メディエータ０ ｅｐｉｓｏｄｅ１ 天使は血を流さない

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絵に惹かれて借りました（笑）
スザンナが可愛いなぁ。（ちょっと強すぎて怖いけど）ジェシーは・・・なんていうか出来すぎな男ですね。
このZEROシリーズより前に出たメディエータシリーズ全3巻がありますが、それらはこのZEROシリーズの続きです。なんでか後編3巻が先に発行された不思議。私もメディエータシリーズから入ってしまったので、最初「明らかにこれ何かの続編じゃない？」と思ったのにまだ出てなくて仕方なくわからないながらに読んだ覚えが。出版社ヒドス。皆さんはZEROシリーズから読んでくださいね！

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主人公は、高校生のスザンナことスーズ。見た目は普通だけれど、実は幽霊が見える「メディエータ」だった。そんな彼女が母親の再婚を機に、カリフォルニアへ引っ越してくる。海が見える家に、古い家が苦手なスーズも思わずいい気分になる。しかし、その部屋には先客がいた。何と幽霊のジェシーがいたのだ。おまけに彼は超美男子。多少ムカつきながらも高校へ行ってみると、さっそく美少女の幽霊ヘザーに遭遇。彼氏にフラれて自殺した彼女は、元彼を殺そうとしていて・・・?!それを阻止するために顔を思いっきり殴ったりと、ちょっと荒っぽい手段に出るスーズだが、ヘザーは気にもとめない。暴力はやめた方がいいというドミニク神父の意見に賛成できないスーズは、とうとう一人でヘザーを強制除霊しようと考える。

ジェシーはやっぱり変わらずカッコいいです＾＾ただジェシーとスーズの関係がいまいち微妙でした。最初の出会いから一目惚れなのかと思ってた(笑)意外とキツい言葉をかけるスーズには少し驚きました。でもスーズの活躍は全然変わらずで、おもしろいです。ヘザーを思いっきり叩く場面ではお～と思いながら読んでました。実は彼女の戦闘シーン大好きなんです(笑)ジェシーは、スーズに部屋から出て行けとか言われながらもさりげなくいるところが笑えました。彼女が一人で学校に行って強制除霊しようとするときも、義理の兄弟たちを起こして自分ができることをしようという誠意が伝わってきて良かったです。スーズのことを大切に思っているからこそ”ケリーダ”と呼ぶんでしょうし。2・3巻では彼らの恋に注目です。

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霊能力を持つ女子高生、スザンナがメディエータ(橋渡し役)として数々の幽霊絡みの難事件を解決していくアクションラブストーリー。

そんな彼女が恋したのはなんと１５０年も前に殺害され死亡したイケメンゴースト!!
この設定だけでどういう展開になっちゃうのか見当もつきませんよね（笑）
も〜、アクションありミステリーありと、ティーン向けの作品だということを忘れるくらい面白かったです！

実はこれは本編の「メディエータ」三部作の後に出版された前日談「エピソード０」シリーズですが、私としてはこちらから読んでいただく事をオススメします。

映画「プリティ・プリンセス」の原作「プリンセス・ストーリー」で有名なメグ・キャボットさんの作品ですが、ティーン向けの小説とはいえ侮れませんよ！特筆すべきは、イラストの可愛さ。イラストがあるページにたどりつくのが楽しみでした☆

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スーズ！　スーズぅぅうぅう！！！
また会えるなんて嬉しくて(TДT)うぅぅ泣きそう。

言わずとも、前に私がハマりにハマった「メディエータ」シリーズです。
外見は普通の16歳だけど、幽霊を見て触ることができる女の子、スーズことスザンナが、メディエータとしてこの世とあの世の橋渡しをしてあげるのが、このメディエータシリーズのお話。
ホラー・ラブという今まで見たことのなかったジャンルに、本編を見たときは炸裂していたわけですが。
この「ZERO」シリーズてっきり続編かと思いきや、時間的には本編の前のストーリーだった。ようするに、ヒロイン・スーズとジェシーが出会うころ。
スーズのママの再婚が決まり、スーズがニューヨークから引っ越してくるところから、ZEROのお話は始まります。
久々にスーズに会えた感動はもちろん、ユニークな義理の兄弟や後の親友の登場シーンなんか、もう顔がニヤけちゃうぐらい嬉しかった！
中でも、もちろん一番嬉しかったのは、大好きなジェシーと出会うシーンだけど！　相変わらずイケメンらしいジェシー(笑)転げ回りたくなったぜわーい！＼(^O^)／

