない限り、年齢は三つ以上は離れていないと矛盾する気がします。とりあえず志門は大学を卒業したばかりとしておきましょう。詩織は美女という描かれ方をしませんが、モデルです。といっても雑誌を賑わすようなモデルではなくて、パンフレットが中心です。
二人の父親は井筒掃部、警察庁の迷宮入りになりそうな事件を扱う通称「迷宮課」の宮司的存在だそうです。「迷宮課」は捜査に超能力を使う特殊な課なので、自前の職員だけでは対応ができないため、よく外部の特殊能力調査員を使います。志門もその一人という設定です。志門の祖父・主水がこの部署を作ったそうです。
他には、志門の事務所の助手、杉山がいます。助手とはいっても仕事はほとんどしていません。志門の大学の後輩で三年生、大食漢で、探偵の才能ゼロ、ということなので、ある一点を除けば話には不要な人物だと思います。その一点というのが、いとこの杉山かがみの存在です。彼は三年生で小学名人となり、現在プロ養成機関の奨励会に入会、将来の名人と噂される天才少年です。
他には、志門が飼っている黒猫のモンド、最初の事件が起きた時、オタクが並んでそのDVDを買おうとしていた音痴のタレント・中海りる、資産家の息子で、研究者として卓抜した才能を持つ東条畸斎などがいます。彼は世界の秘密に気づき、世界の王となることを目指し、研究に資産の殆どを投入、50年をかけた研究が完成したという鬼才です。
世界中に広まった事件、その背後にあるのはなんでしょうか。殺人?宇宙人の襲来?秘密兵器?B級ならぬD級ホラー、ご確認ください。おしゃべりはこのくらいにして、もくじを写して今回の書評を終ります。
プロローグ 白く変じるもの
1 井筒探偵事務所
2 ブランク
3 空白に棲むもの
4 井筒探偵事務所
5 ブランク
6 空白に棲むもの
7 井筒探偵事務所
読者への挑戦状
8 謎解き
9 対決
エピローグ 井筒探偵事務所
あとがき
です。
紙の本
ホラーミステリー?
2018/07/28 14:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎の怪死事件が何件も!
超能力探偵というとけっこうなんでもらありなのか?と思いながらも読んだ。
ホラー?ミステリー?なんだかよくわからなかった。
私はおもしろいと感じなかった。