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商品説明
企業の要求に合わせてカスタマイズされたソフトウエアの機能を、ネットワーク経由で「利用」するサービス、SaaSを巡る数々の動きを紹介。ベンダー側から見たSaaSビジネスモデルを解説し、SaaSの未来までを考察。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
北原 佳郎
- 略歴
- 〈北原佳郎〉1999年にソフトバンクグループにて総務・人事シェアードサービス会社を設立。2005年には人事インフラの提供をミッションとするラクラス株式会社を設立。同社代表取締役社長。
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紙の本
ユーザにもベンダーにも役立つSaaS本
2007/08/28 00:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:新井宏征 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、人事系のSaaSサービスを展開するラクラス株式会社の代表取締役。輸入物ではなく、純国産のSaaSベンダー社長が語るSaaS本です。
SaaSベンダーの社長自身が書いているということで、SaaSへの想いが伝わってくる内容です。とはいえ、自社の宣伝本のようにはなっていないのが好印象。中立的なスタンスからSaaSについて解説しています。
「所有から利用へ」という大きなテーマの元、SaaSが広く認知されるようになってきた時代の変化を説明し、その後、ユーザ、ベンダー、それぞれの立場からSaaSのメリットを説いています。その後は、SaaSベンダーの見分け方として、実際にユーザがSaaSを導入する際のチェックポイントを解説し、最後にSaaSの未来を書いています。
ITに詳しくないユーザが読んでもわかりやすい(もちろん知識ゼロでは難しいと思いますが)内容で、とても読みやすい本でした。また、ユーザ側だけでなく、ベンダーがSaaSを採用する利点について説いているのは、今までにない視点で新鮮でした。
SaaSベンダーの見分け方を書いている第4章は、とても具体的なチェックポイントを載せていて、これから導入する人、導入を検討している人には大いに役に立つでしょう。これだけのチェックポイントを、自らもベンダーを経営している著者が書いているのですから、自信を持って自社のサービスを創り上げてきたことがうかがい知れます。
ユーザ側、ベンダー側の両方の立場が盛り込まれている本なので、時にどちらの立場で書かれているのか混乱しそうになる時があるので、その点は注意が必要です。
ベンダー社長の本ということで、自社の宣伝本かと思いながら読み進めましたが、そのような類の本ではなく、純粋にSaaSについて知ることができる良書でした。
紙の本
技術にたちいらない SaaS の本
2008/04/13 23:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
SaaS は ASP とどうちがうのか,えせ SaaS ペンダをみわけるにはどうしたらよいか,などの点について,技術内容にたちいらずにえがこうとしている.だれでも読める本にするために技術内容にふれていないことが,かえってわかりにくくしている面があることは否定できない.最後の章で SaaS がおもに販売管理や人材管理につかわれていて,今後も企業の「競争力強化」にかかわる部分にはつかわれず,「未確定情報」や「文字情報」の処理のため,「負荷削減」のためにつかわれるだろうという指摘は納得できるものである.