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  • カテゴリ:小学生 中学生
  • 発行年月:2007.9
  • 出版社: 理論社
  • サイズ:20cm/339p
  • 利用対象:小学生 中学生
  • ISBN:978-4-652-08614-8

紙の本

オチケン! (ミステリーYA!)

著者 大倉 崇裕 (作)

大学に入学して早々、廃部の危機に瀕した落研(落語研究会)に入部するはめになった越智健一。そこで待ち受けていたのは、古い部室(幽霊が出る噂アリ)と、風変わりな二人の先輩—天...

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オチケン! (ミステリーYA!)

税込 1,430 13pt

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商品説明

大学に入学して早々、廃部の危機に瀕した落研(落語研究会)に入部するはめになった越智健一。そこで待ち受けていたのは、古い部室(幽霊が出る噂アリ)と、風変わりな二人の先輩—天才的な落語の才能を持つ(らしい)、飄々とした岸と、爽やか青年なのに、なぜか押しが強い中村—だった。落語なんてまったく知らず冷や汗ものなのに、勝手な先輩たちに振り回され、ろくに授業も出られず、サークル間の陰謀にも巻き込まれる。そのうえ、キャンパスで奇妙な事件が起きて…。抱腹絶倒の中篇を二篇収録した、連作落語ミステリー。【「BOOK」データベースの商品解説】

大学に入学して早々、廃部の危機に瀕した落語研究会に入部するはめになった越智健一。勝手な先輩たちに振り回され、ろくに授業も出られず、そのうえキャンパスで奇妙な事件が起きて…。中篇2篇を収録した連作落語ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

幽霊寿限無 5−159
馬術部の醜聞 161−307
落語ってミステリー!? 309−335

著者紹介

大倉 崇裕

略歴
〈大倉崇裕〉1968年京都生まれ。「ツール&ストール」で小説推理新人賞を受賞し、作家としてデビュー。著書に「警官倶楽部」「やさしい死神」など。

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みんなのレビュー57件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

読むと一席聴きたくなる本

2010/08/09 21:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『この本を読んだら、あなたも落語に興味を持たずにはいられないだろう!』
タイトルの良さ、及び、帯文にあった、連作落語ミステリーという売り文句に惹かれ手にした一冊。

一浪中の浪人生、越智健一は講師の勧めるがままに東京の由緒ある私大を受験、
ようやく念願の大学生になれた。そして入学式。彼は不運にも学生証を落とし、更に運の悪い事に、

それを落語研究会(オチケン)の人間に拾われる。オチケンイチ。落研にとって、
この上ない名前の人物なのが気に入られ、その年唯一人の新入部員にと都合良く決定される。

この部、実に風変わりで、越智が入部して、やっと文化部としての存続が認められる
3人がギリギリ揃うというのに、2人いる先輩は、越智を入部させた事に納得しているのか、

それ以上の部員集めをしようとはしないのだ。いつ何時廃部になるか分からないオチケン。
だからか、周辺には文化部に昇格した物の『部室』を持たない3団体が、虎視眈々と、

オチケンを追い落とそうと狙っているのだが、団体名が三者三様で実に面白いのだ。
まず、最大勢力はナンパで飲み会中心なサークル『お笑い研究会』次に体育会系の部活の筈が

何故か文化部に仕分けされた、その名も『釣竿会』
(彼らの体育会系な登場シーンの勘違いっぷりが笑える。) 最後に、もの静かな、

女性部長が牽引している『折り紙の会』だが個性と行動力で言えば健一の、
たった2人の先輩だって負けていない。下駄履きで学内を闊歩し、ひとたび落語を語らせれば、

昼飯時の喧騒をも静まり返らせる位の芸の持ち主である部長・岸弥一郎。
越智健一の直接の先輩であるにも関わらず、何故か敬語で話しかけてくる、かと思えば、

一度、事件が起こると強引なまでの行動力を発揮する中村。
この人は日頃は落語の稽古や披露を嫌がっているが、理由が

『私はね、落語そのものよりも、人に惚れたんです』と、どうやら部長である岸の、
人間そのものが芸になっている事に心酔しているらしいのだ。

そんな落語研究会に、ある日幽霊が語る落語事件と、部室管理書類の紛失事件が起こる。
【幽霊寿限無】果して真相は如何に?飄々とした岸部長と、落語を語る一人、一人の持つ魅力に気づいた、

