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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.4
  • 出版社: みすず書房
  • サイズ:20cm/390,29p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-622-07286-7
  • 国内送料無料

紙の本

一六世紀文化革命 1

著者 山本 義隆 (著)

大学アカデミズムや人文主義者を中心としたルネサンス像に抗し、16世紀ヨーロッパの知の地殻変動を綿密に追う。技術者・商人・外科医・芸術家たちの実践と17世紀科学革命の関係を...

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一六世紀文化革命 1

税込 3,520 32pt

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商品説明

大学アカデミズムや人文主義者を中心としたルネサンス像に抗し、16世紀ヨーロッパの知の地殻変動を綿密に追う。技術者・商人・外科医・芸術家たちの実践と17世紀科学革命の関係を明かし、その時代と可能性を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

山本 義隆

略歴
〈山本義隆〉1941年大阪生まれ。東京大学大学院博士課程中退。学校法人駿台予備学校勤務。「磁力と重力の発見」でパピルス賞、毎日出版文化賞、大佛次郎賞受賞。他の著書に「重力と力学的世界」等。

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著者/著名人のレビュー

『磁力と重力の発見』...

ジュンク堂

『磁力と重力の発見』(全3巻)から4年、待望の山本義隆・書き下ろし作品が出来上がった。大佛次郎賞受賞ほか絶賛を博し、総計11万部を突破した前作につづき本書の主題は活版印刷の草創期、16世紀ヨーロッパの科学と技術と芸術。大学アカデミズムや人文主義者を中心としたルネサンス観に対し、商人や技術者の実践に焦点をあてる。文書偏重から経験の重視へ、ラテン語から俗語による出版へ、教会による支配を中心に厳然たる差別構造があった時代に、いったい何が起こり、どのような結果を次の世紀にもたらしたか。綿密な文献を読み込み新たなルネサンス像を提示した本書は、われらの時代への批判でもある。[目次]序章/1 芸術家にはじまる/2 外科医の台頭と外科学の発展/3 解剖学・植物学の図像表現/4 鉱山業・冶金術・試金法/5 商業数学と16世紀数学革命(以上1巻)6 軍事革命と機械学・力学の勃興/7 天文学・地理学と研究の組織化/8 16世紀後半のイングランド/9 16世紀ヨーロッパの言語革命/10 16世紀文化革命と17世紀科学革命(以上2巻)

出版ダイジェスト:2007年5月
テーマ『ぼくらの科学 生命 宇宙 数学 不思議に満ちた科学を…』より

みんなのレビュー8件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

DOSとパソ通の頃

2007/08/19 12:18

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る

98と言えばPC9801だった。わずか十数年前のことである。技術的なことに詳しくないので、95年ごろ、インターネットでのHPをはじめて見た時の印象は「画像」があるということにつきた。それまではパソコン=文字の世界に感じていたのだ。
 本書を正面から論じることはスペックを超えている。しかし、第1章が16世紀当時、まだ職人と未分化だった画家=画工たちの業績からはじめられていることから、本書の力点の一つが、印刷技術の発展における、図版の存在に置かれていることは読み取れる。
 本巻で扱われている諸科学:技術のうち、数学:商業数学・簿記を除いて、建築、医学:解剖学・本草学、化学:冶金術、工学:武器製造など、は全て、文字だけで説明することは難しい。いわぬものがなだが、正確な解剖図、設計図などが不可欠なのである。
 グーテンベルグたちの活版技術の発明・発展で、文字データの正確な複製は可能になった。哲学、法学、文学など当時のアカデミックな学問の一般への普及にとっては、それのみで大きな福音である。しかし、しばらくは図版は従来通り、手書きの版で複製され続けたらしい。手書きで何度も写し続ければ、最終的には、致命的なオリジナル図版からのズレは生じてしまうことはさけられない。
 その問題を解決し、本書の「十六世紀文化革命」を準備するインフラの一部を造りあげたののが多くの、本当に名前を探ることさえ不可能に近い印刷現場の職人さんたちの地道な努力だった。その積み重ねの結果、正確な図版と活字を組み合わせた印刷が可能になったことが、大量の技術マニュアルの普及を支え、それまでの「秘術」を「技術」を変える要因となった。本書を読んで、一番印象に残った論点である。

 もし、突然の戦乱の中、モビルスーツに潜り込んだ、あの少年の目の前に、マニュアルが落ちて来ていなかったら。やっぱり、あの話ははじまらなかった。

 「やれるかもしれない。」とマニュアルをめくりながら少年は言ったと思う。

当時の時代背景は(高校生レベルの目線で)懇切丁寧に説明されている、図版も豊富な、読みやすい作りの一冊です。

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紙の本

出版社コメント

2007/04/03 15:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みすず書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る

〈ボッカッチョやラファエッロをいだく14・15世紀のルネサンスとガリレオやニュートンに代表される17世紀科学革命のあいだの谷間のように見られている16世紀に、なるほどそのようなきらびやかな天才の名前には乏しいにしても、しかし17世紀を準備することになる知の世界の地殻変動すなわち「16世紀文化革命」が進行していたのである〉

