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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.12
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/303p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-022564-9

紙の本

消えたカラヴァッジョ

著者 ジョナサン・ハー (著),田中 靖 (訳)

イタリア・バロックの天才画家、カラヴァッジョ。1990年、その真作「キリストの捕縛」がアイルランドで発見された。現代ヨーロッパ美術界を舞台に、“聖なる人殺し画家”最大のミ...

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消えたカラヴァッジョ

税込 2,420 22pt

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商品説明

イタリア・バロックの天才画家、カラヴァッジョ。1990年、その真作「キリストの捕縛」がアイルランドで発見された。現代ヨーロッパ美術界を舞台に、“聖なる人殺し画家”最大のミステリーに迫ったノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ジョナサン・ハー

略歴
〈ジョナサン・ハー〉ノンフィクション・ライター。『New Yorker』や『New York Times Magazine』に執筆。「シビル・アクション」で全米批評家賞最優秀ノンフィクション賞受賞。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

結婚や離婚の話を入れちゃうから、話がどうしても作り物めいていまう、それが問題じゃないでしょうか。ここらはニュージャーナリズムの手法の悪いところかも

2008/04/28 19:59

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

美術は好きですが、所謂名画っていうやつが長い間嫌いだったせいか、知らない作家が沢山います。ただこの10年ほどは娘たちの情操教育をかねて随分、多くの美術展に行きました。ま、有名どころばかりですが、フェルメールやラトゥールといった近年評価がうなぎのぼりの画家の作品も見ています。もちろんカラヴァッジョも。

それにしても、らしからぬタイトルです。何がって、岩波書店らしくないでしょ、これって完全にミステリですよね、タイトルを見る限り。それから内容も、ノンフィクションというよりはノンフィクション・ノベル風なわけです。読めば分りますが、もっとアカデミックな本かと思っていると、期待はずれに終ると思います。

やっぱりこの手のものは、物語風に構成してしまうと、嘘っぱちに見えるんです。それが勿体無い。もし、カバー折り返しの最後に断り書きがなかったら、だれがこれを本当にあったことだと思うのでしょうか。岩波書店も訳文のありかたについては、読み易さだけではなく、そういった読まれ方も含めもっと考えた方がいいかな、なんて思います。

前半はイタリアの大学で学ぶフランチェスカとラウラの二人の女子学生が、古い時代の記録から『キリストの捕縛』がイギリスで競売にかけられたことを発見する話に、高校で一番成績がよかったフランチェスカに恋するルチアーノもロマンスを交えながら展開します。私が小説風というのはここらにあります。

中に、イタリアでは500年も前の大量の記録が貴族の没落や戦火を潜り抜け今も残っていることが書かれている、とありますがそれは日本でも同じことではないでしょうか。冷泉家のことなど考えれば、もっと古い記録もあるわけで、ジョナサン・ハーという人がどれほどの人かと首を傾げたくなるところです。

後半はアイルランドのナショナル・ギャラリーの修復士で、1990年に47歳であったイタリア生れのセルジョ・ヴェネデッティがイエズス会の宿舎で、一枚の絵画に出会い、それがカラヴァッジョの作品であると確信し、修復をしていく様子、そして『キリストの捕縛』の発見が発表されるまでのヨーロッパ美術界の動きが描かれます。

前半が文書記録による追跡、後半が実際の絵画の発見、ということで舞台もイタリアからアイルランドへと変わります。この二つの流れは世界で並ぶものなきカラヴァッジョの権威でコレクターでもあり、イギリスのナショナル・ギャラリーの理事でもある80歳を越えた老人サー・デニス・マーンを媒体にして最後に一つの流れになります。

ミステリ風なのは、絵画発見にいたる展開だけではなく、叙述のこうしたケレンにも依ります。これに、発表をめぐるゴタゴタやマスコミへの隠蔽といったワイドショー的な裏話が入り、読み物としては面白いものの、なんだか作り物めいた印象を与えてしまうわけで、内容がいいだけに勿体無いなあと思います。

それはともかく、感心するのは洋の東西を問わずお宝がまだまだ人知れず眠っているな、ということです。歴史については単に為政者の恣意的なものだけではなく、こういった発見による書き換えが今後とも続くと考えたほうがいいようです。カバー折り返しの案内は

イタリア・バロックの天才画家、カラヴァッジョ。
1990年その真作『キリストの捕縛』がアイルランドの
教会で発見された。十七世紀はじめローマで描かれた絵が
いったいどうやって、パトロンの手から離れ、遠くかの地
に眠ることになったのか? それは本当に真作なのか? 
権謀術数うずまく現代ヨーロッパ美術界を舞台に、”聖なる
人殺し画家”の数奇な生涯をたどりつつ、カラヴァッジョ絵
画最大のミステリーに迫ったノンフィクション。

装丁は、虎尾 隆、表紙、カバー(部分)=カラヴァッジョ『キリストの捕縛』(ダブリン、アイルランド国立美術館)、全体構成は下記のとおりです。

第一部 ローマのイギリス人
第二部 フランチェスカとラウラ
第三部 アイルランドの修復師
第四部 パーティ
第五部 カラヴァッジョという病
謝辞

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2008/06/01 14:23

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2008/06/08 17:15

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2011/12/25 12:16

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2012/03/18 22:01

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2013/05/21 20:12

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