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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.1 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.12
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:20cm/251p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-591-10010-3

紙の本

てのひら怪談 ビーケーワン怪談大賞傑作選 2

著者 加門 七海 (編),福澤 徹三 (編),東 雅夫 (編)

百人百話—史上初の完全なる百物語怪談本。【「BOOK」データベースの商品解説】ありえざる出来事によって喚起される驚きや怖れ…。800字で綴られた、世にも小さな物語。オンラ...

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てのひら怪談 ビーケーワン怪談大賞傑作選 2

税込 1,320 12pt

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商品説明

百人百話—史上初の完全なる百物語怪談本。【「BOOK」データベースの商品解説】

ありえざる出来事によって喚起される驚きや怖れ…。800字で綴られた、世にも小さな物語。オンライン書店ビーケーワンが開催した「第5回ビーケーワン怪談大賞」の応募作の中から、名作佳品100編を選りすぐって収録。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

加門 七海

略歴
〈加門七海〉作家。伝奇小説、フィールドワーク作品を中心に活躍。著書に「怪談徒然草」「うわさの神仏」など。
〈福澤徹三〉1962年生まれ。作家。怪談・ホラー小説を中心に活躍。著書に「再生ボタン」など。

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みんなのレビュー10件

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評価内訳

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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

いま、掌編怪談の時代!

2007/12/19 20:25

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ビーケーワン恒例の真夏の怪談競演も今年で5回と続いた。第4回の応募は271篇だったが、第5回は663篇が寄せられたそうで、私も毎回参加させていただいているが、だんだんとお祭り騒ぎが大きくなっていくのにビックリしている。『てのひら怪談2』はこの第5回応募作品から選りすぐりの100篇を掲載したものだ。選考委員の評価によれば作品の質が年々充実さをましているそうだが、この傑作選をみるとたしかにそのとおりだと思う。

小説をその長さで分類し、長編、中編、短編とあってそれより短いのを掌編と呼ぶ。これは最近知ったことだ。だから「てのひら」なのだろう。ショートショートといわれて星新一や小松左京がブームを作ったSFのジャンルがあったがいまや掌編怪談の時代になったともいえる。

アカウンタビリティー(説明責任)という概念が普段に使われるようになった。消費生活の現場で私たちは商品やサービスの内容をこと細かに知らねばならないと強迫観念が生まれるようになってしまった。また事件が起こればマスコミは微にいり細にいりなぜ犯人はそんな異常を起こしたのか説明しようとする。私たちも知りたがる。合理的な因果関係が解明されないと消化不良の不快感が残る。つまらんことだが、それが習い性になってしまった。とにかく科学的、合理的、論理的にいかないと通用しないのが現代社会なのだ。

「よくわからないなぁ」ではホッとして胸をなでおろすことができない心理、それが現代人の持つひとつの、しかしかなり広範に浸透した焦燥感であろう。だが、現実に生きている場では説明不可能なことをしょっちゅう体験している。「よくわからないなぁ」と思う事物や現象に遭遇もする。最も不可解なのは人間の心の奥の奥にある闇、それは本人すら「よくわからないなぁ」なのだ。

そして掌編怪談はこの現代人の大衆心理を逆手にとって作者が楽しみ、読者を楽しませてくれる。800字の字数制限ルールは実に精妙な働きでもって掌編怪談を成功させている。
昔、少年時代に作文の時間で教わった忘れられない原理に「起・承・転・結」があった。「サザエさん」「クリちゃん」など4コマ漫画の例が挙げられた。これでもって因果関係を説明することができる。ところが800字という字数制限ルールは起承転結原理にはなかなかなじみにくいものだ。私などはこの古い原理に呪縛されていていつもウンウンうなってしまうのだが、現代怪異譚とはどうやらそんなしがらみから飛躍してしまったらしい。「起」だけで完了しているものもあれば「結」だけが描写されている。読んでいるものは「えっ、それでどうなるの?」とあるいは「なんでそうなるの?」と心穏やかにはいられない。だが説明責任は放棄されている。おそらく著者が感じている暮しの中の不安、理不尽なストレスが創作意欲に結びついているのだろうが、そこから生まれる宙ぶらりんな漂流感覚によって読者は奇怪な世界に引きずり込まれるのだ。

アメリカ流の合理主義が幅をきかせるものだから妙なナショナリズムが装いをあらたに流行する今日だが、それよりも非合理にロマンを求める現代のあやしの世界を楽しむほうに格別なものを感じる。

手前勝手を深謝しつつ………。私の作品「お花さん」も江崎来人のペンネームで掲載されている。新進の文芸作家、川上未映子さんから「充分に気色悪い」と言われていることが紹介されているブログをみて充分に気色良くしている。

