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読割 50
紙の本
おまけのこ (新潮文庫 「しゃばけ」シリーズ)
著者 畠中 恵 (著)
一人が寂しくて泣きますか?あの人に、あなたの素顔を見せられますか?心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味...
おまけのこ (新潮文庫 「しゃばけ」シリーズ)
おまけのこ(新潮文庫)
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商品説明
一人が寂しくて泣きますか?あの人に、あなたの素顔を見せられますか?心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。【「BOOK」データベースの商品解説】
【吉川英治文庫賞(第1回)】【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
こわい | 7−68 | |
---|---|---|
畳紙 | 69−126 | |
動く影 | 127−195 |
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紙の本
しゃばけシリーズ
2023/05/30 15:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズでも、主人公の若旦那は寝込んでいます。
短編集の中で、「畳紙」が一番好きです。屏風のぞきの人生相談がいいですよ。
紙の本
面白かった!
2016/12/10 11:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
5話入っていますが、みな面白かったです。
最初の「こわい」は、あやかしにも業(ゴウ)があるんだなあ、と。
若だんなの優しい気持ちを後押ししたいような、やめさせたいような、どうしようもないことに対するやるせない気持ちに。
「畳紙」は、以前出てきた厚化粧の彼女の再登場です。今後に希望を感じさせるいい終わり方をしてます。
「動く影」は、若だんなの幼少期のお話です。兄や達もまだ来ていない頃のお話で、体の弱い若だんなは友達ともろくに遊べませんが、利発さを発揮して、子供たちを動かし事件に挑みます。若だんなが元気な子だったら、きっと子供たちに頼られる中心人物になってたんじゃないかなあと思わせられる一品です。
「ありんすこく」は遊郭のお話。若だんなとあまりにかけ離れていて本気にしてもらえないところから始まります(笑)。事件は解決しますが、これもちょっとせつない気持ちにさせられました。
最後の「おまけのこ」は、秀逸です。鳴家が大冒険するお話です。若だんなのすばらしさを感じ、うるりときました。
自作も購入決定です。
紙の本
しゃばけ4作目
2016/02/16 19:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゃばけシリーズ4作目。人情の機微を盛り込んだ5つの短編集。
人間味の溢れた妖怪たちが楽しい。なんとなくほっとする。
電子書籍
鳴家は可愛いくなってきたね
2023/12/10 08:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
出だしはちゃんと、妖らしい話し方だった鳴家。
最近は、きょんげーとか、きゅわきゅわとか、キャラクターになっちゃったけど。この辺りから可愛い担当になったんだな。
おまけのこで鳴家が一太郎に見つけてもらった時に、物語が進んで行くと生まれる絆が見えて嬉しかった。
紙の本
気軽に楽しめる作品としてしっかりと定着してきました。小難しいこと考えずに、摩訶不思議な「妖」の世界を楽しむべし。
2019/01/29 09:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
気軽に楽しめる作品としてしっかりと定着してきました。小難しいこと考えずに、摩訶不思議な「妖」の世界を楽しむべし。そういった意味では、今回は、狐者異(コワイ)(9)、飛縁魔(ヒエンマ)(133)、影女(142)などが新登場だがさり気なく消えてしまったのが残念。逆に、紅白粉問屋「一色屋」の孫娘で「塗り壁」と綽名される厚化粧女:お雛(71)(S4の<2>)が「妖」もどきとして描かれてるのにちょっとニヤリでした。<[5]おまけのこ>はちょっとドジな鳴家(ヤナリ)が実に可愛い。これまでは若旦那・一太郎を軸とした展開だったが、今回は「妖」主役の話が増えた様な気がする。物語に広がりが出て来て良いですね。
紙の本
鳴家の冒険
2018/05/19 18:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回一番のお気に入りは鳴家が活躍する「おまけのこ」。制作途中の真珠を使った豪華な髪飾りの描写、おいしそうなお菓子の話など楽しい短編だった。飾り職人のその後が心配だけど。
電子書籍
おまけのこ
2022/01/04 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この中では「おまけのこ」、イチオシです。ちょっと、切なくなるし、あのあと、どうなったのか気になるし……。四作目ともなると、妖怪も定着してきた、と感じますが、再登場の厚化粧さん、こちらも……。