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紙の本
狼と香辛料 4 (電撃文庫)
著者 支倉 凍砂 (著)
狼神ホロの故郷ヨイツを探すため、北を目指す行商人ロレンス。異教徒の町クメルスンで得た情報をもとに、二人は田舎の村テレオにやってくる。テレオの教会にいる司祭は、異教の神々の...
狼と香辛料 4 (電撃文庫)
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商品説明
狼神ホロの故郷ヨイツを探すため、北を目指す行商人ロレンス。異教徒の町クメルスンで得た情報をもとに、二人は田舎の村テレオにやってくる。テレオの教会にいる司祭は、異教の神々の話だけを専門に集める修道士の居場所を知っているという。しかし、教会を訪れたロレンスとホロを出迎えたのは、無愛想な少女エルサだった。さらにそこで、ロレンスたちは村存続の危機に巻き込まれてしまう。二人はヨイツへの手がかりをつかみ、無事に村を出立できるのか…。話題の異色ファンタジー、第12回電撃小説大賞「銀賞」受賞作第4弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
商売は一休みしてのホロの故郷の情報集め
2009/08/19 18:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻で恋敵との一騎討ちをやり遂げた後だけに今回は少し安穏とした方向に振ったようである。なので、さほどハラハラドキドキすることはなく比較的楽に読み進められる。しかしね、もうね、ホロとロレンスはバカップル認定!なに、この打ち解けっぷり。2人にしか分からないような“あ・うん”の会話で、時として読み手さえも蚊帳の外に置き去りにしている。いくら絆を深めたからってイチャイチャし過ぎでしょ、というアツアツ振りに加えて、今回はもう1組の初々しいカップルが登場しており、その姿に自分達を投影しながらも「人の振り見て我が振り直す……気はないみたいね」なのである。今回の旅がヨイツの情報収集を目的としているため、商売的な側面が影を潜めているのだが、それにしてもこっちが照れるようなやり取りがアツい第4巻である。
本編自体は、訪れたテレオの村でヨイツの情報収集が相応に進み、次の行き先も決まってくる最中に村の騒動に巻き込まれるもので、閉鎖的な村の慣習、「よそ者」への冷遇、しがらみからの解放を想う若者といった要素と、村唯一の教会と村人が信仰する神とのダブルスタンダードを背景にした、その顛末の割に含みの多い話である。この、村人が信仰する神というのが、かつてのホロやヨイツを襲った熊の神と根っこを同じくするのもミソで、異端が多いとされる北部の風土を忍ばせている。ただし、一旦は逃げを決め込んだロレンス達が結果的に今回の騒動を解決するのは良いとして、その「奇跡を起こす」解決策がなんともファンタジーというかホロ能力あり過ぎと言えなくもない。そりゃあ、かつては神と崇められたホロならばこれくらいの能力があっても不思議ではないが、本シリーズのテイストからすれば、例えば何かの粉か液体をかけたら変色した、みたいな科学と知恵で乗り切る方法もあったように思える。ま、楽しく読めたけどね。
紙の本
4巻
2022/09/26 05:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:甘栗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらに旅を続ける2人。田舎の村でヨイツの情報を集めるなか、手がかりを得られそうな教会で村の危機に巻き込まれてしまいます。
「宗教の問題が絡むと話が複雑になるな…」と感じました。