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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.6
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/223p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-213949-6

紙の本

ふじこさん

著者 大島 真寿美 (著)

離婚寸前の父と母にはさまれなにも楽しいことのない毎日を送るリサの前に現れたふじこさんは、乱暴できれいで、あっけらかんとしていて、これまでに見たことのない、へんな大人だった...

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ふじこさん

税込 1,650 15pt

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商品説明

離婚寸前の父と母にはさまれなにも楽しいことのない毎日を送るリサの前に現れたふじこさんは、乱暴できれいで、あっけらかんとしていて、これまでに見たことのない、へんな大人だった。幻のデビュー作「春の手品師」を含む、著者会心の短編集。【「BOOK」データベースの商品解説】

離婚寸前の父と母にはさまれ、何も楽しいことのない毎日を送るリサの前に現れたふじこさんは、乱暴できれいで、あっけらかんとしていて、今まで見たことのない、へんな大人だった…。幻のデビュー作を含む、著者会心の短編集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ふじこさん 5-101
夕暮れカメラ 103-157
春の手品師 159-223

著者紹介

大島 真寿美

略歴
〈大島真寿美〉1962年名古屋生まれ。92年「春の手品師」で文學界新人賞を受賞しデビュー。著書に「水の繭」「ぼくらのバス」「ほどけるとける」など。

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評価内訳

紙の本

たからものを探す旅

2007/09/17 10:45

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

両親が離婚を前提にした別居生活に入ったリサは、時折自殺願望に襲われていた。ある日父親を訪問したリサは、そこで父の恋人・ふじこさんと出会い、楽しい日々を過ごすのだが…。

「長い長いトンネルの暗闇をもんもんと歩いているようなきもち(p8)」のリサは、アイデンティティ確立に悩む若者そのものだ。そこまでならフツーの少女にありがちだが、生憎リサの場合は子供を教え導く家族が機能していなかった。別居状態になった両親はそれぞれの地場を固めるのに必死で、リサの心情を聞くどころではなくなってしまったのだ。放ったらかしにされたリサの心にするりと入り込んだのは、父の恋人ふじこさんだった。

「母のライバルである父の不倫相手と仲良くなる」という設定は、一条ゆかりの漫画『淋しい大人たち』に似ている。しかし漫画が「おしゃれな不倫相手Vs化粧もしていない冴えない母親」という対比だったのに対して、本作のふじこさんは母親よりお洒落だったわけではない。食事もインスタントか外食で、料理が特にうまいとは思えない。リサを惹き付けたのは、彼女の存在を曖昧なままにしておく父親にも、リサの気持ちをわかろうとしない母親にもない、ふじこさんの率直さだ。決して子供だからと馬鹿にせず、将来や自殺願望について、真っすぐな答えを返してくれるし、現状の不満を吹き飛ばし、自ら光る力を持っている。彼女との出会いを通じて、リサは「さりげなくそこらへんにひょいっとある」「誰にでも共通じゃない」宝物を見つけるために、大人への長い道のりを歩み出す。

決してたくましくも、頭脳明晰でもない、本当に普通の少女が、しなやかに成長していく姿を瑞々しく描く。

『ふじこさん』でもモチーフとなった「家族の崩壊と少女の再生」は、他の様々な作品群でも繰り返し登場する。そんな著者の原点とも言える『春の手品師』と、知り合いの男の子の祖母から、遺影写真の撮影を依頼される少女が主人公の『夕暮れカメラ』を収録。

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紙の本

やわらかなフレーズとやさしい光

2007/09/02 16:09

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

少々長めの短編3つを収録。
どれも少女が誰かに出会うことによって
生きやすくなるという物語。

やわらかい文章に時折、ドキリとするフレーズが続く。
特に「春の手品師」は家族を考えさせる。
生れ落ちたときから
人間はなぜ家族のなかに放り込まれるのか。

ま、誰かの世話にならないと
生まれたばかりの人間は生きていけないんだけれどさ。
でもこの小説の「私」は
なかなかにハードな人生なんです。

「ふじこさん」
周りに好きな人がひとりもいない小六のリサ。
両親は別居して、母の祖父母の家で暮らす。
父親のマンションに遊びに行くと
そこに父親の恋人のふじこさんがいた。

「夕暮れカメラ」
唯一の趣味カメラを通じて
藤岡さんというおばあさんと知り合う、
高校生の小椋由海(ゆみ)。
おばあさんに頼まれて遺影を撮り始める。

「春の手品師」
空き地に来ていた手品師に惹かれて
高一の「私」はついていく。
手品師は「手品なんかで食げていけないよ。
ほんとの仕事は向日葵の種蒔き」といいながら
私といっしょに歩き出す。

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2007/10/27 19:22

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