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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.4
- 出版社: 蒼竜社
- レーベル: Holly NOVELS
- サイズ:19cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88386-319-8
紙の本
秘密 (Holly NOVELS)
著者 木原 音瀬 (著)
真夏の夜、寝床を捜して深夜の街を彷徨っていた啓太は、杉浦充という男と出会いセックスを条件に部屋に泊めてもらう。男と寝たい訳ではなかったが、啓太は自分のアパートに帰りたくな...
秘密 (Holly NOVELS)
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商品説明
真夏の夜、寝床を捜して深夜の街を彷徨っていた啓太は、杉浦充という男と出会いセックスを条件に部屋に泊めてもらう。男と寝たい訳ではなかったが、啓太は自分のアパートに帰りたくなかった。大きな冷凍庫が唸る部屋で、独り夢を見たくなかったからだ。悪夢を抱えていた啓太にとって、泊めてくれる杉浦は都合のいい相手だった。しかし、杉浦の一途な想いに心が揺れるようになり…。【「BOOK」データベースの商品解説】
悪夢を抱え街を彷徨っていた啓太は、杉浦と出会いセックスを条件に泊めてもらう。男と寝たい訳ではなく、啓太は自分のアパートに帰りたくなかったのだ。都合のいい相手でしかなかったが、次第に杉浦の一途さに心が揺れだし…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
秘密
2008/01/16 21:22
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エビチュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このようなテーマ(読めばだんだん分かる)でこんなに読み応えのある話を書けるのが、作者のスゴイところではないでしょうか。
タイトルにもなっている「秘密」というものは、本人にはとても大変な事に思えても、第三者の目で見た場合「なんだそんな事」というレベルなのかもしれない・・・そんな気さえさせられます。
何より相手役の青年のそのひた向きな純粋さに、惹かれずにはいられませんでした。特に3つ目に入っているお話は、どうしてだか涙・・・で箱ティシューがなくなるほどです。
表紙も挿絵の雰囲気も、このお話にぴったり合っていました。何度も読み返したい話です。
電子書籍
切なく愛おしい物語です
2015/08/15 00:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黒糖みるく - この投稿者のレビュー一覧を見る
木原作品は好きなものが多いのですが、中でも1、2を争うほどこの「秘密」は良かったです。
前半は受けの内海啓太が主人公で、ミステリー作品、あるいはホラーといった感じの内容でドキドキハラハラ、もう先が気になってどんどん引き込まれていきます。
最初はなんか気持ち悪い感じだなぁ、と思っていた攻めの杉浦充。
でも彼の背景や色々なことが分かっていくうちに、幼い子供のように純粋で真っ直ぐなところや、優しすぎる、そして悲しすぎる彼が、もう愛しくて愛しくてたまらなくなってきます。
会えなくなった家族のために、一所懸命にそれぞれに選んだプレゼント。
家族が喜ぶ顔を思い浮かべながら充は選んだんだろうなぁ。
プレゼントのことを啓太に嬉しそうに語りながらも、でも実際には渡せない、受け取ってもらえないだろうと思う充。
結局は啓太が充のことを思って、なんとかその渡せないプレゼントを家族に届けてくれたのですが、このエピソードが本当に切なくて切なくて号泣でした。
充のことが愛しくて、切なくて、ギュッと抱きしめたくなる(泣)
茶屋町勝呂さんのイラストも「秘密」の世界観にぴったりで素晴らしいです。
電子でもちゃんとイラストがあるのでご心配なく。
この作品の話とは関係ないですが、電子のノベルの場合、イラストのありなしがはっきりしないのがありますが、ちゃんと分かるようにしてほしいです。
イラストありなしに言及がなく、絵師さんの名前が記載されているので買ってみると、口絵挿絵が無かったということが、ちょくちょくあるのでorz
紙の本
濃厚な一冊
2018/06/21 14:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1冊なのにすごく濃厚な内容です。良く練られているというか。アンハッピーエンドなのかと思いきや希望を感じる最後だし、キャラクターの成長を感じる作品です。
電子書籍
涙なくして読めないです
2015/08/31 17:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫版にもなっていますが、こちらの方の魅力は、何と言ってもイラストでしょう。
この物語の世界観にピッタリなイラストです。
木原作品の中でも、傑作のうちの1つだと思います。
こういう作品だからこそ、文庫化されるのでしょうね。
紙の本
秘密<秘密2<秘密3 の順に面白い。
2016/10/28 22:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
木原さんはスピンオフとかエピローグとか続編とか書下ろしで
読者を泣かせに落とすよな。もう最期の秘密3で号泣。
2はハッピーエンドのその後をほんわか書いて、3で泣かせる。
2を飛ばして3だと、ちょっと違和感。2があってこその3。
書下ろし万歳。
電子書籍
不器用な男たちの純愛話
2015/08/09 02:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ASAGI - この投稿者のレビュー一覧を見る
茶屋町さんの怪しげな表紙に釣られ読了www.
サスペンス風に始まったものの、寂しがり屋で愛に飢えた妄想癖とワンコ同士の純愛話だったwww.苦笑いの出るような男たちだったが、他人に明かせない秘密を抱えたままで縋り付き依存し合って行くうちに湧き上がる愛情感の高まりにイッキ読み。「好きな人の為に生きたい。そこに僕の生きる意味が出来る」に涙目。啓太が主役の話だが、他人に理解されなかった充の生き様と芯の強さに心打たれる作品だった。杉浦家の葛藤も分かるが父と弟ともいつか邂逅出来たらイイなとも想う。
ディスレクシアをweb検索。トムクルーズやキアヌ、スピルバーグ、ダビンチやアインシュタインも実はディスレクシア。結構発症率の高いものらしい。でも努力次第ではすごい人間になれる可能性を秘めているんじゃなかろうか? 当たり前を当たり前と思って努力しない自分にちょっと反省……
紙の本
ストーリーが込み入っていて面白かった
2017/07/31 20:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦々恐々として読んだら、サスペンスのような仄暗さに引き込まれ、最終的にいい話でした。
基本的にサスペンスやミステリー系のBLが好きなので、それだけでも読みごたえあったんですが、受の身代わりになるほどの攻のピュアなヤンデレ愛が充分過ぎるほど報われて良かったな…としみじみする読後感でした。
あんなに頼りなさそうなのにSEX上手の絶倫攻というのも…GOODww
どこか利己的だった受があそこまで甲斐甲斐いしくなるとは。
愛ですね。