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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.7
  • 出版社: 書籍工房早山
  • サイズ:20cm/386,10p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88611-508-9

紙の本

定本想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行 (社会科学の冒険)

著者 ベネディクト・アンダーソン (著),白石 隆 (訳),白石 さや (訳)

マルクス主義理論にとって厄介な「変則」であり続けた「ナショナリズム」。このナショナリズムの「変則」を解釈するため、ナショナリティとナショナリズムという文化的人造物を理論的...

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定本想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行 (社会科学の冒険)

税込 2,200 20pt

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商品説明

マルクス主義理論にとって厄介な「変則」であり続けた「ナショナリズム」。このナショナリズムの「変則」を解釈するため、ナショナリティとナショナリズムという文化的人造物を理論的出発点にして、試論を提供する。【「TRC MARC」の商品解説】

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紙の本

散種される「古典」

2008/03/11 12:17

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

『想像の共同体』は、日本でも初版、増補版が刊行されており、今回の定本は3度目の出版ということになる。帯に「ナショナリズム研究の今や新古典。」と謳われるゆえんである。増補版での加筆「人口調査、地図、博物館」・「記憶と忘却」に加え、定本では「旅と交通──『想像の共同体』の地伝について」という書き下ろし新稿が加えられることとなった。

「無名戦士の墓」や「出版資本主義」、そして「想像の共同体」といった、いまや「熟語」とすら化した感のある重要な鍵概念を多く含んだ本書の議論については周知のことであろうと思われるし、著者自身も関わったたいへん優れた入門書『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』もあることだから、ここでは本書が、抽象的な理論書なのではなく、インドネシアを対象としたエリア・スタディーズに端を発する実証的な議論でもあることに注意を喚起するに留め、加筆部分について以下に詳しくふれることにしたい。

「旅と交通」は、原著出版から四半世紀、30カ国、27言語で出版されるに至った『想像の共同体』という書物が辿った「旅=歴史」をめぐるエッセイである。執筆・出版当時の、アンダーソン当時のねらい(ターゲット)が明らかにされた上で、各地を転戦するかのように次々と翻訳・出版されていく『想像の共同体』の引き起こした反応が辿られていくのだが、それは各地の出版と情勢を同時に照らし出してもいくだろう。その上で、「地理的分布」という項では、英語の覇権を追認せざるを得ないような翻訳状況にアイロニカルに言及し、「出版社と読者」の項では、新興の左派系の出版社が多く、「教科書」として急速に受容されていったことにふれ、『想像の共同体』がヨーロッパ中心主義に対抗的な性格をもつことを確認していく。その反面、出版・翻訳を通じて、著者の企図から遠ざかっていったケースにもふれ、「ICはもはやわたしの本ではないのである。」と締めくくられる。

この結語から、日本語訳を受けとめる私たちが改めて考えさせられることの第一は、白石隆・白石さや、というアンダーソンの薫陶を受けた訳者の訳文で『想像の共同体』にふれることができているのだという、ありがたみである。第二に、今日、日本には右翼以外の──例えば、フリーターのメンタリティなど──ナショナリズムが潜在的に不気味な力を蓄えつつあり、こうした現状を考える手がかりとして、古典としての『想像の共同体』の有用性は、今後さらに増していくだろう。第三に、かつてのような紋切り型の国民国家批判はなりを潜めてはいるものの、しかし、エリア・スタディーズの養分をそれとして改めて読み取ることで、(安易な抽象論に堕することなく)この日本という国土において、かつて・いま・これから、起こるナショナルな力を可視化し、批判していくための、コンテクスチュアルでコンスタティブな思考を鍛えるため、『想像の共同体』は何度でも読み返すべき思考の光源として(再)活用していかなければならないだろう。そのことで、「旅と交通」の続きを書き綴っていくことこそが、本書にめぐりあえた読者の使命であろうし、それが果たされるならば、『想像の共同体』はアジアの日本にも「散種」(デリダ)されたことになるだろう。

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2007/10/04 00:03

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2008/03/12 00:10

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2009/12/08 09:35

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2010/02/15 02:20

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2010/06/28 22:34

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2014/02/01 14:47

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2024/01/03 16:28

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