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紙の本

800字書評【コレクター】

2007/12/17 21:50

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:仙人掌きのこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「私、コレクターなんですよ」
 良く通る低い声で話しかけられたのは、古書展の帰りにふらりと立ち寄った小さな酒舗でだった。永年探していた獅子元蜂蝋の『世界綺想生物大全』を抽選の末に勝ち取り、独りでその祝杯をあげようかというタイミングだったので、さてはこれが目当てかと思わず鞄を引寄せた。が、逆に男はふところから一冊の本を取り出し、差し出してきたのだ。
 黒い表紙のすこし縦長の本。男にうながされて表紙を捲ると、そこには五百円玉の倍ほどの穴があいていた。何だこれはと覗こうとすると、ヒョッコリ赤い玉が現れアッと思う間もなく引っ込んだ。直後、穴の中から大勢の子供の笑い声が聞こえたような気がした。
 いまのは酔いの見せた幻か。おそるおそる頁をめくると、今度は鶏卵大の石が穴に嵌めこまれていた。……鉱物図鑑?いや、違う。磨き上げられた石の中には水がたたえられ、一瞬、魚影が翻ったのだ。その後も頁を捲るたびに、奇妙なものが現れた。
 羽根をふるわせる絶滅した鳥のイラスト、艶めかしい女の太もも、美味しそうな匂いまで漂ってくる焼き貝。いきなり何の動物かわからない唸り声とともに本が揺れた事もあった。あまりの事の連続に、私は不思議だと思う間もなく頁を捲り続けた。
「如何ですか。これらは皆、泡沫のように消えてしまう定めのもの達だったのです。私はそんなカケラを集めているのです」
 驚きのあまり、それはタイヘンですね……と間の抜けた相槌をうつと、男は眼鏡の奥でにんまりと笑った。
「いいえ、自ら集まってきてくれるのですよ。とても良い方法をみつけたので。どうです、貴方も……」
 その先の記憶はない。気がつくと独りで夜道を歩いていた。苦労して手に入れた本はひどく色褪せて見え、男から聞いたあのコレクションに加わる方法を頭の中で反芻していた。


*******************************


当初はここまでで終るつもりだったが、「てのひら怪談」を知らない方にとっては何の事だかわからない、書評の体をなしていないように映るだろうと思い直した。以下、蛇足と承知のうえ記す。

「てのひら怪談」はオンライン書店ビーケーワン主催の「ビーケーワン怪談大賞」応募作100編を収録した怪談集である。400字詰め原稿用紙2枚、800字以内という制約のなかで怖い話、不思議な話、奇妙な話が語られる。それらは狭義の怪談の枠を超え、作家の数だけ個性的な小宇宙が生まれている。その多彩さは、ぜひ手にとって確かめていただきたい。
 評価なしは前回に引き続き拙作を収録していただいたからで、内容は自信をもって5ツ星をつけてお薦めしたい。なお、ビーケーワン怪談大賞は毎年夏に開催されるオンライン公募企画である。800字以内であれば、誰でも参加できる。来年はあなたも、是非。

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紙の本

収録作品

2007/10/24 17:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポプラ社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

クジラマク「赤き丸」
岩里藁人「シャボン魂」
根多加良「呼び止めてしまった」
阿丸「水恋鳥―フレフレ―」
都田万葉「未練の檻」
波「深夜の騒音」
狩野いくみ「赤地蔵」
高橋史絵「石がものいう話」
暮木椎哉「阿吽の衝突」
白ひびき「石に潜む」
君島慧是「デウス・エクス・リブリス」
田辺青蛙「幽霊画の女」
松本楽志「厄」
行一震「もんがまえ」
仁木一青「のぼれのぼれ」
牧ゆうじ「灯台」
有井聡「磯牡蠣」
間倉巳堂「白髪汁」
金子みづは「焼き蛤」
添田健一「食卓の光景」
久遠平太郎「2007年度問題」
我妻俊樹「客」
コバヤシ「気配」
武田若千「女」
島村ゆに「伝手」
米川京「蜘蛛の糸」
狛犬「夜泣き岩」
朱雀門出「カミソリを踏む」
春乃蒼「迦陵頻伽」
池田和尋「鬼女の啼く夜」
平平平平「生まれ変わったら」
加楽幽明「禍犬様」
KIJISUKE「連子窓」
西村風池「猫爺」
よっちゃん「お花さん」
沢井良太「首」
亀井はるの「ネパールの宿」
長谷部弘明「山鳴る里」
山本ゆうじ「蚊帳の外」
未解凍「仮通夜」
吉田「通夜」
料理男「大好きな彼女と一心同体になる方法」
漆原正貴「いのち」
秋山真琴「弔夜」
散葉「散歩にうってつけの夕べ」
幽星「影を求めて」
なむとら「不思議なこと」
五十嵐彪太「狐火を追うもの」
立花腑楽「夏の終わりに」
うどうかおる「グラマンの怪」
粟根のりこ「カツジ君」
酒月茗「町俤」
ザ・ガマン「使命」
駒沢直「風呂」
別水軒「鏡」
いなま「踏み板」
乱地獄「幻影」
小栗四海「ディアマント」
林不木「シミュラクラ」
崩木十弐「怖いビデオ」
黒田広一郎「鳥雲」
斉藤「帰り道」
貫井輝「問題教師」
仲町六絵「せがきさん」
亀ヶ岡重明「アキバ」
加上鈴子「壁の手」
もののふ「写生」
野暮天「酒場にて」
日野光里「角打ちでのこと」
呪淋陀「マムシ」
吉野あや「蛟」
有坂「なめり、なめり、」
麻見和臣「乗り物ギライ」
峯岸可弥「橋を渡る」
室津圭「僕の妹」
勝山海百合「古井戸」
ケセラセイラ「千住が原からの眺め」
貝原「筒穴」
登木夏実「穴」
二月「隙間」
ののか「かまいたちはみた その2」
緑子「押入れ」
圓眞美「からくり」
皿洗一「豆腐屋の女房」
雑種「空気女」
木沙とも子「移り香」
六條靖子「姑のハンドバック」
たなか「本日のみ限定品」
あか「トキウドン」
乃木ばにら「黒い不吉なもの」
湯菜岸時也「怪鳥」
峯野嵐「ハンター」
血砂糖「魅惑の芳香」
松音戸子「アイス墓地」
斜斤「スコヴィル幻想」
一双「ギジ」
とちみ「分割払い」
不狼児「肝だめし」
飛雄「よそゆき」
ヒモロギヒロシ「死霊の盆踊り」

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2008/03/03 00:37

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2008/03/18 15:52

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2009/01/12 01:04

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2010/01/20 00:49

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2010/07/28 22:34

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2010/09/15 20:21

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2008/07/21 16:58

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