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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/03/16
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社現代新書
  • サイズ:18cm/339p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-149883-9

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紙の本

ゲーム的リアリズムの誕生 (講談社現代新書 動物化するポストモダン)

著者 東 浩紀 (著)

日本で流通する「文学」のひとつの展開を追跡し、それを通して社会と物語の関係について考える、ポストモダン論でありオタク論であると同時に文学論でもある一冊。「動物化するポスト...

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ゲーム的リアリズムの誕生 (講談社現代新書 動物化するポストモダン)

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商品説明

日本で流通する「文学」のひとつの展開を追跡し、それを通して社会と物語の関係について考える、ポストモダン論でありオタク論であると同時に文学論でもある一冊。「動物化するポストモダン」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】

現代日本の物語的想像力の行方とは? オタクを中心として大量に消費されているライトノベル、ゲーム等の作品分析を通じて、ポストモダン社会の生をも見通す。文芸批評に新たな地平を切り拓いた快著。


前著より5年半! 物語の行方がここにある!!

話題を呼んだ前作『動物化するポストモダン』より5年半の待望の続編です。本書では、前作の問題意識(オタクの消費行動を分析することで現代社会を読み解く)を引き継ぎつつ、さらに「涼宮ハルヒ」シリーズなどのライトノベル、「ひぐらしのなく頃に」などのゲーム、舞城王太郎の小説などを読解することを通じて、日本の物語(文学)の行方について解いていきます。明治以降の「自然主義的リアリズム」、大塚英志の「まんが・アニメ的リアリズム」に対して「ゲーム的リアリズム」とは何か? まさに文芸批評の枠を超えた快著です。【商品解説】

目次

  • 序章
  •  ポストモダンとオタク/ポストモダンと物語/
  •  ポストモダンの世界をどう生きるか
  • 第1章 理論
  •  A.社会学
  •    ライトノベル/キャラクター1/ポストモダン/
  •    まんが・アニメ的リアリズム/想像力の環境/二環境化
  •  B.文学1
  •    現実/私小説/まんが記号説/半透明性/文学性
  •  C.メディア

著者紹介

東 浩紀

略歴
〈東浩紀〉1971年生まれ。哲学者・批評家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。東京工業大学世界文明センター特任教授。「存在論的、郵便的」で第21回サントリー学芸賞受賞。

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みんなのレビュー68件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

現代文学認識論の最高峰。

2008/09/07 13:34

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ばー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 東は、もとは現代思想の分野の人で、オタク分野まっしぐらの人ではない。講談社べったりのサブカルの権威のようにも見えるけど、東自身の態度は客観的な態度でオタクを扱っている。ポスト東の芽がちらほらと見えているようだけど、先人(大塚英志は正直東をどう思ってるんだろ)からのお墨付きを受けた、現状認識論者の一人としては優れた評論家の一人である。

 前作、『動物化するポストモダン』で東が描いた現在のデータベース社会は以前隆盛を極めている。現在の物語を巡るポストモダン化は拡大の一途を辿っている。この点に即して今著も書かれたのだけど、前作に比べ、より文学の比重が増し、オタク的作品を多く扱うなど、東も言っているように、今作は前作を踏まえての応用編になっている。と言っても、前作読まなくても今作だけで十分理解できますから安心してください。

 私にとってこの本は、本の読み方、捉え方がまるっきり変わってしまうほどのインパクトを持つものだ。
 この本には様々なことが書かれていて、全てを私が紹介するよりも、「とりあえず何も言わずにこの本を読めば良い」レベルにまで達しちゃってるので、あんまここでは書きませんが、その中でも一つ、印象に残ったことを挙げれば、それはつまり、「今までの読み方では対応できない本が出現してきていて、こちらの(読者の)読み方を使い分けなければ、面白さ、すごさ、を全然理解できない」ということ。
 今までの読み方を「自然主義的読み方」(近代から続く一般的な小説)、「ライトノベル的読み方」(そのままずばり)とに分けて読まなくちゃならんよ、って東は言ってる。的確であり、まさしく秀逸。
 その他にも、これら二つを含んだ、ゲーム的リアリズム、読む媒体の如何を問うのではなく、その作品の周囲の環境(読む人間、作られた時代、など)を考える環境分析論、などが散りばめられている。