越智の力が合わさった時、事件は意外な形で解決を見ます。
落語の世界の深さに惹き込まれる事間違いなしです!!。

越智の在籍する学同院大学の部活動の中でも抜きん出た実績を誇る馬術部に、
新入生部員の喫煙を隠し撮りした映像が、脅迫状と共に届いた。

それだけなら未だしも、録画テープの中には落語の音声が流れる箇所も収録されていたので、
さぁ大変!学内での絶対的権力を誇る馬術部の、それも主将直々に事件解決を依頼されてしまう。

前回の事件と同様に、授業もろくすっぽ受けさせて貰えない様な、
己の不運を嘆きながらも、あくまで事件捜査に巻き込まれていく、

お人好しの越智健一。そして『折り紙の会』が、事件犯人の濡れ衣を着せられている事を知る。
ここからの謎の解明には落語の演出の妙が関係しているので、題名通り、

オチケンという部活の持つ魅力が存分に味わえます!
謎が謎を呼ぶ展開を、是非とも御堪能下さいませ!!巻末附録の筆者による落語解説も明解で、

本を閉じる頃には一席聴きたくなっている事でしょう。

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紙の本

謎解きの道具は、落語?!ほのぼの笑える学園ミステリー。

2008/02/16 13:01

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大阪では、落語の定席である「天満天神繁昌亭」が名前通りに大繁盛!
朝のNHK連ドラ「ちりとてちん」も絶好調。落語って、ほんまにええんです。
 落語で「おもしろい」というのは「おかしい」「笑える」というだけでなく、人情話、こわい話、ほろっとさせる話など、本当に幅広い。もちろん、語り手の人間味も出ますし、落語家が語るだけで、どうしてあんなに話が立体化し、物語が浮かび上がるのかと、感心します。
 で、この「オチケン!」。
 これは、大学の落語研究会に入れられてしまった主人公の学生、健一郎が、落研の存亡をかけ、様々な事件の謎を解決せざるを得ない状況に追い込まれるという、学園ミステリー。
歴史はあるが、部員がいなくて、つぶれそうなオチケンなのですが、その部員である岸、中村が、なんかいわくありげで、謎につつまれ、魅力的。他のおりがみ研究会だの、馬術部だのの部員も、カリカチュアライズされ、笑えるし、その狭間でウロウロ困り果てる健一郎も、また、おかしい。
 有名どころの落語が、謎解きに一役買い、ほのぼのと笑えるミステリーに仕上がっています。大学という、時間も空間も閉じられた特殊な場所を、舞台としてうまく使っていて、とても楽しめる作品です。この設定でいくらでも続きが書けそうなので、次も期待してます。

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紙の本

舞台となっている大学のことを考えると、今まで通り大倉が学習院大学を卒業していることを著者略歴に記載しておいたほうがよかったかな、って。中学生の読者だったら、結構、驚いたり進学を考えたりすると思うんですよ

2008/02/16 17:49

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

理論社のミステリーYA!もやるもんだな、って思います。だって、大倉崇裕ですよ、このシリーズに書くのが。マニアック、とまでは言いませんが知る人ぞ知る本格ミステリの書き手で、一時期、私などはこの人こそ将来のミステリ界を担う人、と思ったほどです。ま、最近は少し大味な印象を与えてはいますが、私の期待は大きい。そしてシンプルさが楽しい装画・ブックデザインは丸山靖子。

カバー折り返しの言葉ですが

大学に入学して早々、廃部の危機に瀕した落研(落語研
究会)に入部することになった越智健一。
そこで待ち受けていたのは、古い部室(幽霊が出る噂ア
リ)と、風変わりな二人の先輩――天才的な落語の才能
を持つ(らしい)、飄々とした岸と、爽やかな青年なのに、
なぜか押しが強い中村――だった。落語なんてまったく
知らず冷や汗ものなのに、勝手な先輩たちに振り回され、
ろくに授業も出られず、サークル間の陰謀にも巻き込ま
れる。そのうえ、キャンパスで奇妙な事件が起きて・・・・・・。
抱腹絶倒の中篇を二篇収録した、連作落語ミステリー!

