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ゴーレム100
未来の文学
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耳元で常にウソウソウソウソと囁かれ続けながら読まされるフィクション
消息子
2007/12/01 10:33:09
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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アルフレッド・ベスターは伝説である。 『分解された男』(別名『破壊された男』、しかし『解体された男』くらいがいいんじゃないかな)も『虎よ、虎よ!』もその内容はさっぱり忘れてしまったが、強烈な印象だけが残っている。 アルフレッド・ベスターは天才である。 天才には初期に大傑作をひとつぶたつ飛ばしただけで終わりとか、あとは鳴かず飛ばずといったタイプがいるが、やはり彼はそれに近いのではないかと思う。『コンピュータ・コネクション』は、何か変、という印象だけが残っている。 アルフレッド・ベスターは悪趣味であり、猥雑である。 本書『ゴーレム100』の「100」はスーパースクリプトであり、変幻自…
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私の中では最も長い書評かもしれません。それほどに凄いか、っていうと、ちょっと違うんですが、ま、問題作であることは間違いありません。いい映画になりますよ
みーちゃん
2007/10/05 20:43:05
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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なんていうか、幻の本、とか、超問題作、っていう言葉にスッゴク弱いんですね、私。で、そういうものを出すのが国書刊行会、となると、やっぱりな、なんて思うわけですよ、ワタシ。で、単発ものかな、って思っていたんですが、未来の文学、っていう叢書のの第二期の一冊なんですね。なぜか、私はこのシリーズ、全然読んでいないんです。で、他の巻がどうだったかは知りませんが、この本に限ればブックデザインがかなりいい。ハードカバーで角背でしょ、基本的には分厚い本には不向きなスタイルなんですが、この本はあえてそれを選択した。なんといっても、色合いがいいでしょ。赤が基調で重厚感があります。その印象は、世紀末なわけですね、私的…
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これがSFというものですな。
わたなべ
2007/08/14 12:25:27
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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もちろん『虎よ、虎よ!』はマイフェイヴァリットSFなのだが、後期の作品はいまいちと聞いていたのでこれまで読んでいんかったのだが、ここにきての世間の大絶賛に遅ればせながら読んで見たのだった。そしたらば、いやあ、大変面白かったですよ。二十二世紀のニューヨークを舞台に、ブルジョワの有閑マダム「蜜蜂レディ」が退屈しのぎの戯れに悪魔召還の儀式を執り行い、イドの怪物たる「ゴーレム100」を本人たちも知らないうちに都市に舞いおらせ、その残虐きわまる連続殺人事件を、担当捜査官のヒンドゥー教徒インドゥニ、何故か殺人現場にいつも居合わせる天才化学者ブレイズ・シマ、その素行調査を依頼される黒人の美人精神工学者グレッ…
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1980年:67歳、パンクやってます!まだ「何もかも懐かしい…」なんて言う年齢じゃないっす!
Living Yellow
2007/07/18 03:49:52
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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古手のSFファンにはマストアイテムの「虎よ、虎よ!」のベスター先生の、最後から二番目の長編である(1980年刊行)。SFが好きで、かつバロウズ(「裸のランチ」)とかジョイス(「ユリシーズ」)が好きな人、ぎりぎり町田康の作品ではなんか物足りないと思える人にこそ(そういう人、多分もう買っちゃってるとは思うけど…)お勧め。でもバロウズと聞いて「ライス!」と大声で答える人にも読んで頂けたら面白いかもしれない。 個人的にはP・K・ディックやJ・G・バラードが好きな質なのだけど、実は、彼らの「新しい波」作品は、ちゃんとじっくり読んでみると、非常にまじめな「哲学的文学」であるという面がある。一方、例えばヴァ…
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