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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/06/13
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/270p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-213954-0

紙の本

ぼくには数字が風景に見える

著者 ダニエル・タメット (著),古屋 美登里 (訳)

著者ダニエルは、数学と語学の天才青年です。それは、ダニエルが映画『レインマン』の主人公と同じサヴァン症候群で、数字は彼にとって言葉と同じものだから。複雑な長い数式も、さま...

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ぼくには数字が風景に見える

税込 1,870 17pt

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商品説明

著者ダニエルは、数学と語学の天才青年です。それは、ダニエルが映画『レインマン』の主人公と同じサヴァン症候群で、数字は彼にとって言葉と同じものだから。複雑な長い数式も、さまざまな色や形や手ざわりの数字が広がる美しい風景に感じられ、一瞬にして答えが見えるのです。ダニエルは、人とのコミュニケーションにハンディをもつアスペルガー症候群でもあります。けれども、家族や仲間の愛情に包まれ、一歩ずつ自立していきます。本書は、そんなダニエルがみずからの「頭と心の中」を描いた、驚きに満ち、そして心打たれる手記です。【「BOOK」データベースの商品解説】

数字は僕の友だちで、いつでもそばにある。11は人なつこく、5は騒々しい、4は内気で物静かだ−。円周率22500桁を暗唱、10カ国語を話す天才の「頭と心の中」。サヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年が語る手記。【「TRC MARC」の商品解説】

『博士の愛した数式』の小川洋子さん絶賛。「思慮深く、優しい声で、ダニエルは私たちにそっと教えてくれる。この世界は、生きるに値する場所である、と」。円周率22,500桁を暗唱、10ヵ国語を話す天才の「頭と心の中」をサヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年が語る感動の手記。全米大ベストセラー!


数字と外国語の天才が「頭の中」を語った。2万桁以上の円周率暗唱記録を持ち、6ヵ国語を話す高機能自閉症の英国の青年が、半生をたどりながら、自分の内面世界を表現豊かに描き出す感動の記録。【商品解説】

著者紹介

ダニエル・タメット

略歴
〈ダニエル・タメット〉1979年ロンドン生まれ。公式サイトOptimnemで、オリジナルの外国語学習プログラムを制作・運営。

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著者/著名人のレビュー

著者のダニエルさんは...

ジュンク堂

著者のダニエルさんは自閉症です。しかし彼は語学と数学に関して驚異的な才能を持っています。それは、彼にとって言語や数字が、色、風景をともなったイメージとして感じられるからです。障害ゆえに周囲の不理解に悩む著者でしたが、今はその障害ゆえに「人と違っていることの素晴らしさ」をこの本を通じて教えてくれます。それ以上に彼の純粋さや、彼なりの人の愛し方に心を揺さぶられる1冊です。

みんなのレビュー144件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

人と違うことは素晴らしい

2007/11/30 01:03

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 学生時代数字が苦手だった。特に数字が羅列してあるものをみているだけで頭が痛くなったものだ。挙げ句の果てになにやらこんがらがってしまい訳がわからなくなってしまう。
 ところがこの本の作者ダニエル・ラメットにはなんと数字が風景みたいに色彩や質感や動きを伴って見えるというのだ。それも一つ一つ異なった個性をもったものとして。数字は彼にとってかけがえのない友達だという。何故彼がそんな感覚を持っているのか?それは彼がサヴァン症候群でアスペルガー症候群であるからなのだ。
 この聞き慣れない言葉の意味することはこれが脳の発達障害であり、生まれながら世間の大多数の人々と脳の発達の仕方が異なるということらしい。ずばぬけた才能に発達することもあるが、一方社会生活が困難になる場合もあるという。作者はこの障害の為数学と語学の天才ではあるが一方他人の心の動きが判らないので対人関係が上手く築けず一つのことに強くこだわり新しい環境にはなかなか馴染めないといった一面ももっている。
 そんな作者が自分の生い立ちから現在に至るまでを淡々と素直に語っている。そこには幼い頃よりてんかんの発作を繰り返し苦痛と孤独の中で世界が不思議な色彩にみちた風景に見えていたこと。人とは違うことでいじめや差別を受けながらそれでも友達を求めてたった一人で外国にでて新しい世界へと向かっていったこと。そして現在のパートナーと出会い自分の障害を世界に知って貰うためにさまざまな活動に挑戦をしていることなどが綴られている。そしてさまざま人との出会に感謝し自分を愛し支えてくれる家族や知人に対する深い感謝と愛情を綴っている。また彼の描く世界は私達の持っている固定観念を揺さぶり全く未知な異なる世界をみせられるようで非常に興味深かった。
 人と違うことを障害と呼ぶのなら私達はみな障害者だ。人と違うことを差別するのではなくきちんと向き合う。そろそろそんな社会になっていってもいいんじゃないかな。

