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紙の本

マルタ・サギーは探偵ですか? 5 探偵の堕天 (富士見ミステリー文庫)

著者 野梨原 花南 (著)

25歳の鷺井丸太は森川調査事務所で働いている。異世界・オスタスの名探偵マルタ・サギーが、生まれ故郷の蓑崎に強制送還され、ただの鷺井丸太に戻ってから—7年が経っていた。丸太...

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マルタ・サギーは探偵ですか? 5 探偵の堕天 (富士見ミステリー文庫)

税込 550 5pt

マルタ・サギーは探偵ですか?5 探偵の堕天

税込 550 5pt

マルタ・サギーは探偵ですか?5 探偵の堕天

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25歳の鷺井丸太は森川調査事務所で働いている。異世界・オスタスの名探偵マルタ・サギーが、生まれ故郷の蓑崎に強制送還され、ただの鷺井丸太に戻ってから—7年が経っていた。丸太は、もう一度オスタスへ行きたかった。だから手がかりを探して、調査事務所で働くことにしたのだ。でも、時間が経っても、何もつかめない。丸太は思う。オスタスに行く前より、蓑崎は嫌いじゃない。知り合いがいて、毎日の暮らしに困ることもなくて。だけど、僕の心は異世界に囚われたままだ。マリアンナさんがいる、あのオスタスに。そんな時、丸太の務める調査事務所に行方不明の妹・渚を捜して欲しいという依頼があった。渚—その名前を聞いて、丸太の心臓は強く脈打った。それは自分がカード戦争にエントリーした時、出会ったヤマンバコギャルと同じ名前だったから。この依頼は、オスタスへの手がかりの一端となりうるのか?鷺井丸太と世界の関係が再び変わり行く、ハイブリッド・ミステリー長編第5弾。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.3

評価内訳

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紙の本

じりじりと切ない雰囲気

2007/07/16 10:35

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

マルタが蓑崎に戻されて7年が過ぎた世界
心をオスタスに残したまま、オスタスへの手がかりを求め続ける日々
一見大人びた様でいて変わらないマルタの姿が切ないです
現実の中であがきながらそれなりの生き方を見付け、自分の居場所を好きになってゆく
戻りたい気持ちと残りたい気持ち
段々と心を開き、丸太からマルタへと戻っていくのに安堵します
・・ずっと切ない感じできて、ラストは超展開でした
いつものボケボケした雰囲気に戻ったともいえるのですが、ちょっともったいなかったかも

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紙の本

都合の良すぎる展開

2007/08/22 15:20

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もんちや - この投稿者のレビュー一覧を見る

マルタが蓑崎に戻されてから7年後のお話。
興信所の所員として働きながら、オスタスに戻る方法を探し続ける丸太青年の姿が切ないです。
しかし気になったのは、丸太青年を取り巻く人々です。
野梨原さんが作り出すキャラクターに見られる、軽妙で寛容な強さと言いますか…。
「まーいーんだけどさー」
とか言いつつ、理不尽や不可解なことを受け入れる性質というのがあります。こういったキャラクターは1作品に1人いると、作品に華があり話をスムーズに展開させてくれます。
しかし今回登場した人々は、漏れなくそういった性格の持ち主。そんな彼らが展開する会話は実にこじつけがましくご都合的で、読んでいて違和感を覚えました。会話だけで無理やり話を展開させているように感じます。
ラストは綺麗にまとまりましたが、よく考えてみると辻褄が合ってません…。
野梨原さんの作品は好きなので、今回はちょっと残念です。

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2007/07/11 01:38

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2007/07/16 19:00

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2008/02/14 23:50

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2008/08/07 22:57

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2009/07/28 17:28

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2010/08/11 14:48

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2010/08/22 16:01

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2011/02/11 19:31

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2012/09/28 00:42

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