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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.1 15件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.11
  • 出版社: バジリコ
  • サイズ:22cm/363p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-86238-075-3

紙の本

へんないきもの三千里

著者 早川 いくを (著),寺西 晃 (絵)

誰かたすけて、お金は出すわ!!深海魚に呑まれ、アリに奴隷にされ、免疫細胞軍と戦う羽目に…セレブなおシャレ少女が放り出された、弱肉強食の生態系。へんないきもの、続々登場。生...

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へんないきもの三千里

税込 1,650 15pt

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商品説明

誰かたすけて、お金は出すわ!!深海魚に呑まれ、アリに奴隷にされ、免疫細胞軍と戦う羽目に…セレブなおシャレ少女が放り出された、弱肉強食の生態系。へんないきもの、続々登場。生物界に迷いこんだ少女のすっとこ長編物語。【「BOOK」データベースの商品解説】

深海魚に呑まれ、アリに奴隷にされ、免疫細胞軍と戦う羽目に…。生物界に迷い込んだセレブなおシャレ少女が見た、弱肉強食の生態系! 「へんないきもの」シリーズ第3弾。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

早川 いくを

略歴
〈早川いくを〉1965年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告制作会社、出版社勤務を経て独立、文筆とデザインを手がける。著書に「へんないきもの」など。

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みんなのレビュー15件

みんなの評価3.1

評価内訳

紙の本

「へんないきもの」版「ふしぎの国のアリス」。

2010/02/18 16:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 続編が出たり、類似本がでたり、現在のいきものブームの火付け役の一つ「へんないきもの」。これは小説としての新境地開拓?でもちょっと欲張りすぎて評価がわかれそうな感じはします。
 ハードカバーで3センチほどの厚み。ぱらぱらめくると絵はさほど多くありません。子どもが読むとしたらちょっと長いと感じるかもという量かも。

 お洒落と恋にしか関心がないセレブな小六の少女ユカリが変な生き物の世界をめぐります。その途中で、オオサルパやウシナマコなど、既刊で紹介されたいきものも登場。いろんな世界に飛ばされると、不思議な生き物がいて、皮肉を言ったりもする。そう、その感じはまさに「ふしぎの国のアリス」です。違うのは、ユカリのいなくなった世界で彼女の家族に起こる「人間的な」どたばたも並行して描かれているところでしょうか。主人公は小学生だけど大人の世界も書かれているし、化学擬態とか、生物の専門的な知識にも触れています。環境問題のメッセージも入っている。
 欲張ったお話になっていることが果たしてよいのか悪いのか。高年齢層に属す身からは、導入部のセレブ小六の話す内容や言葉使いがすでに「ワンダーランド」でした。この辺が身近な世代が読んだら、リゾート開発会社の大人の世界は面白いのかどうか。

 でも、それなりに面白い。絵は少ないですがきっちり描かれ、お話の雰囲気を盛り上げてくれます。アリの大きさになった世界でヤマビルが暴れるシーンは映画「ANT」とでもいいたい迫力。人間の体の中で免疫系の説明をするところの見開き挿絵は「人体MOOK」本にでも使えそうです。ギンポのおどけた顔は、お話を最後まで読むととても懐かしくていとしくなってしまいました。

 あたらしい「へんないきもの」紹介はありませんが、こういう紹介のしかたもありでしょう。

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紙の本

大人向け

2019/07/23 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「へんないきもの」シリーズが好きな大人向けでしょうか。三千里というだけあって、欲張って詰め込みすぎな感もあったり……

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