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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 110件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.5
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社ノベルス
  • サイズ:18cm/297p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-182531-4
新書

紙の本

イナイ×イナイ (講談社ノベルス Xシリーズ)

著者 森 博嗣 (著)

「私の兄を捜していただきたいのです」美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年...

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イナイ×イナイ (講談社ノベルス Xシリーズ)

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商品説明

「私の兄を捜していただきたいのです」美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら“探偵”を名乗る男が登場する。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り…。新章開幕、Xシリーズ第1弾。【「BOOK」データベースの商品解説】

都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら“探偵”を名乗る男。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り…。新章開幕、Xシリーズ第1弾。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー110件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

森博嗣が横溝正史に挑んだ、なんて思うのはわたしだけ?でもね、スタイルもトリックもオーソドックスなんです。ま、人間が軽い、っていうところが特徴かも・・・

2007/07/25 20:28

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

新章開幕、Xシリーズ第1弾、だそうです。今までも、このシリーズ名には戸惑っていたんですが、今回のXっていうのは、きっとタイトルの真中にある×のこと、なんて私は思い込んでいるんですが、どうでしょう。同じ言葉が二回繰り返され、それをXが繋ぐシリーズ、それでいい?

カバー折り返しの言葉は

「いないいない
どこにもいない
いるよいるよ
どこかにいるよ
だあれだあれ
どこかにいるの
どこもどこも
だれかがいるよ」

カバー後の内容紹介は

「「私の兄を捜していただきたいのです」
美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた
黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。
都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、
数十年来、地下牢に閉じ込められているという
行方不明の兄・鎮夫。そして自ら《探偵》を名乗る男が登場する。
旧家で渦巻く凄惨な事件の香り……。
新章開幕、Xシリーズ第1弾!!」

です。話は、それなりに面白いです。森好みの美女の登場もですが、やはり今回は探偵側がいい。例えば、なんとなくいい加減な感じの33歳の助手・小川令子の行動。イケイケふうの、とりあえず動いちゃえ、もですが、芸大生で留守番役、小川に引き摺られはするものの、かなり論理的な思考をして、年上の助手を感心させるところもいい。

ま、それをあっさり一刀両断する美術品鑑定家・探偵 椙田泰男もなかなかです。それにしても全体の雰囲気は、横溝正史、っていうところが森博嗣の作風の面白いところ。ま、驚きを期待しないで読めば、かなり楽しめるんじゃないでしょうか。とりあえず可もなく不可もなし。以下はデータ編。

プロローグ
第1章 美しき囚われ人
第2章 闇と血の消散
第3章 黙する紫の花
第4章 白き頬に赤き唇
第5章 香しき思慕の末
エピローグ

カバーデザイン=坂野公一(welle design)
フォントディレクション=紺野慎一(凸版印刷)
ブックデザイン=熊谷博人・釜津典之

佐竹重蔵 故人、父
佐竹絹子 後妻
佐竹信子 先妻
佐竹千鶴 長女
佐竹千春 次女
佐竹鎮夫 長男
鷹知祐一郎 探偵
椙田泰男 美術品鑑定家・探偵
小川令子 助手 33歳
真鍋瞬市 芸大生、留守番
鈴木 刑事

うーむ、ちと淡白か・・・

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紙の本

優秀な秘書能力の令子と論理派芸大生真鍋コンビの新シリーズ

2007/05/31 15:49

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

Xシリーズ1作目。
探偵助手の杉田令子と
同じ探偵事務所の留守番であり
芸大生の真鍋瞬市のコンビによる新シリーズです。
探偵の椙田泰男が留守の間に、
財産家の佐竹家の長女から
幼いころ、家の地下に
監禁されたままになっている兄を
探してほしいと依頼が来ます。
ワンマンだった父親が亡くなり
ようやく娘も自由に外に出られるようになった、
と語る長女の千鶴の元に、令子と真鍋が行ってみれば
広大な敷地に、母屋を挟むように別棟が建てられ、
その左右の別々の棟に千鶴と
その双子の妹が暮らしていました。
今回のミステリーは非現実的な、しかしお金持ちだったら
ありうるかもしれない怪しい屋敷が舞台。
ユニークで奇怪な展開に導かれて
一気呵成に読んでしまいました。
けれど、千鶴の人物造形、佐竹家の厳格さなどに
森博嗣にしては杜撰さが目立ちます。
このシリーズは予告編「ライ麦畑で増幅して」という
短編がメフィスト2007年5月号に掲載されていて
それによると令子は前の会社の社長秘書をしていて
その社長が亡くなった時に真空管アンプを
形見にもらっています。
そして社長の私室で出会うのが椙田。
ふたりは「午前と午後が背中合わせ」という
言葉の意味が分かりあえたことから
一緒に仕事をするようになります。
令子は椙田の探偵事務所に
オーディオやスピーカーを持ち込み始め、
ここを自分の城にしようとしています。
これらの要素が本編にもバラバラと出てくるだけで
まだ森博嗣の意図が読めません。

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紙の本

Gシリーズ途中にして新シリーズスタートの意味合いは・・・。

2007/06/22 15:03

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまで10冊完了してから次のシリーズを発表してきた森氏が、Gシリーズ半ばにして発表した、Xシリーズの第一作。これまでに無い展開に、期待は膨らむ。
ただ、「イナイXイナイ」というタイトルで、一瞬身構えてしまう。過去の森作品の中で、二作ほどこの「いない」という言葉の捕らえ方で、「それは無いだろ・・・」とがくりとさせられた事があったからだ。目の前にいたのに、風習や宗教的な事から「いない」事にした、とか。乾電池が切れることを「電池がなくなる」という事から、同じような言葉の使い方で・・・(この説明で森ミステリに詳しい方ならどの作品かお分かりかも)というような物。
本作品もその手の言葉遊び的なトリックかと心配になったが、逆にがちがちの本格推理の展開に驚いた。ちょっと古臭く感じるくらい、ミステリの王道を行った作品といった感。
資産家の男が亡くなった。その双子の娘の一人、千鶴から、屋敷のどこかに密かに軟禁されている兄を探して欲しいと、椙田事務所に依頼が来る。不在の椙田の変わりに、助手の令子と真鍋が出向くが、何と地下室で妹の千春が、遺体で見つかってしまう。殺したのは軟禁されていた兄、鎮夫なのか。密室のような地下牢で、殺人はどうやって行われたのか。そして犯人はどうやってその場から逃げ出したのか。
トリック自体も、ほほうと唸らされる部分もあり納得。ただ森ミステリの真骨頂とも言うべき密室の美しさ、物理的なトリックの展開、が影を潜めちょっと不満。また主人公の真鍋と令子のキャラクタも、ちょっと弱い。まだこれからなのかとも思うが、西之園萌絵と犀川創平のコンビに比べると、物足りなさは否めなかった。そして森ミステリィだからこそだけど、他の作品との相関図を思い描いてしまう。これは誰で、あれは誰なのか。それで逆に混乱してしまうのは、私だけだろうか。
シリーズ毎に読み応えも展開も、概念や理念さえも違っているかのよう。でもどこかで各シリーズは繋がっていて、何だか結局「あの大天才の掌の上で遊ばされていたのだ」的な事になるような気がするのは・・・考えすぎだろうか。

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