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紙の本

アスペルガー症候群で共感覚を伴うサヴァン症、ゲイで癲癇持ちという英国青年による自叙伝。心洗われるような一冊でした。

2008/06/25 17:52

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:緑龍館 - この投稿者のレビュー一覧を見る

アスペルガー症候群でサヴァン症、ゲイで癲癇持ち、そのうえ無限の数字の連なりが、美しい色彩を持った風景に見えるというかなり個性的な英国青年による自叙伝。平明で率直、抑制が効いていて華飾の無い澄んだ文体は、テンプル・グランディンなどもそうですが、アスペルガーの人の特徴なのでしょうか。微妙に普通の文章と、色彩が異なる感じがします。
アスペルガー症候群とは自閉症と近縁の発達障害ですが、言語能力にはほとんど問題が無く、知的能力も一般的に平均より高い傾向があるようです。ただコミュニケーション能力にかなり問題があり、他者の意図するところやその場の雰囲気を察して自分を合わせるのが非常に苦手で(最近の言葉でいえば、極端な「KY」とでもいいましょうか)、また細部に対する通常ではない「こだわり」がその特徴でもあります。サヴァン症候群は、「イディオ・サヴァン」(白痴天才)などとも呼ばれ、映画『レインマン』で一躍世に知られるようになりましたが、機械的記憶や計算、芸術などの分野で人間離れした異常に優れた能力を持ちながらも、自閉症などの知的障害を併せ持つ症状のことです。おまけに、著者であるダニエル・タメットは、サヴァン症であると同時に、「共感覚」というとても不思議な力も備えています。これは、ひとつの刺戟に通常対応している感覚が、それとはまったく異なる別の感覚も呼び起こすという現象で、たとえばある音を耳にすると、それに対応する特定の色を目にすることができるような能力のことです。芸術家や小説家などに、この能力を持つものが多いとも言われています。
本書はこのような障害と能力をともに持つ26歳の青年が、自分の半生を顧みた非常に貴重な記録ですが、ふたつの大きな読みどころがあると思います。ひとつは、著者の共感覚を伴ったサヴァン症という類稀な能力、普通の人には想像することも困難なこの知的能力が、実際に頭の中で駆使されるプロセスを、本人の口から直に詳細に聞くことができるということ。この力により生起される驚くべきこころの世界を、垣間見ることができます。数字が、形や色や感情を伴ったものとして、どのように認識されるのか。桁数の多い数字の暗算が、それぞれの数が独自に持つ複雑な幾何学的形状の変化によってなされるありさまには驚かされます(大きな数の割り算が、こころの中で「回りながら次第に大きな輪になって落ちていく螺旋」の形状変化として答えが導き出されてしまったりするのです!)。著者自身の発案によるチャリティ・イヴェントととして、2万2千桁を超える円周率の暗唱記録を打ち立てたとき、そのランダムな永遠に続く数の連なりが、色と形がさまざまに変化していく美しい風景の複雑な連なりとして、こころの中に像を結びつつ記憶されていくさまにも興奮させられました。またタメットは、言語の習得にかけても天才的な能力をもち、10ヶ国語におよぶ外国語をマスターしていますが、テレビ・イヴェントのために、世界で最も難しい言葉の一つと言われているアイスランド語を、一週間でマスターする話も大変興味深かったですね。
感銘深い本書のもうひとつの読みどころは、障害を持って生まれた者として、普通とは異なる幼年時代と、「ひととは違う」という理由で級友のいじめに会う少年時代から現在までの自分の半生が、人並み外れた記憶力によって克明に、また非常に率直に語られている点でしょう。思春期を経ながらどのように自分の障害と向き合い、折り合いをつけるようになったのか、おそらくはこの障害と表裏の関係にある自分の尋常でない能力を受け入れ、自分で自分の人生を切り開いていくこころざしを持つに至るまでの体験が、飾らず坦々と語られていくさまは、読むもののこころにかなり響くものがあります。優秀な成績で高校を卒業し、大学進学が可能であったにも拘わらず自らの決心でそれを放棄し、一年間の海外ボランティア活動でリトアニアに赴くとは、障害を持つ18歳の青年としてなんという勇気でしょう。もちろん、英国の国際慈善支援団体が、このような障害をもつ人たちも、海外派遣ボランティアのメンバーとして当たり前のように受け入れているというのも、かなりな驚きではあります(日本はどうなんだろう?)。またゲイである自分に気づいて悩み、好きな人が出来てとうとう両親に告白するくだりも、あまりに素直に語られるので、却ってすがすがしいものがあります。ところで前述の英国の国際慈善組織が、海外に行くボランティアのために用意しているマニュアルの中のその国での生活に役立つ電話番号リストに、これも当然のようにその国のゲイのグループの連絡先まで載っているというのもすごいですね。

