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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.11
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: ブルー・バックス
  • サイズ:18cm/278p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-257578-2
新書

紙の本

死因不明社会 1 Aiが拓く新しい医療 (ブルーバックス)

著者 海堂 尊 (著)

【科学ジャーナリスト賞(第3回)】日本の解剖率は2%台。残り98%は、身体の表面を見るだけのいい加減な死亡診断。「死因不明社会」に立ち向かうためには、Aiを中核とする新た...

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死因不明社会 1 Aiが拓く新しい医療 (ブルーバックス)

税込 990 9pt

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商品説明

【科学ジャーナリスト賞(第3回)】日本の解剖率は2%台。残り98%は、身体の表面を見るだけのいい加減な死亡診断。「死因不明社会」に立ち向かうためには、Aiを中核とする新たなパラダイムシフトが必要となる。現役医師でベストセラー作家の緊急提言。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

海堂 尊

略歴
〈海堂尊〉1961年千葉県生まれ。研究系病院の病理医。「チーム・バチスタの栄光」で第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。他の著書に「ナイチンゲールの沈黙」「螺鈿迷宮」など。

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評価内訳

紙の本

「死亡後のデータをきちんと取る」ことは、犯罪を見逃さないためにも、医療の発展のためにもとても重要だ、ということ。

2008/08/06 16:14

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 裏表紙に書いてある。「日本の解剖率2%台は、先進国中ぶっちぎりの最下位」。別に順位はどうでもいいのだが、そんなに少なかったのか、とやはり驚きは隠せなかった。その現状と問題点、それに対処するための提言としてのAi(Autoply imaging、死亡時画像診断)システムの導入についてわかりやすく書かれた本である。

 事件の疑いがある場合でもきちんとした診断をしないで処理されることがあるのは、相撲部屋での若手力士死亡事件で記憶に残る人も多いだろう。執筆中の出来事だったので、本書の中でも触れられている。すべてのケースで解剖して徹底検査すれば済むのだが、それでは確かに時間も費用もかかる。
 さんざん苦しい思いで闘病した末のことだと、遺族も「もうそっとしておいて」というのが正直なところだろうし、医師側も「大体死因はわかっている」と主張するだろう。
 その結果、暴力事件が事故死となってしまったり、医療ミスの裁判になってしまったりしているのが今の日本ではないだろうか。

 死後の画像診断をとにかく基本的にやりましょう、という提案は確かに一つの解決方法のように思われる。詳細は本書に譲るが、日本のようにCTやMRIの機械が普及した国では、「これを利用しない手はない」とたしかに思えてくる。
 「現在すでにある装置を使用する」ということで気になるのは、「(患者として)自分が検査される機械で死体も検査するのか!」という反対がでるかどうか、というところだろうか。著者は「遺族に患者検査用の装置で遺体を走査してもよいかというアンケートをしたらほぼ是認した」というデータを引用し、「一般人の意見だ」としているけれど、実際に測定に来ている「生きた」患者さんの意見も聞いてもらいたいところである。「あなたはこれからあなたが検査される機械で遺体も検査するのをどう思いますか?」と。まあ、ダメなら装置がまた売れるだけ、という利点もあるのかも?

 ちょっと最後はずっこけた一文になってしまった。著者の書き方の影響らしい。著者は「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した「チーム・バチスタの栄光」を書いた現役の医師。本書でも話題になったこの本の登場人物が辛辣だがくだけた会話をする部分が挿入されていて「なんだかなあ」と思うのだが、これも分かりやすくする一つの方法だと思えばよいのだろう。そういうソフトな表面加工をしてまで、著者がお役人のやり方に言いたいことがたくさんあったのだ、ということもよくわかる文章でもある。
 そういえば、黄色い表紙もどこやらこのミステリーによく似ている。これまで作者が書いた小説類も、表紙の写真つきで紹介されている。そういう風に話題性に乗っからないと、こういう真面目な話題を人は読んでくれない、という著者の悲痛な声が聞こえてくる、といったらいいのか、話題に編集者がのっかっただけ、というのか。

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紙の本

おっしゃることは、よ~く分かります。でも、私としては小説の形で教えてもらう方がいいかな、だって楽しい気がするし・・・

2011/07/06 20:29

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

だいぶ前に出ていた本ですが、ブルーバックスということもあって敬遠していました。ブルーバックスは、私にとってはあくまで科学の解説本で、正直、読んでいて雰囲気は理解できても、内容の正確な把握までは及ばないという奇妙奇天烈摩訶不思議な叢書なわけで、それなら岩波のジュニア新書のほうが理解完全感謝感激熱烈歓迎となって、後者に軍配ということになります。

たとえ大好きな海堂尊作品であっても、なんでもいい、っていうわけではありません。でもです、海堂の本を読めば読むほど、というか彼が小説を書き始めた動機というのが、「死因不明社会」をAiによって「死因判明社会」にすることにあることがよくわかる。ということは、それを小説という形ではなく、ノンフィクションというか平易な論文というか、このブルーバックスを読んでおかないと、小説も理解できないことになる、とまあシブシブ読むことに。