 まさしく画期的な話ばかりで、「その通り!」と思う箇所(ひぐらしのメタフィクショナルな点など)がバンバン出てきて、久しぶりに読書を通じての気分の高揚を味わった。

 だけどもだけども、オタク的文化には深い記述、多種多様な参考文献などがあるけど、文学の方にはあんまりありませんね。オタク的文化ありきで論を展開しているから、どうしても本格的な文学論にはなってないような。確かにですよ、これだけの読み方の区別化を示した後で、一般文学について論じるとなると、「なんだか意味ねー」感はアリアリだけど。扱う対象を飛躍させなければならないのは分かるけども。

 そこの部分の物足りなさは確かにある。一連のオタクブームはブームでしかないでしょ?と反証することも出来る。ただ、歴史を見ても分かるように、文化の反動運動がまだオタク的文化に対しては生まれてきていないように、どうやらゆるやかと、本当に東が言っている世の中になってきているようにも感じる。近い将来には本の二極化など言わずに、のんべんだらりとオタク的文化が浸透するのかもしれませんね。その是非など問うまでもないような社会に。

 ただ一つ。名著かどうかは各人が評価することなので、もっとも私は「これ傑作だ!」って言えるけど、そこは置いておいて、とりあえず読書人はこれを読まなくちゃいけません。
 前作に比べ、やや偏りが見られるかもしれない。だけども今作はオタク的文化を通した、客観的な、とっても優れた現代文学認識論であると共に、「ライトノベル的読み方」を知らずオタク的文化を毛嫌いしている人にとっては良い入門書にもなる一冊ですので、是非ご一読を。

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紙の本

内容紹介・目次

2007/03/16 16:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:講談社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題を呼んだ前作『動物化するポストモダン』より5年半の待望の続編です。
今回の本では、前作の問題意識(オタクの消費行動を分析することで現代社会を読み解く)を引き継ぎつつ、さらに「涼宮ハルヒ」シリーズなどのライトノベル、「ひぐらしのなく頃に」などのゲーム、舞城王太郎の小説などの読解を通じて、日本の物語
(文学)の行方について解いていきます。明治以降の「自然主義的リアリズム」、大塚英志の「まんが・アニメ的リアリズム」に対して「ゲーム的リアリズム」とは何か? まさに文芸批評の枠を超えた快著です。
イラストは有川浩さんの「図書館」シリーズなどで人気の徒花スクモさん。本のイメージにあわせて描いていただきました。
*
序章 ポストモダンと物語
第1章 理論
A 社会学
ライトノベル/キャラクター/まんが・アニメ的リアリズム/
想像力の環境
B 文学 Ⅰ
私小説/まんが記号説/半透明性
C メディア
ゲームのような小説/ゲーム/マンガのおばけ/ゲーム的リアリズム/コミュニケーション
第2章 作品論
A キャラクター小説
環境分析/『All You Need Is Kill』/死の表現/構造的主題
B 美少女ゲーム
小説のようなゲーム/『ONE』/メタ少女ゲーム/『Ever17』/ 『ひぐらしのなく頃に』/感情のメタ物語的な詐術
C 文学 Ⅱ
『九十九十九』/メタミステリ/プレイヤー視点の文学/世界を肯定すること
*
東 浩紀(あずま ひろき)
1971年生まれ。哲学者・批評家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。
2006年10月より、東京工業大学世界文明センター特任教授。
単著に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『郵便的不安たち』(朝日新聞社)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、共著に『自由を考える』『東京から考える』(以上、NHKブックス)、編著に『網状言論F改
ポストモダン・オタク・セクシュアリティ』『波状言論S改 社会学・メタゲーム・自由』(以上、青土社)など。

