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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:2007.6
- 出版社: 朝日新聞社
- サイズ:19cm/101p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-02-250303-9
紙の本
いじめられている君へ いじめている君へ
『朝日新聞』に連載された、若者たちへの緊急メッセージ集。精神科医・作家からスポーツ選手・タレントまで、各界を代表する全30人が生きる意義を熱く語りかける。〔完全版のタイト...
いじめられている君へ いじめている君へ
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商品説明
『朝日新聞』に連載された、若者たちへの緊急メッセージ集。精神科医・作家からスポーツ選手・タレントまで、各界を代表する全30人が生きる意義を熱く語りかける。〔完全版のタイトル等:いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ(朝日新聞出版 2012年刊)〕【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
すばらしい瞬間必ず来る | あさのあつこ 著 | 9-11 |
---|---|---|
死なないで、逃げて逃げて | 鴻上尚史 著 | 12-14 |
それでも、話してみよう | 林家正蔵 著 | 15-17 |
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紙の本
いじめは絶対にいけない
2007/06/26 03:41
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いじめは絶対にいけない。絶対に無くさなければならない。
たくさんの子どもたちが今もいじめに苦しんでいる。その結果、死を選ぶ子どもたちも多くいる。ひとりいじめに苦しんだあげく自ら死を選ぶ子供たちのニュースを聞くたびに胸がかきむしられる。怒りがふつふつとわいてくる。
本人はどれだけつらかったろう。死しか残された道が無いと感じる時の苦しさはどれほどのものだろう。なぜ一方的にいじめられた側の者がこれだけの苦しみをあじあわされなければならないのか。
残された身内の者たちの苦しさ・悲しさはどれほどのものであろう。身内を失ったという極限の悲しみ。それに追い討ちをかける自責の念。助けてやれなかったという悔恨が、残された者たちを一生涯苦しめる。この人たちにも、これだけの苦しみ・悲しみを受けなければならない謂れはなんにもない。
いじめをなくしていくには、そして少しでも減らしていくには、大人たちがもっともっと語りかけなければならない。
”いじめている君”に対しては、いじめが良くないことであることを、徹底的に訴えかけなければならない。
”いじめられている君”に対しては、今の状態が決して長く続くことはないことを知らせてあげなければならない。
この本には、各界の著名人たちが、少しでもいじめの現状が変わることを願って書いた訴えが満ちている。
とにかく、訴えることが必要だ。言葉が必要だ。真剣に発せられた言葉の持つ厳しさが、”いじめている君”を戒め、言葉の持つ暖かさが、”いじめられている君”を救う。
「傍観」は、いじめを放置するのみならず助長するものである。多くの大人が、それぞれの持ち場で、言葉を発していこう。
いじめは絶対に無くさなければならない。