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紙の本
21世紀少年 下 本格科学冒険漫画 20世紀少年 (ビッグコミックス)
著者 浦沢 直樹 (著)
【日本漫画家協会賞(第37回)】【星雲賞 コミック部門(第39回)】【「TRC MARC」の商品解説】▼第1話/ゲームのルール▼第2話/悪魔の残党▼第3話/さよなら万丈目...
21世紀少年 下 本格科学冒険漫画 20世紀少年 (ビッグコミックス)
21世紀少年 完全版 デジタル Ver. 下
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- 税込価格:1,153円(10pt)
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商品説明
【日本漫画家協会賞(第37回)】【星雲賞 コミック部門(第39回)】【「TRC MARC」の商品解説】
▼第1話/ゲームのルール▼第2話/悪魔の残党▼第3話/さよなら万丈目▼第4話/スイッチ▼第5話/パンチアウト▼第6話/絶対に終わらせない▼第7話/ごめんなさい▼最終話/20世紀少年
●主な登場人物/遠藤健児(通称ケンヂ。“2000年血の大みそか”で“ともだち”の作った巨大ロボットに敢然と立ち向かった男。死んだと思われたが18年ぶりに姿を現した)、遠藤カンナ(ケンヂの姉・キリコの娘。ケンヂの意志を継ぎ“ともだち”への復讐を誓う)、ともだち(ケンヂが幼少時代に書いた“よげんの書”をもとに地球滅亡を企てた男。2015年、ローマ法王を暗殺者から救い、世界に君臨する神となる。そしてウイルスを世界中にばらまき、世界を滅亡させた)
●あらすじ/“ともだち”の死亡後、日本を暫定統治下に置いた国連軍が「反陽子ばくだんで世界は滅びる」という最後の予言を発見。その謎を解くため、ヴァーチャルリアリティーの中に入ったケンヂだったが、幼少期の世界のようでどこか妙な世界の中を迷走するばかり。一方、瀕死のサダキヨから反陽子ばくだんのリモコンの在りかを知ったカンナは、なんとかこれをケンヂに伝えようとするが…?(第1話)
●本巻の特徴/反陽子ばくだんを爆発させようとする巨大ロボットに、最後の戦いを挑むケンヂ! 全人類滅亡の危機を、この男は救えるのか…!? 世紀の大巨編、ここに完結!!
●その他の登場人物/マルオ(ケンヂの仲間。国民的歌手・春波夫のマネージャー)、オッチョ(ケンヂの幼なじみ。棒術の達人。ケンヂに代わり巨大ロボットに乗り円盤を撃墜した)、ケロヨン(“血の大みそか”のとき、ケンヂの呼びかけを断った幼なじみ。世界滅亡後、ワクチンを開発するキリコを守り続けた)、ユキジ(ケンヂの幼なじみ。“血の大みそか”後、カンナの面倒を見ていた)、ヨシツネ(ケンヂの仲間。気弱なサラリーマンだったが、ゲンジ一派を組織して“ともだち”政府と戦う)【商品解説】
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紙の本
これなら「20世紀少年」で通しても良かったのか
2008/02/11 07:55
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「20世紀少年」から数えれば24冊、あしかけ8年をかけた物語が終わりました。まずはそれだけでもめでたい、めでたい。
個人的にはちょうど自分の子ども時代のアイテムが隅々にまでちりばめられていて、毎巻何がどうやって描かれているのかを読むだけでも楽しみでした。
途中中断した時にはやきもきしたものですが、後にテレビで作者の健康状態を知った時には「そんなに頑張らなくてもいいから」と思って納得もしました。考えてみれば、私が浦沢作品に出会ったのはもう20年以上も前のことですから、時間の経過を改めて感じてしまいます。
もともとが雑誌連載作品なので、1巻に8回から10回の雑誌掲載分が収録されるので、1回ごとに小さな盛り上がりというかアピール部分があって、次回を期待しながらページをめくると全く違った登場人物の話になっていて、もどかしさを感じさせられてきましたが、長い物語を複合的、重層的に描こうとするとどうしてもこうなってしまうのかもしれません。これはまとめ読み、一気読みすれば解消することなのかもしれません。
もともと「本格科学冒険漫画」と銘打たれていた作品なので、つい昔のマンガのイメージを重ねながら読んでいましたが、この最終巻では子ども時代の思い出というか反省に収束してしまったようで、当初に持っていたワクワク感をどこへ持っていけばいいのか。これも読み直すともう少し違った印象になるのかもしれません。
同じようなことはともだちの謎にも言えるかもしれません。これも作者がどこかで話していたように思いますが、このマンガでは謎解きを目論んではいなかったようです。しかし、この巻の帯にも「“ともだち”とは何…!?最後の謎がついに…!!」とあるように、多くの人の期待はそこにあったと思います。それがこんな風にして描かれてしまうとは。
などといろいろ思うところはありますが、最後の最後まで科学特捜隊のバッチでしめてくれたりして、作者と同世代の私たちにはきっと新しくて懐かしい漫画だったのでしょう。
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少年時代の終わりに
2021/03/08 14:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
大冒険とバトルを越えた先には、静かなエンディングが待っていました。ともだちの正体には複雑な感情を抱きつつも、登場人物との別れが惜しまれます。
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壮大な伏線
2018/08/29 00:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
ようやく終わって、寂しいよりもホッとしました。ほぼ脈絡のない第二の「ともだち」の正体はどれだけの人が当てられたのでしょうか。それにしてもバーチャルリアリティをタイムマシンかの様に都合よく使いすぎです。
紙の本
お疲れ様です
2016/08/28 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
浦沢直樹作品は序盤は本当に面白くて、夢中で引き
込まれてしまいます。
しかし人気が増すにつれて、シリーズの無理な延命が
図られるのか、ストーリの回収がままならず、レーム・
ダック状態になってしまうような気がします。
ヴァーチャルアトラクションがまるでタイムマシンの
様に扱われながらも、引っ張りに引っ張ってきた第二
の「ともだち」の正体も明かされます。
「誰だよ、そいつ」という感じの正体ですが、遠大な
伏線の回収とも思えます。
描き続けた浦沢直樹さんとそのスタッフの方々、私を
含む途中で脱落せずに読者の皆さんもお疲れ様でした。