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紙の本

状況と孤独

2007/05/06 13:58

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わたなべ - この投稿者のレビュー一覧を見る

あずまん五年半ぶりの著作はなんと文芸批評だったというのは少々驚きだが、むしろそれは驚くようなことではなく、《文芸》というジャンルの「孤独さ(アドルノ的な意味での)」を表しているのかもしれない。もっとも、あずまんの「文芸批評」は、社会学とマクルーハン流のメディア論を分析の道具に使った独特な文化状況論でもあって、それが日本社会一般について語っているようでもありながらむしろ彼自身の実存そのものから発した意識の相克を描いているようで、理論的であるにもかかわらず生々しい告白を聞いているような感触がある。むろん、あずまんの著作の魅力はむしろこの生々しさにほかならない。たとえばこの著作では、ポストモダンな生での「選択」をめぐる実存を描く「ゲーム的リアリズム」という技法/様式の提示が、彼自身の人生において子供を持ち育てる責任を引き受けた「決意」とどこかで呼応しているように見えるというようなかたちでである。
内容について検討すると、第一部の理論篇ではいわゆる〈キャラ〉を媒介にしたメタ物語的想像力による作品構造の組み立てを「ゲーム的リアリズム」として概念化するわけだが、まあ基本的に私小説とメタフィクションは自然主義とロマン主義が盾の両面であるというのとほぼ同じような意味で同じ自己言及的な構造を有しているというのはもはや常識に属すると思うのだが、なんというか、やっぱり「いまどき??」という気持ちが湧いてくるのを避けられない。これは批評的には機能しない概念だろう。もっとも、何故ある種の作品(ライトノヴェルと俗称されるところの)がある種の読者層を熱烈にさせるのか、という問題——それは文学というよりは社会学の問題だ——には、この理論篇はわりと明快な回答を差し出していて説得的である。第二部の作品論篇が、非常に明快で緻密に練り上げられた分析を施しているにもかかわらずまったく面白くないのは、やはり「ゲーム的リアリズム」の概念を支える図式があまりにも単純すぎるためではないかと思う。たとえば絵画に対する批評的意識からマレーヴィッチが描いた三角形や正方形が、やはりさっぱり面白くないというのと似ている。作品の構造は作品の面白さを保証しないし(批評的には面白い素材になるのかもしれないが)、というよりもむしろ作品を受容するというのはつねに構造からの逸脱を伴うノイズに満ち満ちた具体的な経験で、それは楽しみに本を読む習慣のある人であれば日常的に知っているはずである。文学というよりもむしろ「物語(的想像力)」の社会的な受容状況についての分析としてとても面白かったが、やはり私は物語よりも文学に、つまり「文字で書かれた娯楽メディアとしての本(及びそれに準じるもの)」のほうに興味があるのだと思う。この本を読んでいると、伝統的な文学として小説だけが論じられているのにどうしても違和感があり、詩やエッセーも文学の中核だと思っている私にとって「物語」は文学の題材のごく一部に過ぎず、文学の本体は文章そのものにあるわけで、構造だけでは骨格を見てその人を判断せよというに等しい。肌や肉の手触りや温度なくして人と愛しあうことができないように、物語だけでは文学作品を読む気にはなれないし、もちろん私の読書の快楽を他人の視線によって意味付けようとも思わない。ようするにこういう批評を読むと、私は人生において欲望よりも快楽にこそ重きを置いているのだと改めて思い知ることになるのだが、私は結局のところ自分の知っていることしか知ろうとしない鼻持ちならないブルジョワ的読者なのだろうか、とも思わないでもない。いやいや、しかし当然ながら人は文学のみで生きているわけでもなく、本を読んでいるわけでもないので、現代日本の文化論の一つとしてとても面白い本であったことには違いなく、この「続き」も読んでいこうと思う。

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