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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/05/30
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/447p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-325990-1

紙の本

夜想

著者 貫井 徳郎 (著)

名作『慟哭』から十四年。ふたたび「宗教」をテーマに、魂の絶望と救いを描いた雄渾の巨篇。【「BOOK」データベースの商品解説】夜の闇の中で蒼ざめてふるえている魂たちへ−。事...

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夜想

税込 1,834 16pt

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商品説明

名作『慟哭』から十四年。ふたたび「宗教」をテーマに、魂の絶望と救いを描いた雄渾の巨篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

夜の闇の中で蒼ざめてふるえている魂たちへ−。事故で妻と娘をなくした雪籘の運命は、ある美少女と出会ってから大きく動き始める。新興宗教をテーマに魂の絶望と救いを描いた雄渾の傑作長篇。『別册文藝春秋』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

貫井 徳郎

略歴
〈貫井徳郎〉1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。「慟哭」でデビュー。著書に「修羅の終わり」「プリズム」など。

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評価内訳

紙の本

篠田節子『聖域』『ゴサイタン』に勝てるか、っていうのが新興宗教ものの一つの指標なんですが、そこには及びませんでした。文學はやっぱり女性かな

2007/09/22 18:56

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

新興宗教もの、っていう分類は乱暴なんですが、このての予知能力をもった女性が出てくる話となると、私は即、篠田節子『ゴサイタン』を思い出すんですね。無論、その前出た『聖域』でもいいんですが。どちらも甲乙付けがたい上出来の話なんですが、じゃあ、貫井の本はそれらを越えるのか?ってことになります。

出版社のWeb上の案内は

「事故で妻と娘をなくした雪藤の運命は、美少女・遙と出会って大きく動き始める。新興宗教をテーマに魂の絶望と救いを描く傑作長篇

デビュー作であり出世作でもある『慟哭』から早や14年。このたび刊行される『夜想』は、作者自ら「『慟哭』の主題に改めて挑んだ」と語る作品です。『慟哭』は新興宗教を扱った衝撃的なミステリーでしたが、貫井さんは「オウム以後、新興宗教をどう描くかをずっと考え続けてきた」とのこと。本作に賭ける並々ならぬ気合いが窺えます。
事故で妻と娘を喪い、絶望の中を惰性で生きている主人公・雪籐(ゆきとう)。ひとりの女性に出会ったことで動き始める彼の運命は……。ミステリーの手法を通じて“絶望と救済”を描き続ける著者の、畢生の傑作。(II) 」

です。主人公の雪藤直義は32歳、妻子・真沙子と美悠を交通事故で亡くし、その悲しみから抜け出ることの出来ません。自動車販売の営業をしているものの、そのせいで失敗続き、ダブルブッキングや客との約束を忘れ、周囲に迷惑をかけっぱなしで、周りもそろそろ我慢の限界に達しようとしています。

そんな雪藤が、客先に謝罪に行った帰り道、落し物をした彼に、泣きながら声をかけてきた女性がいました。彼の定期入れに触れたせいで「ちょっとシンクロしてしまって」と言った彼女は、雪藤に涙のわけを問いただされ「あまりにかわいそうなので」といいながら、足早にその場を去っていくのです。

彼女の一言が気になって仕方ない直義は、自分のカウンセラーである三十代前半であろう、美貌の北條怜子に相談を持ちかけます。怜子の危惧した通り、謎の女性にとり憑かれた雪藤は、女と出会った場所を毎日のように訪れ、再会を果たそうと執念を燃やします。そしてやっと出会うことが出来たのが、喫茶店《ジャスミン》でバイトをしている女子大生天美遙でした。

彼女は幼い時に母を病気で、そして医者であった父を事故死で失っていたのです。これが一つの流れ。それに可愛がっていた娘に家を出て行かれてしまい、娘を探して上京する子安嘉子の話が絡んできます。彼女は、娘の亜由美が付き合っていた相手のタカヨシが居酒屋で働いていたことを手がかりに・・・

こうかくと、ミステリですが、話のメインはやはり新興宗教が生まれ成長し、それが本来の姿から離れていき、分裂していく姿にあるのでしょう。無論、それだけではないのですが。ま、篠田節子の作品には及ばないとは思いますが、とって悪くはありません。マジメに宗教に取り組んだ作品です。ただし、「“絶望と救済”を描き続ける著者の、畢生の傑作」は褒めすぎ。

全67章で、初出は「別冊文藝春秋」第261号~第269号に連載されたもの。装幀 関口聖司、写真 松尾哲です。


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