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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.9
  • 出版社: 論創社
  • サイズ:20cm/305p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8460-0751-5

紙の本

ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 (論創海外ミステリ)

著者 ウィリアム・ブリテン (著),森 英俊 (訳)

巨匠J・D・カーに憧れ、自ら密室殺人を企てる青年。クイーン顔負けの論理で謎を解く老人。身に覚えのない手紙を受け取ったアメリカ在住のワトスン。ユーモラスな結末の表題作をはじ...

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ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 (論創海外ミステリ)

税込 2,200 20pt

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商品説明

巨匠J・D・カーに憧れ、自ら密室殺人を企てる青年。クイーン顔負けの論理で謎を解く老人。身に覚えのない手紙を受け取ったアメリカ在住のワトスン。ユーモラスな結末の表題作をはじめ、「エラリー・クイーンを読んだ男」、「コナン・ドイルを読んだ男」等、ミステリへの深い愛情とあざやかな謎解き、溢れるユーモアで贈る“〜を読んだ〜”シリーズ全十一編。付録として,チャールズ・ディケンズの愛読者が探偵として事件に挑む「うそつき」等三編を収録。EQMMの常連作家ブリテンによる、珠玉のパロディ群をご堪能あれ。【「BOOK」データベースの商品解説】

ジョン・ディクスン・カーに憧れ、自ら密室殺人を企てる青年。クイーン顔負けの論理で謎を解く老人。身に覚えのない手紙を受け取ったアメリカ在住のワトスン。ホームズ、ポアロ…名探偵が続々登場する、珠玉のパロディ14編。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 1−10
エラリー・クイーンを読んだ男 11−22
レックス・スタウトを読んだ女 23−35

著者紹介

ウィリアム・ブリテン

略歴
〈ウィリアム・ブリテン〉ニューヨーク、ロチェスター生まれ。ミステリ作家。「〜を読んだ〜」シリーズと「ストラング先生」シリーズに代表される短編を『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』等に発表。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

名作ミステリのパロディ、パスティーシュの作品集

2008/09/10 23:27

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最近、翻訳エンターに果敢に参入してきた、
論創社ですが、「このミス」にもランクインし久々のヒットじゃないでしょうか?
大手にめぼしいところは、押さえられ、苦心しながらラインアップを
考えて本を出している様がなんとなく伺えます。

 で、本書ですが、
本書は、ウィリアム・ブリテンの短編集です。
殆どの作品が、タイトルみたいに過去の名作ミステリの作家名から
「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」
「エラリー・クィンを読んだ男」、、、となっていて、
(このスタイルに当てはまらない作品もいくつか収録されています)
それぞれ完全にパロディというわけではないのですが、
トリックが、その作家風だったり、筋回しが、その作家風だったり
台詞回しがその作家風だったり登場人物がその作家の作品をよく知っていたりと、
古典ミステリ好きには、ニヤリとさせられる短編集となっています。
勿論、短編としてもよく出来ていて、元ネタが判らなくても、
(私も、元ネタの作家のほうを読んだのは、あまりありません)
楽しめます。
 
 直木賞作家、桜庭一樹さんが、何を隠そう、古典ミステリ好きなんですよ、、。
「桜庭一樹読書日記」でも、暫く間があくと、そろそろ
読みたくなってきた、とJDカーとか、Eクィーンとか、読んでいました。
なにかの、インタビューで普遍性を自身の作品にも取りこみたいと
言っていましたが、これも古典ミステリ好きから来るんじゃないでしょうか?
 ちょっと話が反れましたが、、。

 色々好編がそろっているのですが、
一番は、やっぱり表題作でしょうか?
これ、「このミス」でよくいう「バカ・ミス」ならぬ「ドジ・ミス」かもです。
巻末には、森さんの好事家のためのノートが収録されていまして
これは、古典ミステリ・ガイドとしても、楽しめます。
なにか、古典ミステリを読みたくなる短編集です。

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2008/10/05 18:37

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2010/09/23 17:38

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2011/01/17 08:35

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2011/06/26 23:52

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2007/11/19 14:01

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2012/07/25 01:22

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2016/09/20 19:54

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