前著『磁力と重力の発見』全3巻は2003年5月刊。評判は最初じわじわと、あるところから火がついたように広まり、同年度の第1回パピルス賞・第57回毎日出版文化賞・第30回大佛次郎賞の三冠にかがやきました。
その第3巻「あとがき」で予告された「16世紀文化革命」の研究は、すでに当時着手されていました。執筆の構想は著者の手もとで大切にあたためられ、そしてついに、『磁力と重力の発見』とみごとに対をなす、このたびの大冊が誕生するのです。

【目次】
序章——全体の展望
第1章 芸術家にはじまる
第2章 外科医の台頭と外科学の発展
第3章 解剖学・植物学の図像表現
第4章 鉱山業・冶金術・試金法
第5章 商業数学と16世紀数学革命

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紙の本

大発見の基礎工事

2009/01/13 13:36

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前著「磁力と重力の発見」では十七世紀科学革命を扱った著者であるが、本著では科学革命の下地を作った十六世紀に起こった社会の変化を、十六世紀文化革命と称して考察している。1巻では、芸術、医学、鉱業、数学の分野における変化とその原因を例証する。
 十六世紀に上記の分野で起きた事を一言で言うならば、知識の一般開放、と表現することができる。そして、この原因すらも一言で言うならば、社会規模の拡大、であろう。各地に乱立する都市国家や自由都市間の競争、そしてその結果としての戦争の多発により、社会は市場規模の拡大を求めていた。その基盤となったのが、印刷技術の普及と、経験重視の姿勢である。

 市場規模の拡大を下支えする大量生産への移行には、資本の集中が必要になる。しかし、資本があるだけでは物を作ることはできず、製造技術の習得が必要になる。しかしこれらの技術は、ギルドなどの職能集団が徒弟制度などにより門外不出のものとして秘匿してきた。この開示に一役買ったのが印刷技術である。俗語で書かれた技術書が普及することにより、資本家たちが製造技術の秘密を知り、職能集団が労働者に変化していくことで、大量生産を可能にしていった。そしてこの際に、投資効果の検証をするために技術の定量化が促進され、代数学の発展を促していくことになる。

 戦場は大量消費の場である。武器も消費されれば、人命も消費される。武器はともかく、人命は簡単に失うわけにはいかないので、戦場での医療が発達することになる。それまでの医療は、過去の文献を絶対の権威とし、その解釈を行う者が上位者であり、実際に手を使って治療する行為は下賤とされてきた。しかし、戦傷や伝染病の治療に過去の文献が全く役に立たないことが明らかになると、その権威は失墜し、実際に治療をする者の社会的地位の向上をもたらすことになった。そして、印刷技術の普及は、これらの経験則の書籍化を促し、治療者の地位向上を助長していくことになる。
 一方、武器の大量生産には設計図が必要であり、作図には3次元の物体を2次元で表現する技術が必要とする。このような技術もかつては門外不出の技法として芸術家に秘匿されていたが、印刷技術の普及は技法の書籍化も促し、合わせて幾何学を発展させ、17世紀のケプラーによる天体法則の発見につながっていくのである。

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紙の本

図式が先立ってモノへの執念が不足か

2007/06/09 13:25

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:足目 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 読み始めたものの、なぜすいすい読めないのか思案してしまいました。いけない紹介の典型になりそうです。
と断れば何でもいえるってもんじゃありませんが、通説を打破しようという意気ごみと表裏をなすように、図式が前面に出ています。教養人対職人、芸術対技術、書くことば対話することば、普遍語対俗語、……
 最後のはもちろん、ラテン語かのちに「国語」となるような各地のことばか、という対比です。そこにはラテン語から俗語へという単純な方向の図式も見出せます。美しいが死んだことば、「野蛮」だけれど生きたことば、そんな対比も。
 いくら16世紀にいなかったような「大学者」でないにせよ、巨大なライブニッツ全集をのぞけば、「ラテン語」で書いたあふれんばかりの「手紙」があります。今なら「英語」で書かれた「メール」に当りそうな研究者のメディアかも(何せ読めないもので、揣摩臆測です)。
 古代ギリシャ語文献が、中世末ころ俗語(古フランス語)に訳され、さらにラテン語へ、ということもありました。権力のためのことば(法や行政文書)として酷使されたからこそ、古代ラテン語から乱れっちまい、中世ラテン語の文法書が日本でも出版されるのでないのか。
 こんなところに引っかかっちゃうんです。
 単純に割り切ろう(つまり図式を成り立たせ支えるここぞ)という地点で、著者は、だれそれがいっていたですませ、職人の書いた芸術論などを読んではるかにきちんと紹介するところと際立っています。どうせ読む奴なんかいない、と割愛しちゃったのかしら。
とことんモノにこだわって通説・俗説を粉砕しちまった『誰も読まなかったコペルニクス』と較べちゃ気の毒ってもんでしょう。

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2011/11/26 00:57

投稿元:ブクログ

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2012/01/26 22:11

投稿元:ブクログ

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2015/09/24 23:49

投稿元:ブクログ

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2021/11/23 13:26

投稿元:ブクログ

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