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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.2
  • 出版社: 解放出版社
  • サイズ:20cm/367p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7592-5133-3

紙の本

世界屠畜紀行

著者 内澤 旬子 (著)

中身ってどうなってんのかな。肉ってどうついてんのかな。頭の中はもうそれだけでいっぱい。アメリカ、イラン、インド、エジプト、韓国、チェコ、モンゴル、東京、沖縄…。見てきまし...

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世界屠畜紀行

税込 2,420 22pt

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商品説明

中身ってどうなってんのかな。肉ってどうついてんのかな。頭の中はもうそれだけでいっぱい。アメリカ、イラン、インド、エジプト、韓国、チェコ、モンゴル、東京、沖縄…。見てきました「動物が肉になるまで」。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

内澤 旬子

略歴
〈内澤旬子〉1967年生まれ。イラストルポライター。「CRAFT碧鱗堂BOOKS」主宰。共著の「印刷に恋して」で第3回ゲスナー賞「本の本」部門銀賞受賞。著書に「センセイの書斎」など。

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みんなのレビュー81件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

純粋に知識欲として屠畜に触れたい

2011/04/24 20:01

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本はニュース映像で、できるだけ残虐さのないものを選んで放送していると聞くが(いわゆる欧米諸国では遺体が写っているニュース映像がテレビに出る率は日本の比ではない)、本書のようなテーマには、家畜の命を奪うことを図解する以上の意味合い(行為をおこなう人々への差別という奥深い問題)があるため、なかなか書物などが出にくい背景があるようだ。

著者は製本を本業としてイラストレーターをしているだけあり、取材の発端は、生きている家畜からなめし革ができるまでを追ってみたいという思いだった。ご自身は昔からの部落問題、職業や婚姻の自由が制限されている状況について知識を持っておらず、ただ屠畜を扱う上で避けて通れない問題であると同時に、連載が部落解放という月刊誌であったことから、日本だけでなく各国の取材の際に、差別はあるかと必ず尋ねている。

結論から言えば、はっきりと「なんで差別が? 肉屋さんは金持ちですよ」と言いきってくれたのはチェコ在住の女性(日本人と結婚)のみ。あとは言葉を濁すか、質問の意図がきっちりと伝わっているかどうか曖昧な例、あるいは外国人(著者)にそんなこと聞かれたくないという態度を示すなど、あまりすっきりしない回答が多かったようだ。

さて、わたしも本来は部落問題や差別の問題が出てくる本とは思っておらず、著者はできるだけその問題を少なめに書いたようにお見受けするので、わたしも以下は屠畜について書きたい。ただ、食肉加工の現場にいわれなき誹謗中傷の手紙、メール、ファックスなどが届いているという話は、読んでいて胸が痛んだことだけは、書いておく。

内容の大まかな説明:
++++++++++
第一章 韓国
カラクトン市場の屠畜事情、マジャンドン(ソウルにある肉の市場)、差別はあるのかないのか

第二章 バリ島
憧れの豚の丸焼き、満月の寺院で見た生け贄牛

第三章 エジプト
カイロのラクダ屠畜、ギザの大家族 羊を捌く

第四章 イスラム世界
イスラム教徒と犠牲祭

第五章 チェコ
屠畜と動物愛護、ザビヤチカ・豊穣の肉祭り

第六章 モンゴル
草原に囲まれて、モンゴル仏教と屠畜

第七章 韓国の犬肉
Dr.ドッグミートの挑戦

第八章 豚の屠畜 東京・芝浦屠場

第九章 沖縄
ヤギの魔力に魅せられて、海でつながる食肉文化

第十章 豚の内臓・頭 東京・芝浦屠場

第十一章 革鞣し 東京・墨田

第十二章 動物の立場から

第十三章 牛の屠畜 東京・芝浦屠場

第十四章 牛の内臓・頭 東京・芝浦屠場

第十五章 インド
ヒンドゥー教徒と犠牲祭、さまよえる屠畜場

第十六章 アメリカ
屠畜場ブルース、資本主義と牛肉

終章 屠畜紀行その後
++++++++++

わたしは、食肉がいかにできあがるのか、その行程にとても興味がある。著者は毎日同じ場所にスケッチブックを持って出かけ、暑さのなか(生きものの発する熱で室内は高温になる)懸命に描いた。文章もとても読みやすいのだが、イラストには味わいのある文章も添えられ、その小さな文字を目を凝らして読んだ。

食品衛生の面からも、大勢の人間が出入りして実際に見学するような状況は今後も提供されないだろうが、生きものが食肉になる行程は、なんら忌み嫌うものではなく、知りたいと思う人が願う情報へのアクセスが、もっと容易になってもいいのではと思う。

東京の屠場における職人さばきは、実際に見てみたいと思うほど、イキイキと描写されている。

著者のような人がもっと現れ、純粋に知識欲として食肉加工を見られる日がくることを願っている。

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紙の本

世界屠畜紀行

2021/05/15 22:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

我々日本人の多くは肉を食べるが、その肉が生き物から食べ物にどのように加工されるのか、詳しく知っている人は少ない。それどころかそういった職業の人々はこれまで差別を受けてきて、いまでもそのような感情を持つ人がいる著者は何故このような差別が生れるのか、他の国の状況と比較している。本文に書いてあるが、予算や紙幅の都合上、そこまで多くの国にいけなかったらしく、日本以外では韓国、エジプト、イラン、チェコ、インド、バリ島、アメリカ、そして日本国内だが、文化的に屠畜に関わる人を差別しない沖縄も訪れている。
国によって、昔は差別をしていたが今では差別をしていない、という建前でいざ目の前にすると差別的な反応をしてしまう国や、そういった職業に経緯を持って接する国、旧社会主義国のため、職業差別が全くない国、宗教上や民族の違いから差別がある国など様々だった。
どの国を見ても、大概動物愛護団体の抗議を受けており、西洋のルールの元で回っている国際社会の立場上、多少は配慮をせざるをえず、伝統文化が変わってしまったり、上流階級の人々の生活が西洋化して儀式が形骸化したりと色々と考えさせられた。

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紙の本

世界ではこの職業についての認識は様々のようですね

2019/01/30 11:40

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者は「屠殺」という言葉を使わずに「屠畜」という言葉を使うことによって、家畜を殺す行為に使う言葉を和らげようとしている。頭では、「誰もが肉を食べているのだから、動物の肉を製品にする行為をする人への差別があるのはおかしい」という言葉は当然のことと思っているのだと思うが、日本には(あとカースト制度のきついインドや韓国)いまだに彼らへの差別が残っている。以前に読んだ、角岡伸彦氏の「ふしぎな部落問題」にも、突然上映中止に追い込まれた食肉工場を取材したドキュメント映画の話があったが、なんでもオープンにしてくれという人々と同じくらい、そっとしておいてくれという人々もいるのは事実のようだ。

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