「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
学校の階段 5 (ファミ通文庫)
著者 櫂末 高彰 (著)
天栗浜高校では学園祭の準備まっさかり。学校全体がお祭りムードに染まりゆく中—井筒研は苦悩していた!全面的に彼の自業自得ではあるが、日々悪化するその状況に幸宏もささやかな同...
学校の階段 5 (ファミ通文庫)
学校の階段5
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
天栗浜高校では学園祭の準備まっさかり。学校全体がお祭りムードに染まりゆく中—井筒研は苦悩していた!全面的に彼の自業自得ではあるが、日々悪化するその状況に幸宏もささやかな同情を禁じえない。なし崩し的に実現した三島プロデュースのダブルデートでも凪原の井筒に対する誤解は解けないまま…。そんな中、なぜか井筒を敵視する山上桔梗院の生徒も現われて学園祭も波乱の予感!?ビバ青春の無駄足!大好評青春グラフィティ第5弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
恋と友情──そして暴走! 学園祭は青春特異点だ!!【商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
不器用な、でも正直な生き方
2009/04/05 19:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻のメインは井筒研と凪原ちえ。考える前に行動して突出する孤高の狼の様な井筒と、行動スピードがスローであるため周囲の意見に巻き込まれてしまいがちな凪原。自己と他人のバランス感覚があんまり良くないという意味では似たもの同士の二人。合同合宿での間違い告白から、周囲を巻き込んで、二人をくっつけるという強制的な流れが出来てくる。そのうち中学時代の友人である他校の生徒も登場し、何故か階段レースの対抗戦が開催されることに。
協調性という言葉の下、多数が正義でありそれに反対するものは和を乱す悪として断罪されてしまう小さな社会。その中で、不器用に自分の行き方を貫こうとしてもがき、ちょっと失敗をしてしまう二人。無意味に思える対立でも、対立しないで得られる仮初めの調和よりも、対立したことで生まれる本音の関係の方が価値がある。そんな理想が見られるかも。
こっそり学年主任の大津先生がちょっと格好よい。