障害と特異な能力を合わせ持った普通でない青年のお話ですが、「ひとと違う」ということで差別されず、家族や愛する人と支えあいながら自分らしく生き、この社会や隣人のため、自分のできることをやっていきたい、自分が生きるこの世界との一体感を大切にしたい、という彼の願いや望みは、わたしたちとまったく同じです。この先長い彼の人生において、この願いが叶うことを心から願わずにはいられません(そしてわたしたちの人生においても)。爽やかで、心洗われるような一冊でした。

→緑龍館 Book of Days

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紙の本

我々が忘れかけた何かを持つ青年

2008/02/06 04:34

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『数字はぼくの友だちで、いつでもそばにある。ひとつひとつの数字はかけがえのないもので、それぞれに独自の「個性」がある。11は人なつこく、5は騒々しい、4は内気で物静かだ。』
不思議な気持ちにさせられる言葉です。
サヴァン症候群であり、かつアスペルガー症候群でもあるという著者ダニエルの言葉です。
ちなみに『フリー百科事典ウィキペディア』では、両症候群のことを次のように説明しています。
○サヴァン症候群:ごく特定の分野に限って、常人には及びもつかない能力を発揮する者を指す。
○アスペルガー症候群:対人関係の障害や、他者の気持ちの推測力、すなわち心の理論の障害が特徴とされる。
ダニエルもこの解説のとおり、数学と語学に関し非凡な才能を持つ天才青年です。そして幼少の時より、少し「変わったところのある」人物です。そのため学校でいじめにあったり、他の人にはなんでもないことでつらい思いをしたりすることがあります。他の人と同じようには、「普通には」大人への階段を上がっていくことができません。
それでもダニエルは少しづつ成長していきます。一人前の大人に向かって自立の道を歩み始めます。
それにはダニエルの並々ならぬ意欲とそして努力があります。ボランティアの語学教師の口を自分で見つけ、たったひとりで旅立っていくダニエル。次々と新しい言語をマスターするために努力を続けるダニエル。
本書を読み進めていくうちに、ダニエルを必死で応援する自分に気付きます。そして、ダニエルからいろいろなことを教えられます。安穏と時間をつぶす我が身の生き方が恥ずかしくさえなります。
そして、何より心打たれるのは、そんなダニエルを支える家族や仲間たちの愛情です。その愛情をしっかりと受け止め、感謝するダニエルの純粋な心にまた感銘を受けます。
人間としての“感受性”といったようなものの大切さを実感させられます。その大切なものを失いつつあるかのような現代の日本。本書でダニエルの“純”な心の中を少しのぞいてみることで、われわれが失いかけた大切なもののありかが少しは見つかるのではないでしょうか。