となっています。全体構成と二篇についてタイトルと内容を、極々簡単に書いておけば

・その一 幽霊寿限無 :昼寝をしてしまった主人公の耳に聞こえたのは落語の寿限無、そして重要書類が消えた・・・

・その二 馬術部の醜聞:名門馬術部の新入部員の喫煙風景が盗撮された。馬術大会優勝をめぐる陰謀か、それとも・・・

・付録 落語ってミステリー!? 「理論社ウェブサイト」2006年10月~2007年4月

・あとがき

となっています。主人公は越智健一、大学受験でなんとか私立大学の学同院に受かることが出来た一年生で、授業中も居眠りばかりしている優柔不断な、正直、ありえないような人間で、私が最も嫌うタイプです。そんな健一を騙すようにして落研に入れてしまったのが落研の部長で大学4年生の岸弥一郎です。落語の名人です。もう一人の部員というのが中村誠一、サラサラの茶髪の大学2年生でイケメン、おまけに・・・。

で、なぜ岸部長が誘拐するようにまでして健一を入部させたかといえば落研部員が現在二名ということがあります。健一が入会しないと、人員が三名をきったということで団体としての公認が取り消され、部室を明渡さなければならないからです。部室がある黎明館はほぼ全ての公認文化系団体の部室が入っていて、明き待ちの状態で、一度資格を失えば取り戻すことが出来るかも怪しいのです。

虎視眈々と既存の部の公認取消しを待っているのが部員130名で吉沢何某が部長の「お笑い研究会」、部員32名で結成20年という廣瀬円治が部長の「釣竿会」、部員20名で、女性の岩下知美が部長の「折り紙の会」です。逆に、公認取消しなど問題外というのが、創部100年、日本馬術大会の優勝も多く、学同院の運動系団体の長で、画内外への影響力も大きい、丹波文吾が部長の馬術部です。

そんな微妙な時期に、当落線上にある部に不可思議な事件が起きて・・・

素朴な疑問がいくつか。

その1)著者紹介から大倉の出身校が消えたのは何故でしょう。彼が学習院の法学部出身というのは、この私立大学学同院を舞台にした小説を楽しむのにプラスに働くと思うのですが。

その2)「お笑い研究会」も「釣竿会」も「折り紙の会」も、「部」ではなく「会」なのに、部員、部長というのでしょうか。なぜ会員、会長じゃない?

その3)カバー折り返しの「授業も出られず」は、「授業にも出られず」ではなでしょうか。

その4)54頁から55頁に江戸時代の時間の表わし方の解説への疑問。例えば鐘の数について「夜九つ、明け六つ、昼九つ、暮六つ、夜四つで12等分」ってあるけど、どう数えたって12等分になってないし、四つ、五つ、六つ、七つ、八つ、九つ、はともかく、一つ、二つ、三つ、十、十一、十二はあるのかないのか、これじゃあわかんない。おまけに

「そうです、あさ五つと言います。正午は昼九つ。午後二時が昼八つ。おやつの語源です。これが午後四時になると、もう夕方です。夕七つと言いました。そして、ひと回りして日没の午後六時、これを暮れ六つ。これでわかりますよね、八時が宵い五つ、十時が夜四つ、午前零時は夜九つ」

です。わかんないでしょ!なぜ五つの次が九つになり、その次が八つになるのか?暮れ六つの次が宵に突然なって、それが夜と呼称が変化するのか。数字の増減の理屈も、その根拠もわからない。なのに、頭が悪いはずの主人公はそこを素通りする。同じバカでも、私には納得できないぞ!!中途半端な解説はやめて欲しいなあ、やるなら完璧に説明して欲しい・・・

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2007/12/02 20:39

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2007/12/02 22:02

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2008/01/22 17:26

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