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UCはこちらが本家
2015/08/31 17:48
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投稿者:長寿と繁栄を - この投稿者のレビュー一覧を見る
OVAをちょっとだけ見たことがありましたが、感じたのは'やっぱりGOS(Gundam Original Series -STAR TREKのTOSに倣って)以外は...'。
ただ、ちょっと引っ掛かるような感じはあったので、原作(小説)が福井さんと言うこともあって読んでみました。
OVAはダイジェストにもなっていません。重要なキーワードとなる'宇宙世紀憲章の(石碑の)レプリカ'が省略されたり、話の流れを無視した設定変更があったり。そりゃ'大人の事情'はいろいろあるのでしょうが、あれはひどすぎる。
と言うことで、OVAを見て'なんか変'と思った方は是非。それから'UCなんてガンダムじゃない'と思っている方も。
そうそう、福井ファンで'でもガンダムなんて'という方も。立派な'福井ワールド'ですよ、菊政もちゃんと登場しますし。
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江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞という文壇の権威あるタイトルを獲得した著者が贈る新世代「ガンダム」。本来なら直木賞を狙うべき作品を発表しなければならない著者がなぜ「ガンダム」を選んだのか?答えはこの本の中にあります。物語は数多ある外伝ではなく正史と位置付けるに相応しい内容。富野監督以外がこれほど正当な「ガンダム」を描けるとは・・・まさしく脱帽の出来栄えです。
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1巻読み終わりました!!!!!(早
いやー、しかし序盤からいきなりスタークジェガンが出てくるとは思いませんでした。
みんな覚えてるのかあの超地味機体。核ミサイル装備を前提としたアレ。
内容はネタバレになるので詳しくは書きませんが、どう読んでも福井小説です。本当に(略)。
オッサン分が足りないのは事実ですけども。
でもやっぱり街の空気感の描き方とか人物描写とか世界観の説明とかの随所随所に福井節が炸裂していると言いますか、福井さんノリノリである。
これは『Twelve Y.O』とか『亡国のイージス』とか『Op.ローズ・ダスト』を読んでるとワリとよく判ります。
まぁ第1巻は殆ど状況舞台説明に終始した感があるので、
第2巻以降が勝負でしょうか。勝負と言うか何と言うか。
多分あの人であろうオードリーの今後の動き方とか。ユニコーンはいつ起動するのかとか。
バナージがパイロットなんだろうけどどうなるのかなぁとか。
リゼルはジェガンとZプラスを足した感じでいいのかな、とか。
そこらへんを楽しみにしつつ、第2巻もサクサク読もうと思いますよ!!
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人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって一世紀。工業用コロニーに住む平凡な少年、バナージ・リンクスは、謎の少女オードリー・バーンとの出会いから『ラプラスの箱』を巡る事件に巻き込まれてゆく。宇宙世紀(UC)の開闢とともに生まれ、開放されれば連邦政府が終焉すると言われる『箱』の正体とは。新たなるガンダムの鼓動が、世界に革新の予感を告げる----。
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機動戦士ガンダムの小説の中では、気鋭の著者が書くだけに読ませます。ガンダム世界とは関係なく世界に引き込まれる文章に続巻が楽しみです。
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宇宙世紀0001。
その日に生まれた『箱』
その箱は『ラブラスの箱』と呼ばれた。
時は巡り宇宙世紀0096。
1人の少年が1人の少女と出会った時、『ラプラスの箱』を巡る新たなる物語が始まる。
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映像にしたら5分で終わりそうなプロローグ。ちょっと冗長かなと思いながら読み進んでいるうちにUCの世界観に入り込んでいた。宇宙世紀を「理解」している著者によるガンダム小説の序章。
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設定い違和感あり
・宇宙世紀の作品としては、初代官邸が宇宙に作られたという記述により過去の宇宙世紀作品と大きな齟齬を生んでいる点が、その後読み進める上でも、なんとなく納得できない引っかかりになるように感じてしまいました。
閃光のハサウェイの物語が、この後にあるとすると、これも違和感があります。
・作品自体は、引き込む力があり、心沸き立つシーンの描写も多々あります。
また、福井さんの作品のわりには、必要以上に武器の詳細の表現にページをさくことがなく読みやすいと感じました。
・読み物としてのレベルは高いと思うのですが、ガンダムの宇宙世紀の根幹にかかわるような設定に、不用意に触れているよう感じる点が、もったいないと思います。
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非常に面白い。特に、コロニー描写などにおける科学的考察や、宇宙世紀における歴史的背景などがしっかりしており、マニアにはたまらない。
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ずれている―――。
建造中のスペースコロニー・インダストリアル7に住むバナージ・リンクスは16歳。
アナハイム工専に通う学生だった。
時折感じる、自分がずれている感覚。
それが何なのかわからないまま、日々の学業とバイト、そして就職したら何の変哲もない生活の1コマになってしまう自分を漠然と思い浮かべながら過ごしているのだった。
ある朝、バイトに向かう途中の宇宙空間でふと目にした物体。
白い残像を引いて行き過ぎる物体は、人型であるように見えた。
モビルスーツ・・・?
およそ100年前―――
宇宙世紀(UC)誕生の瞬間。
西暦に別れを告げ、宇宙世紀を受け入れる、その人類の節目のセレモニーをテロが襲う!
