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紙の本
ばいばい、アース 1 理由の少女 (角川文庫)
著者 冲方 丁 (著)
地には花、空に聖星、人々は猫や蛙、鼠などさまざまな動物のかたちを纏う。この世界に、ラブラック=ベルはたったひとり、異形のものとして生まれた。牙も毛皮も鱗もない“のっぺらぼ...
ばいばい、アース 1 理由の少女 (角川文庫)
ばいばい、アースI 理由の少女
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商品説明
地には花、空に聖星、人々は猫や蛙、鼠などさまざまな動物のかたちを纏う。この世界に、ラブラック=ベルはたったひとり、異形のものとして生まれた。牙も毛皮も鱗もない“のっぺらぼう”の彼女は、自分と同じ存在を探す旅に出る。放浪者の資格を購うため、剣士となって“都市”と“外”との戦いに臨むベル。そこで彼女を待っていたのは—。異能の世界構築者冲方丁、最初期の傑作が待望の文庫化。【「BOOK」データベースの商品解説】
いまだかつてない世界を描くため、地球(アース)に降りてきた男、冲方丁のデビュー2作目にして最高到達点!! 世界で唯一の少女ベルは、<唸る剣>を抱き、闘いと探索の旅に出る--。【商品解説】
著者紹介
冲方 丁
- 略歴
- 1977年岐阜生まれ。96年『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。ゲーム、映像、コミック、小説とメディアを横断した執筆活動を精力的に行う。著作に『マルドウック・スクランブル』『オイレンシュピーゲル』など。
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紙の本
ポップでハード
2007/10/17 21:05
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
石が石でなく、草が草でなく、歌が歌でなく、剣が剣でなく、人が人でない世界
とても不思議で異質な情景を、分からないながらもイメージさせる力があります
そこにある法もまた異質でキャラクター達の持つ理念も異質、それでいて魅力的
不思議なものに対する余計な解説はなく、キャラクターの何気ない行動や会話・思いのなかにエッセンスが凝縮されている
軽さと重さを兼ね備えた、これでもかと言うくらい惜しげもなくアイデアをつぎ込んだ良質のハイファンタジーです
紙の本
世界を読み解く
2008/08/16 10:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に読みづらい。ページを開いてしばらく読んで抱く感想はそれだ。SFとファンタジーをないまぜにした様な世界観であるにもかかわらず、ちっともそれが説明されないことがその理由の一つだろう。
月瞳族、月歯族、弓瞳族などという登場者たちの種族から、動物的特徴を備えた人間的生物が住まう世界であることは分かる。剣の国、財貨の国などから、いくつかの社会集団が形成されていることは分かる。ところが、これを読み下すとなると、決闘許可証(=ドックタグ)、財貨(=デナーリ)、世界を穿孔せよ(=デュルヒ・ブレッヒェン)などと様々な言語でのルビが振られていて、何がなんだか分からない。
しかし、主人公が自らの理を求める過程を追いながら、とりあえず最後まで読んでみると、何となく分かった様な気分になってくる。まるで、物理学者がいまここにある世界から物理法則を読み解くように、考古学者が遺物から過去の事象を推測するように、少しずつ、少しずつ、物語の世界が自分の中で出来上がっていく。
だからこれは、世界を創造するための物語。この先にどんなお話が作られるのかは誰も知らない。
紙の本
武闘系異世界ファンタジー
2014/08/15 09:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kwt - この投稿者のレビュー一覧を見る
初期作,全4巻。
主人公の女の子の自分探しの旅。
その歩みが,一歩一歩記されているので,お話として展開が重い。
内容自体は面白い。