さて、今回スーズがメディエータとして向き合ったのは、学校に住み着いたヘザーという女の子の幽霊。
彼女は愛していた恋人にフラれ、彼の目の前で自殺をし、彼を道連れにしてやろうと学校に居ついていたのでした。
彼女が亡くなったおかげで学校に空きができ、そこに入ってきたという理由もあって、ヘザーはスーズに意地でも場所を譲るかと猛反撃。
スーズは自宅の部屋に居ついたジェシーとヘザーに悩ませられながら、なんとか新しい生活に馴染もうとするのですが…。

スーズぅぅうぅ！！！(*´∀｀*)あーもう大好き！
この本を立川のブックオフで見つけた時は、まじで心臓が止まったね(笑)
だって普通に本屋さんにも売られてないんだもんー！　注文しなきゃかと思ったよ！
メディエータZEROシリーズはあと二巻あるので、図書館までチャリを飛ばすか、勇気を出して注文するかだな…。
絶対全部そろえたくなるから、あんまり図書館でお気に入り見つけたくないんだけど（ひねくれ者）続き見たいなぁ…。

ふと思ったんだけど、スーズとキティってなんとなくかぶるね。
勇敢でカッコイイのに女の子なところはちゃんと持ってるあたりが。
ようするにどっちも大好きなわけだけど。

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メディエータZERO〈episode 1〉天使は血を流さない
メグ キャボット
理論社(2007-08

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メグ・キャボットの「メディエータ」シリーズの前日譚三部作。

死んだばかりのブロンドチアガール・ヘザーの訴えを、カリフォルニアに引っ越してきたばかりのスザンナは解決することができるのか・・・？というストーリー。

あー、やっぱりこっちから読んだ方が、スザンナを取り巻く面々のあれこれがわかりやすいかも。
実際このＺＥＲＯシリーズのほうが先に書かれていたのよね。
うぅ、順番に発刊してほしかった・・・。

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フォローさせて頂いてる方の本棚から。

主人公のスーズがカッコ良すぎる…！
まさに理想。

誰にでも物怖じせずに、言いたいことバンバン言っちゃうところが、見ていて気持ちいいです。

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シリーズのこれが１作目。
ゼロの１ですね。

最初に「メディエータ１　ゴースト好きになっちゃった」を読んだら明らかに話の途中だったんで。
他の出版社から別名義ジェニー・キャロルで出ていたために、後からメディエータ・ゼロ３部作として出し始めたということなんですね。

母親の再婚で、ニューヨークからカリフォルニアに越してきたスザンナ・サイモン１６歳。
相手には男の子が３人いて、すぐにはなじめない。
長男のジェイクはハンサムだがいつも眠そう。次男のブラッドはレスリング部で筋肉も脳みそタイプ。末っ子のデイヴィッドは知識が豊富なオタク系。
町の様子も大違い！
空港でニューヨークとは違って誰も怒ってないし、揉めていないのに驚くのがおかしい。

一番困ったのは、一家が住む邸が古い建物だということ。
スーズ（スザンナ）は子供の頃からずっと、幽霊が見える体質なのだ。
メディエータとは霊能者のこと。
幽霊が見える人はいくらかその素質があるのだが、スーズの場合は触ることも話すことも出来る。
ほとんどの幽霊は何か頼み事をしてくるので、それを果たすのが役割なのだと仕方なく納得している。
夜中にとんでもない所へ出かける羽目になったり。
時には襲いかかってくるので、それに防戦したり。
何か病気があるのか不良なのかと勘違いされている。

スーズのために、女の子向けに皆で一生懸命飾られた部屋は趣味じゃなかったけど、気持ちを汲んでありがとうと言っておく。
問題はえらくハンサムな幽霊が住み着いていたこと。
黒髪で長身、白いブラウスを着たスペインの闘牛士のように見える彼ジェシー。
義理の兄弟の末っ子で中学生のデイヴィッドは気配を感じていて、邸の過去を調べてくれるという。

さらに、入った高校では、女の子が一人自殺したばかりで、スーズには彼女ヘザーがはっきり見える。
ヘザーがふられた相手ブライスに誘われたスーズはヘザーの怒りを買い、ヘザーの力が暴走し始める。
校長はカトリックのドミニク神父で何とメディエータだったのだ。スーズ一人で行動しないようにと止めるのだが、神父は怪我をして入院してしまい…？！

スーズは本人のつもりではごく普通の女の子。
経験で鍛えられて、いささか荒っぽいけど。
嫌な女の子を一言で撃退する強さ。
テンポ良く展開します。
原著は2000年発表。