その構成員だったサイアム・ビストは、連邦首相リカルド・マーセナス暗殺の直後、偶然にも六角形の箱を手に入れる。
物語の基幹に据えられるその箱、『ラプラスの箱』―――
それを保有することにより、連邦政府から無限の便宜を引き出す箱。
ビスト財団の権力の証、そしてその傘下であるアナハイム・エレクトロニクスを唯一無二の巨大企業へと成長させた原動力。
時に、宇宙世紀0096。
宇宙世紀100年の節目を前に、ジオン共和国の解体を目前に控えたその時期。
己の寿命を悟ったサイアム・ビストは、現ビスト財団当主・カーディアス・ビストに対して静かに口を開く。
『ラプラスの箱』を開ける時が来たのだ
『袖付き』と異名をとる武装集団。
旧ジオンの流れをくむその組織に、その姿はあった。
一年戦争時、生誕直後に父ドズル・ザビの下を離れ、グリプス戦役時に幼少ながら地球圏へと舞い戻り、その後行方不明となっていたその人。
ニュータイプ思想を中心とするジオニズムの象徴であるその人は、しかし『ラプラスの箱』の受け取りには反対だった。
ビスト財団との取引場所となったインダストリアル7に単身潜入する彼女は、オードリー・バーンという偽名を名乗った。
そしてそこで・・・
エメラルド色の瞳―――
バナージは、彼女との運命的な出会いを果たす。
RX-0《ユニコーン》、ファイナル・フェイズを消化。全項目オール・クリア
連邦の『UC計画』の所産である純白・一本角のモビルスーツは、カーディアス・ビストの手で生まれ変わり、100年の呪いを解く鍵となって旅立ちの時を迎えようとしていた。
これにてRX-0の稼働試験はすべて終了する。帰投次第、試験用OSを削除。NT-Dを封印し、
ラプラス・プログラムを起動させる
『ラプラスの箱』の鍵となるモビルスーツが、今目覚めようとしていた。
オードリーと共に忍び込んだビスト財団の船の中で、バナージは目撃する。
可能性の獣ユニコーンのタペストリー。
そしてそこに書かれているのは『A MON SEUL DESIR』の文字。
・・・私の、たったひとつの望み
旧世紀のフランス語を読み上げたバナージに、にわかに���去の記憶が去来する!
ニュータイプのようなことを言う・・・
ある感情を押し殺しつつ、バナージをあしらうカーディアス・ビスト。
君が誰だってかまわない。必要だって言ってくれ。
一緒にいた方がいいって。そうしたらおれは・・・
バナージの悲痛な訴えを前に、カーディアスと共に去るオードリー。
少年の想いをよそに、『ラプラスの箱』をめぐる100年の呪縛が今、解き放たれようとしていた。
『ガンダム』の世界で綴られた、一年戦争から16年。
そして『逆襲のシャア』の世界から3年。
正統派『ガンダム』の流れをくむ物語は、宇宙世紀(UC)とユニコーン(UC)の2つの名を背負って今、その壮大なストーリを開始する!
それを描くのは『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』で一世を風靡した福井晴敏氏。
アニメや漫画では描けない詳細な場面設定と複雑な心理描写を小説という媒体に乗せて、異色のガンダム連載小説、1巻2巻同時単行本化!
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バンダイさん、サンライズさん!!何とかしてこれを映像化してください!!(奴らは映像にならないと正史として認めてくれない)
CCAからF91(コミカライズと設定のみだけどF90が最も近いけど)までの空白の期間にあの宇宙でどんな物語があったのか、それをブンゴーが描いてくれるんだと思うだけで脳からよからぬ汁が湧いてきますよ。ダダ漏れですよ。
『子ども』を描くのがうまかった反面、『親』や『大人』の描写が微妙だった富野御大に対して『オヤジ』と『若造』の描写には定評があるブンゴーが、宇宙世紀を生きるオヤジ若造たちをどう描いてくれるのかがとても楽しみです。
【20090923追記】
映像化∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい
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『逆シャア』から3年後の宇宙世紀物、と言う事で、かなり期待して読み始めたんですが……イマイチ。
なんかね、文体と言うか、語り口が合わない。細かいんだけど細かすぎてテンポが良くない。読んでいて疲れる。そんな感じ。
まぁ話が盛り上がらないのはΖで例えれば「カミーユがジェリドを殴りつけて拘束された辺り」だからか(笑)
この後どうしようかな…読もうか止めようか……。
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久々の宇宙世紀のガンダムです。逆シャアのその後からのようです。やっぱりガンダムは宇宙世紀ものに限ると思いました。最近のガンダムも好きですが、結局一番になるのは大体原点であるファースト以降の物語なんですよね。それに逆シャア以降ということもあって、ファンネルが出てきますよ。ガンダムシリーズで欠かせない武器はやっぱりファンネルですね。アニメ化が楽しみです。
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どのカテゴリに分類すればいいのか激しく迷った。
一般っていうのも違う気がするが、軽々しくライトノベルに分類できる作品でもない。
大人向けのガンダムとのことですが、むしろこの作品はそれこそバナージぐらいの年代の人が読んでも面白いと思う。
ガンダムは好きでも、最初のガンダムが放映していたころには生まれてすらいなくて、リアルタイムの熱狂ぶりを当時の映像や資料でしか知ることのできない私のような年代の人間の気持ちを、初期のバナージはこれでもかと言うほど代弁してくれているので。
それにしても、シナンジュは本当にかっこいいなぁ……。
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UC0096。
しっかり、過去の設定を踏まえているところが、大人だ。
ただ、ファーストしか見てないので、うまくつながるか。