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紙の本
銀朱の花 螢の庭 (コバルト文庫)
著者 金 蓮花 (著)
シルヴィアナの王弟マコードは学術研究のため、遙か東方の国セラウィン帝国へと向かったが、なぜか皇帝・焔王への謁見はかなわない。そんな折、螢の導きで橘姫という少女と出逢い、聡...
銀朱の花 螢の庭 (コバルト文庫)
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商品説明
シルヴィアナの王弟マコードは学術研究のため、遙か東方の国セラウィン帝国へと向かったが、なぜか皇帝・焔王への謁見はかなわない。そんな折、螢の導きで橘姫という少女と出逢い、聡明な姫に心惹かれていく。彼女の言葉の端々に焔王との親密さを感じたマコードは、橘姫が特別な存在であることを知る。螢の庭で二人の想いはひそやかに育まれてゆくが…。異国で紡がれる聖痕の乙女の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
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こんどの舞台は・・
2007/10/03 00:30
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本ですか?!
表紙だけだと、そう思い込みそうな感じですがもちろん違います。
物語の中に存在するセラウィン帝国。
前作のブノス編で登場した冒険家の旅した国として、名前だけは登場していましたが、設定はかなり日本の文化に近い感じです。
今度の聖痕の乙女はセラウィン帝国の皇帝のいとこ姫
橘姫の容姿は黒髪、黒瞳のセラウィンの民からすれば、かなりの異相であり、やはり幼少期をその容姿ゆえに寂しく過ごすことになります。
たおやかで、でも芯が強いという主人公のキャラクター設定は変わらずでほほえましいやり取りに、安心して読めました。
主人公ではないものの、彼女のいとこである皇帝、焔王はエンジュの夫カウルにイメージが似ていて笑えました。
もちろん文化の違いはありますが、それを踏まえてのストーリー作りで楽しめます。この巻もいくつか伏線が張られていて、続きが楽しみな一冊でした。