「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
私刑連鎖犯 上 (講談社文庫)
指名手配犯が逆さ吊りの惨殺体で発見された。犯人は自警団を気取り、FBIに先んじて死刑を執行したことを宣言するかのごとく、現場に「9」の数字を残していった。残虐な「私刑」は...
私刑連鎖犯 上 (講談社文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
指名手配犯が逆さ吊りの惨殺体で発見された。犯人は自警団を気取り、FBIに先んじて死刑を執行したことを宣言するかのごとく、現場に「9」の数字を残していった。残虐な「私刑」はまだ続くのか?エドガー賞受賞の名手が生み出した新ヒーロー、アレックス・ブランドン刑事が活躍する圧倒的サスペンス。【「BOOK」データベースの商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
金持ちは病んでいる?
2007/07/20 12:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:れーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
話は犯人,その同級生だった勇敢な男,保安官の3者の視点からそれぞれえがかれ,バークの試行錯誤がうかがえる作品。
犯人は,金持ちの親が問題児を放り込むための高校に通っていた同級生たち。とくに主犯格の2人は,金があっても愛情のない家庭や,虐待をする親のもとで育ち,精神的にゆがんでいる。「金持ちに偏見があるのか,バーク!?」と思わされる(笑)うえ,犯人以外の男たちのタフガイぶりといったら,ちょっと笑えるほど。
さらに,上の3者のどの立場から読者は読み進めたらよいのか,ぼやけてしまっているように,私には感じられた。
とにかく,アイリーンシリーズのキレのよさを期待して読むと失敗する作品。ゆっくり,ていねいに読み進めるのがいいのかもしれない。
それにしても,原題のNINEをタイトルにしたらよかったのに……(ちょっといただけないタイトルですね)。