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紙の本

だれのからだも違っている

2007/12/03 15:05

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nory - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロンドン生まれの著者はアスペルガー症候群とサヴァン症候群である。πの小数点以下22000桁以上を暗記していて、十カ国語を話すことができる。

生まれたときから泣き止まない赤ちゃんで、少年期は人とは違いすぎる感性で大いに戸惑う。しかし、自分にできることを求め、次第に外の世界に足を踏み出していく。そこから世界が広がり、友人もできて、独自の能力を発揮するようになる。
数字や言語に対する視覚化は音楽のように著者の頭の中を自在に飛び回る。おだやかに書かれている頭の中の風景に楽しい気分になる。こんなふうに本になるまでには、相当の訓練と努力とまわりの人々の愛情が必要だっただろうが。

『そして、とても不思議に思った。ぼくの能力は以前とまったく変わっていないのに、子どものころや思春期にはその能力のせいで同級生たちから疎まれ、孤立を深めたが、大人になってからはその能力のおかげで人とのつながりや新しい友人ができたのだ。』

家族や友人や出会った人たちの理解とやさしさには、こちらまで心が温かくなる。とくに、映画「レインマン」のモデルになった同じサヴァン症候群のキム・ピークとの出会いは運命的だ。
キムを看護している父親は、キムが講演会で伝えたいことはこういうことだと言う。

『人と違っていることで障害者にされる必要はない、だれのからだも違っているのだから』

この言葉を心に刻み、世界を見てみよう。まったく違ったものの見えるに違いない。

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紙の本

勇気を与えてくれる成長の記録

2008/05/19 00:33

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者は、サヴァン症候群とアスペルガー症候群という脳の障害を持っているロンドンお生まれの30歳の男性。巻末の解説によると、サヴァン症候群の人は、記憶、計算、芸術などの領域において超人的な才能を発揮する。
 実際、著者は、円周率を22,514桁暗証することができ、驚異的なスピードで言語を習得することができ(例えば、アイスランド語を1週間で)、10ヶ国語を自在に操る。その他にも、カレンダー計算や、ある数が素数かどうかの判断などが一瞬でできる。我々の想像をはるかに超えた「天才」なのだ。

 しかし、彼のことをただ「天才」と呼ばないのは、アスペルガー症候群でもあって、対人関係を築くのが難しかったり、予想外の出来事にうまく対応できなかったりするからだ。
 さらに、彼の素晴らしい能力でさえ、大多数の我々のような「普通の人」(こういう言い方は不適切かもしれないが)とは、脳の働き方が違うという意味では「異常」なので、脳の機能障害とされるからだ。

 本書は、そういった背景を持つ著者が、自分の幼年時代から現在までを克明につづった回想録だ。小さい頃の話は、正直に言うと退屈。
 話が急に生き生きしてくるのは、20歳を前に彼が単身東欧の国へ10か月のボランティアに出かけるあたりから。そんなことして大丈夫なのか?しかし、著者自身が本書の中で述べるように、彼はこのことのよって、新しく生まれ変わったようになる。

 読み終わって思い返すと、本書は、ある特殊な障害を持った人間の自己革新ともいえる成長の記録だと分かる。それは、同じ障害を持つ人やその周囲の人々に勇気を与える。そして、我々「普通の人」にも勇気を与える。
 「あんな障害を持った人でさえ...」という言い方は、差別意識を含んでいるのかもしれないけれども、そんな感想が私の心を奮わせた。

 最後に1つ。彼の両親のことを。
 彼の両親は、彼を含めて9人の子どもを育てた。想像するに、とても手間のかかる子どもだったに違いないのに、他の兄弟姉妹と共に、惜しみなく愛情をかけ、さらには、彼の決断を尊重して海外へ送り出した。
 さらに特筆すべきは、彼の両親は彼の病気についての知識はなかったことだ。他の子どもとは違っているように感じられる自分の子どもを、普通の親として育てた。素晴らしい。

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2007/07/04 21:20

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