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憎しみもなにもかも (ライムブックス)
19世紀英国。伝統的に男の職務とされる治安判事補佐官の職に応募してきたソフィア。治安判事であるロスは異例の出来事に驚くと同時に、彼女の美しさに心を揺さぶられた。禁欲的な生...
憎しみもなにもかも (ライムブックス)
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商品説明
19世紀英国。伝統的に男の職務とされる治安判事補佐官の職に応募してきたソフィア。治安判事であるロスは異例の出来事に驚くと同時に、彼女の美しさに心を揺さぶられた。禁欲的な生活を送ってきた彼には衝撃的な出来事だった。ロスは、危険すぎるという理由で採用を断るが、ソフィアはどうしてもこの職につきたいと言い張り、自分は子爵家の出であっても、今は貧しく、一人で生きていかねばならないことを切々と訴えた。結局ロスは「試用期間」含みで彼女を採用する。誰に対しても分け隔てなく接する彼女に、ロスは想いを募らせる。一方ソフィアも、誠実なロスに惹かれていった。彼女の寝室の窓越しに、執務室にいるロスが見える。熱い視線を交わす二人。だが彼に寄り添う気持ちとは裏腹に、ソフィアの心にはもう一つの激情があった。「ロス、あなたは過去に何を犯したの?」ボウ・ストリート・シリーズ第二作。【「BOOK」データベースの商品解説】
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前作よりも熱いロマンス
2008/01/11 15:52
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「想いあふれて」に続く、ボウストリート3部作の2作目にあたる作品です。
前作のヒーロー、グラントの上司であるロス卿が今回のヒーローです。
冷静沈着・厳格・禁欲生活で「修道士」とまで呼ばれている治安判事のロス。補佐官を募集していたところ、面接に来たソフィアに一目で心惹かれます。
そんなソフィアには、ある思惑があったのです。それは、弟を不当な刑罰で死においやったロスに復讐するために近づいたのです。
しかし、ロスのもとで働いているうちに彼のことが分かるようになると、憎みたくても憎めなくなります。ロスを愛するようになると、弟の復讐との間で気持ちが揺れるのです。
前作が期待していたよりも、のめり込めなかったのですが(悪かったわけではないのですが)、今作は充分楽しめるものでした。とくにロス卿の独占欲まるだしなところとか(^_^)
3作目の「悲しいほどときめいて」が先に出版されていたので、そちらを読んでいるとネタバレしてるので、いまいち緊迫感は感じませんでした。
でも、それを除外しても充分楽しめる作品でした。
前作を読んでなくても分かるようになっていますが、読んでない方は順番に読むことをお勧めします。
3作目を読んでいたものの、間があいたので細かいところを忘れてしまったので、また3作目を読み返すことにします。