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商品説明
新鋭写真家「うめかよ」と個性派辞書「新明解国語辞典」による、独特の観察眼に基づく写真と言葉のコラボレーション。真面目で妙ちくりん。イミフメイでカワイイ。微笑ましくもどこか切ない…。そんな人間の姿が立ち上る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
梅 佳代
- 略歴
- 〈梅佳代〉1981年石川県生まれ。日本写真映像専門学校卒業。東京を本拠地に各地で活動を展開。2007年、木村伊兵衛写真賞を受賞。個展「うめかよ展」「男子」等開催。写真集に「うめめ」がある。
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書店員レビュー
梅佳代の写真+国語辞...
ジュンク堂書店岡山店さん
梅佳代の写真+国語辞典。
まず、知っている言葉が写真があるだけでこういう意味にもとれるのか!と感心。
そして日常の生活、言葉が持つまっすぐな意味に愛おしさを感じてしまう素敵な辞書です。
プレゼントにもおすすめ!
芸術担当 中原
紙の本
愛すべき国語辞典、愛すべき写真たち
2009/01/24 22:25
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
去年の後半あたりから、突然にも新しい国語辞典が欲しくなって、あれこれ検討に検討を重ねた。
そうして、クリスマスプレゼントになるはずが、
結局はお年玉になってしまったのだけれど、
ようやく決めて買ったのが、三省堂の「新明解国語辞典」だった。
なんでも個性派国語辞典として、かなり斬新なスタイルが話題を呼んだらしい。
私が求めたのは、その六版だが、四版がすこぶるユニークだったらしい。
そんなこんなで、新明解国語辞典びいきになっていたところで、出合ったこの一冊。
写真家の梅佳代さんと新明解国語辞典のコラボレーション、その名も
「うめ版」である。
見開き一ページで、
右側に言葉と新明解国語辞典によるその意味、
左側には梅佳代さんの写真…といったスタイルだ。
例えば、最初の言葉はあいじょう。
あいじょう【愛情】(夫婦・親子・恋人などが)相手を自分にとってかけがえの無い存在としていとおしく思い、また相手からもそのように思われたいと願う、本能的な心情。(広義では、生有るものを大切にかわいがる気持ちも含む)
こう記してあるページの隣に
振袖を着た孫娘と、なんとも嬉しそうな顔をしたおじいちゃんのツーショット写真が並ぶ。
まさに、愛情あふれる一枚なのだ。
新明解国語辞典による愛情の説明も、また愛情に満ち溢れている。
ほかにも、いろいろ印象的なページがある。
きいっぽん(生一本)は真っ白な雪の原っぱを走る白い犬の姿だったり、
しゅうかん(習慣)は、新幹線の座席前テーブルに並ぶ四つの蜜柑だったり、
じんせいいきにかんず(人生意気に感ず)は、床屋のおじさん(たぶん)が電話をかけている姿だったり…、
どれも言葉と絶妙な距離感を感じさせる写真ばかり。
同じ感覚を持つ人にはたまらない魅力だ。
そして思う。
ここでも新明解国語辞典は愛されているのだなぁと。
こんなにも愛すべき写真たちにかこまれて…と。
実は、この辞典がらみで、赤瀬川原平さんの本と鈴木マキコさんの本を立て続けに読んでいる。
面白いの、なんの…。
特に赤瀬川さんのほうは、お腹がよじれるくらい笑った。
なんだか新明解国語辞典とは、末永いお付き合いとなりそうだ。嬉しいことである。
紙の本
たしかに
2008/03/19 23:28
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新明解国語辞典は、
非常に独特の解説で有名ですが、
その有名な解説に、
梅佳代の写真がぴったりくるなんて!!
どの写真も、
「これ・・・どうやってとった?」
「たしかに○○ってことばに見えてきた・・・」
という感じです。
抽象的な言葉が多いです。
言葉はかたちにしづらいものですが、
写真の中に、かぎりなく言葉にちかいものが形になって存在しています。
また、写真を一言で表現することもできないけれど、
かぎりなくそれに近いことができています。
「たしかに」の連続を保証します。
紙の本
くすっと笑える「新解さん」の「うめ版」
2022/09/24 15:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
踏み込んだ語釈や解説で「新解さん」として愛される「新明解国語辞典」。
なんのことはないと思える場面を捉え、くすっと笑える一瞬をスナップにする写真家の梅佳代さん。
この組み合わせの妙で、世界に二つとない「辞書」が完成。おもしろくないはずがない。
右に辞書のことば、左に写真。読み手をクスッと笑わせてくれる。