で、です。決して読んで楽しい本ではありません。小説で書いていたことを、論文にしたといってもいい。ですから、小説の地の文を読んでいる感じでしょうか。とはいえ、論文ゆえにフィクションを書くわけにはいきません。データ的なことが多くなります。ブルーバックスらしく写真も豊富です。で、そこにはかなりグロいものもある。

一番ショックだったのは頭の切断写真。無論、医学や法学関係者には珍しくないものなのでしょうが、看護師資格を持つ私でも心地よいものではありません。開腹写真もありますが、まだこちらは標本感覚で見ることが出来るのでいい。写真が小さいのと白黒なので救われていますが、そうでなかったらショックだろうと思います。看護師になるには適性試験を受けなければなりませんが、この本なんかは一種の踏み絵かもしれません。特に、切断面の周辺に見られる毛髪のようなもの・・・私にはこれが一番きつかった。

でも、です。写真を除けば、今まで小説のなかで簡単に触れられてきたことが、本一冊をかけて書かれているわけですから理解は進みます。問題は、医療現場の縄張り争いではありません。行政内部でのそれが一番大きい。それと大学の中での学部間の綱引き。そして、既存権益にしがみつく官僚。警察にも問題がありますが、それも含めて、これは完全に行政の問題です。

解剖が殆どなされないことから、死因不明社会が生まれる。小説的には、それが犯罪の温床となる、という流れになるし、海堂も『アリアドネの弾丸』で改めて取りあげていますし、芝田哲孝も『サイコパス』で、それに言及しています。でも、小説的にはそうでも、実際の問題は、解剖を避けることによって医学自体が発展しないということのほうが大きい。なんでも心不全で済ませば、病気の研究は進みません。

そしてもう一つ、医療事故に関連する訴訟が、医学界を萎縮させ日本の医療を荒廃させていること。解剖をしないから死因がわからない。だから遺族は疑心暗鬼で担当医師や病院を訴える。お金が欲しいからではなく、事故なら事故、病気なら病気、それが分かれば納得するのに、解剖をしないから全てが闇の中に行ってしまう、それがいやだから起こされる訴訟。

それに注がれる時間と労力を考えたら、絶対にAiで簡便な解剖をしたほうが安く済む。不毛な議論、心のこもらない低頭姿を見なくて済みます。そして、本当の市民のための医療への道が開かれる。それを理解したうえで、あえて無視し、責任回避、覇権争いに明け暮れる行政、大学教授、法医学関係者、警察の行動にはただただ呆れるだけです。ちなみに、海堂は続編にあたる『ゴーゴーAi―アカデミズム闘争4000日』(講談社2011)を出しています。日本の死因不明ぶりを知るためにも、あわせて一読を。

以下、一気にデータ的なものを列挙。

まず、帯の文章。
         *
「このミステリーがすごい」大賞作家が
緊急書き下ろし

『チーム・バチスタの栄光』は、
この本を書くために生まれた!
―――――――――――海堂尊
ロジカルモンスター白鳥圭輔が
   日本の医療の闇を斬る!
         *
次がカバー後の内容紹介と装幀関係者。
         *
ミステリーより怖い真実
日本の解剖率2%台は、
先進国中ぶっちぎりの最下位。
98%は、体の表面を見るだけの
いい加減な死亡診断が下されている。

死亡診断が軽視される社会では、
明らかな犯罪行為や児童虐待すら
発見できず、治療効果判定も
行われない無監査医療がはびこる。

社会に様々な不利益をもたらす
「死因不明社会」に立ち向かうには
Aiを中核とする新たなパラダイムシフトが必要となる。
現役医師でベストセラー作家、海堂尊の緊急提言。

●装幀/芦澤泰偉・児崎雅淑
●カバーCG制作/桑原大介
●カバー裏写真提供/山本正二
●本文・目次デザイン/中山康子
●図版/さくら工芸社
         *
最期が目次です。

   【プロローグ】「死因不明社会」の出現とその処方箋

第1章 そして誰も「解剖」されなくなった
       厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー[1]
第2章 現代日本の解剖事情

第3章 死体のゆくえ
       厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー[2]

第4章 解剖崩壊

第5章 医療事故調査委員会における厚生労働省の謀略
       厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー[3]

第6章 Aiは医療事故問題解決の処方箋となりうるのか?

第7章 Aiの病院死症例における威力
       厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー[4]

第8章 「死亡時医学検索」の再建のための処方箋「Ai」

第9章 犯罪監視システムとしてのAi
       厚生労働省・白鳥圭輔室長、独占インタビュー[5]

第10章 死をめぐる医療と司法の相克

第11章 Aiの医学的考察
       厚生労働省・白鳥室長 集中最終講議

第12章 「死因不明社会」の処方箋と明るい未来
       Aiセンターが医療と社会を再建する

    あとがき

       白鳥圭輔のワンポイント用語講座
        1 「検視」と「検死」と「検案」
        2 解剖と剖検
        3 法医学者と病理専門医、監察医と警察医

       白鳥圭輔のワンポイント用語講座 補遺
        日本及び世界におけるAi の潮流
          オートプシー・イメージング・アカデミア
          筑波メディカルセンター病院放射線科 塩谷清司
        
       参考書籍
       学術論文
       参考文献・論文/第11章オートプシー・イメージング・アカデミア参考文献

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2008/01/09 18:47

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