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紙の本
中国の不思議な資本主義 (中公新書ラクレ)
著者 東 一眞 (著)
巷にはニセモノがあふれ、官僚は官職を売買し、儲かると思った分野に企業が殺到して共倒れする。そんな「中国経済」の行きつく先は…。日本だけでなく、アジア経済の波乱要因になりう...
中国の不思議な資本主義 (中公新書ラクレ)
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商品説明
巷にはニセモノがあふれ、官僚は官職を売買し、儲かると思った分野に企業が殺到して共倒れする。そんな「中国経済」の行きつく先は…。日本だけでなく、アジア経済の波乱要因になりうる中国のこの奇妙な経済に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
東 一眞
- 略歴
- 〈東一眞〉1961年鹿児島市生まれ。筑波大学大学院経営政策科学研究科中退。読売新聞社入社。地方部などを経て経済部。著書に「「シリコンバレー」のつくり方」など。
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いまや、中国は資本主義国家です。
2008/12/28 12:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまや、中国は資本主義国家です。
しかも他の資本主義の国とは、違う形の資本主義国家です。
本書は、中国で起きている不思議な資本主義経済について書いたものです。
その特徴を一言で表すと、「拝金」。
やった者勝ち。出し抜いた者勝ち。儲けた者勝ち。
個人として付き合う分には、中国人はいたって普通の付き合いができます。しかし、いざ集団となると「自分たちの都合」しか考えられない集団になってしまいます。
また、中国では「身内」をとても大切にします。その親密さは日本のそれと比べようがないくらいです。その身内ネットワークでの中の論理でのみ行動をします。社会全体の規範で行動をするのではないのです。
そうすると、人的なネットワークを利用し、役人の地位まで売買される始末。恐ろしい国です。
この本は、そのような困った隣人とどのように付き合っていけばよいのか、考えるきっかけを与えてくれます。
二国間だけではなく、今後のアジア経済圏の将来を考える上でも、もっと中国を理解しなければならないと感じました。
龍.
http://ameblo.jp/12484/