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紙の本
リヴァースキス (電撃文庫)
著者 佐野 しなの (著)
ある朝、目覚めると俺は美少女になっていた。そして俺の体は、見知らぬ男に乗っ取られていた!?トモヨシと名乗るその男は交通事故にあい死亡。しかし、この世に残した未練のため、成...
リヴァースキス (電撃文庫)
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商品説明
ある朝、目覚めると俺は美少女になっていた。そして俺の体は、見知らぬ男に乗っ取られていた!?トモヨシと名乗るその男は交通事故にあい死亡。しかし、この世に残した未練のため、成仏できず俺の体を乗っ取ったというのだ。じゃあ、こいつの願いをかなえ、無事成仏させてやれば問題解決、と思いきや…こいつの願いは好きな女の子とキスすることで、しかもこいつは俺(美少女版)に一目惚れ!!おまけに俺の親友もこれまた俺(美少女版)に一目惚れしたりして…。かくして始まるドタバタ劇。第7回「電撃hp」短編小説賞“大賞”受賞作。堂々の登場です。【「BOOK」データベースの商品解説】
【「電撃hp」短編小説賞〈大賞〉(第7回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
物足りない展開と笑いどころのないコメディ
2007/06/14 18:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
女の子になってしまった男の子と、その男の子の体を乗っ取ってしまった事故で死んだ男の子とのドタバタラブ(?)コメディ
ドタバタというほどドタバタもしていないし、コメディというほど面白くはないですが
主人公のテンション高いだけで、ツッコミの激しさにボケが負けている感じ
謎も多く残したままで、全体の構成としてはいまいちすっきりしないです
紙の本
目指せ身体奪還! ドタバタテンション高めの主人公
2008/01/13 21:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Azuma - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日目覚めたら自分の身体が見知らぬ男に乗っ取られていて、しかも自分は女になっていた。
主人公、善の身体を乗っ取った男(トモヨシ)はどうやらやり残したことがあるらしく、それが好きな子とのキスだという。
しかも、トモヨシは美少女になった善に一目惚れをしてしまい、もしかしてトモヨシ(=自分の身体)とキスをしなくてはいけない? どうするの俺!? というところからこの話は始まります。
自分はこの話を楽しんで読めたのですが、その理由の一つが話の語られるテンポが良いところにあります。
主人公の善が物語を語っていく、そのテンポが非常に心地よい。
これは人にもよると思いますが、個人的には主人公、善の無駄に高いテンションが面白いなと思います。
語りだけではなく会話でもテンションは高いですが、こちらは少々疲れを覚えます。
ただ、会話の方はトモヨシの返答や軽いつっこみが面白かったり。
話のオチは、はぁと言う感じですが、別に悪くもない。
ただ、語り部の善が語っているように、「口の軽い魔王」のような「軽さ」が目立ち、いまいち納得できない感じでもあります。
そしてドタバタコメディーの流れを引きつつも、ラブへと持って行ったトモヨシは素晴らしい。
また話全体を見てみると、その話は本当に必要だったのか? と思うところもしばしば。
「死亡フラグ」の使い方は個人的には良いな、と思いましたが。
一つ一つの話のつながりも、つながっているのか切れているのか微妙。
短編としてみるにしてもつながりが深いような気がするし、長編としてみるにしてもつながりが浅いような気がする。
構成自体には色々と疑問が残ったりもします。
内容的には、今読み終わった後考えてみると、そこまで面白い! とは言えない小説だったような。
けれどそれでも飽きることもなく最後まで読み切れました。
やはりそれは話のテンポの良さの賜物であると思います。
またこの作者さんの本が出たら、買うかどうかはともかくとして読んでは見たい、そう思わせる作品でした。